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田宮が先制、大竹が勝ち越しPK、枚方に勝利し開幕三連勝!

2022年03月28日 

 

今季2試合目のホームゲーム、当初の天気予報は雨だったが一転して快晴。アサスタ特有の強風と前日の大雨の影響でピッチにはところどころに水たまり。第3節の相手は前線に長身フォワードを2枚置き、スタメンの平均年齢23歳と若いメンバーで構成するFCティアモ枚方。前半の早い時間に先制したヴィアティン三重だったが、そこからは枚方が主導権を握る試合展開。37分に同点ゴールを許し後半になっても互いに譲らない展開。しかし89分、途中交代で入った大卒ルーキー⑨大竹将吾がエリア内で倒されてPK獲得。自らPKを決めて決勝点、最後まで粘ってギリギリのところで勝点3を手にした。

試合後の会見で樋口監督は言った「非常に厳しい試合になりました。その中でも相手の失点を1に抑えることができた、それはチームとしてのパワーを90分最後まで維持することができて、ベンチのメンバーも含めて最後まで闘うことができました。良くない中でも修正しながら闘っていく、その上で勝点3を取れたことは非常に大きな勝利だったと思います。」(※FCティアモ枚方戦・試合後コメント記事参照

開幕3連勝は2017年にJFL昇格後初。苦しみながらも勝ち切り、開幕ダッシュに成功した。

 

 

第24回JFL第3節・試合結果

ヴィアティン三重 2-1 FCティアモ枚方
(前半1-1:後半1-0)

  • 8分:⑮田宮碧人・ヴィアティン三重
  • 37分:⑲伊藤龍生・FCティアモ枚方
  • 89分:⑨大竹将吾(PK)・ヴィアティン三重

 

 

前半・⑮田宮が先制!終盤に追いつかれ苦しむ展開

 

西からの強風が吹く朝日ガスエナジー東員スタジアム、風下を選択したヴィアティン三重。対する枚方は身長190cm⑪バジル選手、180cm⑲伊藤選手の2枚を前線に置き高さを活かした攻撃と組織的なプレーを武器にする。

8分、ボールを保持しながらピッチ中央付近から⑤菅野が前線の⑩田村に長めのパス、それを田村がスルー、⑮田宮が追いかけ相手DF2人に一歩競り勝ちスライディングシュート!相手GKの脇をすり抜けたボールはゴールに転がって先制点。早い時間帯に良い流れからゴールを奪い勢いをつける。

 

 

 

先制点を奪ったあと12分に自陣でのパスミスからボールを奪われたところでミドルシュートを放たれるがGK①森建太がナイスセーブ、ピンチをしのぐ。

 

 

15分過ぎまでは細かくパスを繋ぎボールを握るヴィアティン三重。しかし20分あたりから徐々に相手ペースに。ヴィアティンは中盤でのパスミスが多く自陣でボールを失ってピンチを招く場面が増えるがセンターバックの②谷奥と④寺田が跳ね返す。

37分、中央付近でヴィアティン三重のスローイン。あっさりと相手ボールになりボールを繋がれ右サイドからアーリークロスを上げられる。ゴール前には戻りきれていないCBふたりと枚方のツートップの2対2。ヴィアティンCB陣は身体を寄せることもできず、風を読んだクロスボールはニアの⑲伊藤選手が点で合わせてビューティフルゴール。同点。

 

 

後半・追加点なく終盤へ、最後に大竹がPKを決めて勝利!

 

後半は風上に立ち試合の流れを変えたいヴィアティン三重。引き続き前からの厳しいプレスを続ける⑩田村、⑤菅野、⑮田宮。立ち上がりは互いにボールが落ち着かずチャンスも作れない。ヴィアティン三重はワンタッチパスが繋がる場面は良い流れになるものの、中盤で簡単にボールを失う場面が多い。少しずつ相手の圧に押されてきたのかセカンドボールも拾えず流れのある攻撃が展開できない。

61分、⑳金成純に代わって㉘寺下が左サイドに入る。サイドに展開できると相手ゴールに近づくことができるが、近いところの短いパスに終始し、ピッチを広く使えていない印象。相手に囲まれてボールを奪われ前に運ばれる。しかしCBの②谷奥・④寺田が粘り強く守る。中盤の⑯橋本・⑦森主もハードワークで粘る。71分、⑮田宮に代わって㉕藤澤が入る。74分に交代で入った枚方⑨森本選手のシュートはGK①森がナイスセーブで阻止、80分過ぎまで枚方の猛攻が続くが全員で身体を張って凌ぐ。

 

 

81分、⑩田村に代わって⑨大竹、⑰野垣内に代わって㉝奥村が入る。ラスト10分を切り互いに追加点が欲しい時間帯、㉕藤澤が入ったことで右サイドが活性化し㉔池田、⑤菅野と繋いでチャンスを作る。しかしそれぞれのゴール前に迫る機会は増えるがビッグチャンスは作れず。そして88分、GK①森からのゴールキックが風にのって二列目の⑤菅野に収まる。前を走る⑨大竹にスルーパス。ゴール前に飛び込む大竹、競り合う相手GKとDF、こぼれたボールを身体ごと追いかけ後ろからGKが接触、PKを獲得!

 

 

PKの判定に抗議する相手をよそにボールをしっかりと抱えた⑨大竹、自らボールをセットし気持ちを落ち着かせる。ルーキーとは思えない風格で難なくPKを決めた大竹、記念すべきJFL初ゴールは勝点3を手繰り寄せる価値あるゴールとなった。その後、全員が勝利への貪欲な姿勢を見せボールを保持。コーナーに寄せて時間を使う。体力ある若手揃いの相手に最後まで走り負けることなく勝ち切り、大きな勝点3を手にした。

 

 

最後まで苦しんだゲームだったが、悪いながらもポジティブな姿勢で闘い抜いて開幕三連勝。最高のスタートダッシュを決めたこの勢いを止めることなく、この試合で出た課題をしっかりと修正して次に向かいたい。次節の相手は強豪Honda FC、開幕前に樋口監督は言った「昇格を果たすためにはHonda FCに勝てるチームを作ること」。新チームが始動して2ヶ月余り、まだまだ目指すサッカーには遠いかもしれないが、以前キャプテン谷奥が言ったように「勝ちながら修正していく」。それができればヴィアティン三重は試合ごとに必ず強くなっていくはず。

闘うたびに強くなるチーム、ヴィアティン三重。ワクワクが止まらない。

 

 

藤牧CC、OBの寺尾俊祐氏、U-15の選手らも大活躍!

 

今回のホームゲームはいつものように藤牧CC(クラブコミュニケーター)のひとり実況解説にヴィアティン三重トップチームOBでアカデミースタッフを務める寺尾俊祐コーチ(㉟寺尾憲祐選手の兄)が加わりパワーアップ!また、試合運営ではかつて㉟寺尾憲祐選手も在籍したヴィアティン三重U-15の選手たちがサポートしてくれました。試合前には藤牧CCからU-15の選手たちにメッセージを送る場面も。

藤牧CCは実況解説だけでなく、年代を超えてヴィアティンファミリーをつなぐ役割も務めてくれています。次のアウェーゲームをはさんでホームゲームが2試合続きます!運営ボランティアスタッフの皆さんやジュニアユースの選手、OB選手、コーチも参加しヴィアティンファミリーが総力を上げて作るホームゲーム!みなさんぜひお越しください!

 

 

フォトギャラリー①

 

フォトギャラリー②

 

2022 JFL第4節 4/2 土 vs Honda FC

  • 第24回 日本フットボールリーグ 第4節
  • 試合日程:2022年4月2日(土)
  • 対戦相手:Honda FC
  • 試合会場:Honda都田サッカー場
  • 開始時間:13:00キックオフ

 

 

第24回JFL 第3節 vs FCティアモ枚方 JFL公式アーカイブ映像

 

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