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アサスタに雄叫び3発、ホームで武蔵野に勝利!

2020年10月18日 

前節で奈良クラブに敗れ今季二度目の二連敗。背水の陣で臨む今季9戦目。大切な試合をホーム・アサスタで迎えられるのは大きい。声援はないものの、サポーターたちの後押しは絶対的なチカラになる。そんなサポーターたちの想いを背負って闘った選手たちが躍動。東京武蔵野シティFCを相手に3ゴールを奪い、無失点で勝利を手にした。

ヴィアティン三重 3-0 東京武蔵野シティFC
(前半2-0・後半1-0)

  • 8分:ヴィアティン三重・古川大悟⑨
  • 16分:ヴィアティン三重・塩谷仁⑦
  • 90+3分:ヴィアティン三重・坂井将吾⑥

試合終了後・上野監督コメント

インタビュアー:今日の試合を振り返ってください。

上野監督:選手たちは本当によくやってくれました。試合前から集中してやってくれていましたので非常にいい形で試合に入ることができました。それが早い時間帯に2点取れたという結果に繋がったのだと思います。後半も最後に坂井がダメ押しで決めてくれましたので、全員が最後まで集中を切らさずによくやってくれたと思います。武蔵野さんは連戦続きで、さらに今日はアウェーでの試合ということで疲れがあったことと思いますので、コンディションの良い我々が良い試合運びをすることができたのだと思っています。

インタビュアー:前節から2週間のブレイク期間がありました。その間に取り組まれたことなどあれば教えて下さい。

上野監督:今日の武蔵野戦にフォーカスして練習してきました。それが今日の結果に繋がったと思います。次はホンダロック戦がありますし、負けられない試合が続きますので、次の試合に向けて切り替えて良い準備をしていきたいと思います。

インタビュアー:今日はGK森選手の声が印象的でした。それはなにか指示をされていたのでしょうか?

上野監督:森選手はずっと試合に出られない時もいい準備をしてきてくれました。公式戦に出場するのは天皇杯の鈴鹿戦以来でした。しかし毎日の練習で100%の力を出し切って、今日も素晴らしいコーチングをして後からずっと声を出し続けて選手たちを鼓舞してくれました。彼の日頃の練習の成果が発揮されたのだと感じています。次からも加藤大喜と切磋琢磨して共にレベルアップしていって欲しいと思います。

記者:今日は速い試合展開で、前半の早い段階で2点先制しました。これは戦略として考えていた展開だったのでしょうか?

上野監督:入りから集中してやっていこうとミーティングで話し、選手たちと誓い合ってピッチに立ってもらいました。集中力が途切れることもありませんでしたし、その結果が前半での2点に繋がったのだと思います。

記者:ボール保持率が高く、終始試合を優位に進めらていたように思います。そのあたりはどのように感じられていますか?

上野監督:先程も申しましたとおり、武蔵野さんは連戦続きだったことやアウェーへの遠征で疲労があったのだと思います。それを踏まえて引き固めてカウンターで狙ってくると予想をしていました。自分たちの保持率が高かったのですが、カウンターに気を配りながら攻めていこうと話していましたので、うまく試合に入ることができました。逆に最後の得点は我々のカウンターから点を取ることができました。キーパーの良いボールから得点につなげることができました。

記者:ブレイク期間中に武蔵野戦にフォーカスしてというお話がありました。具体的にはどんな準備をされましたか?

上野監督:武蔵野さんは鋭いカウンター攻撃が持ち味だと思います。まずはカウンターを受けないこと、そしてカウンターを受けたときの守備を練習してきました。あとは引き固められたときにどのように攻めるのか?という練習をしてきました。

記者:新加入した池田選手の起用には驚かされましたが、合流して間もない池田選手を起用するにあたって不安などはなかったのでしょうか?

上野監督:池田選手が合流してから1週間でしたが、彼が非常に良いものを持っていることをわかっていたので起用しました。それ以上に対戦相手である武蔵野さんが、移籍してきた池田選手が試合に出ることを了承してくださったことにとても感謝しています。池田選手はチームの約束事などの最低限のところを理解してくれた上で、スムーズにやってくれたことが良かったと思っています。

記者:加入間もない選手を起用することについてはある意味、賭けのようなところもありましたか?

上野監督:そんなことはありませんでした。池田選手も大竹選手も武蔵野さんから移籍してきた選手たちですので、相手の特徴をよく知っています。あとはチームが変わっても同じサッカーですので基本的なところは変わりません。武蔵野さんでやっていたことと違う部分をわずか一週間で可能な限り埋めてもらって、あとは本人の考えでプレーしてもらいました。決してギャンブルではありません(笑)

記者:3点目を取った坂井選手。途中起用に応えてくれましたが投入した理由をお聞かせください。

上野監督:夏は少し疲れが見えていたのですが、気温が下がってコンディションを上げてきていました。坂井は佐藤洸一とのコンビネーションが良いので起用しました。見事に点を決めてくれてよくやってくれたと思います。

記者:後半は押し込まれる場面もありましたが、守りに徹するといいますか、後ろ向きな姿勢が見受けられませんでした。攻撃的な姿勢を崩さないというような考えがあったのでしょうか?

上野監督:後半押し込まれた場面、本来は我々がもっとボールを保持したかったのですが、パスが繋がらなかったり、自分たちのミスで相手に渡してしまったりしたので少し残念な場面でしたけれども、粘り強い守備を見せてシュートブロックに行ったりと、中で全員が声をだしてカバーしあっていましたので、良い守備ができたのだと思います。そこから最後の坂井選手のゴールにつながったのだと思います。

記者:このあとの試合に向けての意気込みをお聞かせください。

上野監督:まず次節のホンダロック戦に向けて強烈に集中して練習をしっかり行い、良い準備をしようと思います。

インタビュアー:最後にサポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

上野監督:今日はみなさんに応援していただいて本当に嬉しかったんです。選手の後押しをして頂いてエネルギーを貰いました。本当にありがとうございました。次もまたお越し頂いて、ともに喜び合いたいと思います!

古川大悟選手・試合後インタビュー

インタビュアー:見ていて気持ちが良いスカッとするゴールでした!今日の得点シーンを振り返ってください。

古川選手:前半の早い段階で得点することができたのですが、ボランチの選手からのボールを中盤のスペースでうまく受けることができて、ターンして自分が得意としている左の方へドリブルで持っていきました。良いタイミングで洸一さんが中へランニングしてくれたこともあって左のスペースが空きました。角度がないところだったのですが、自分の得意なカタチだったので気持ちでファーサイドに押し込みました。

インタビュアー:このところ苦しい試合が続いていた中で、チーム内で話し合ったことや取り組んだことはありましたか?

古川選手:特別に何かをやったというのはないのですが、みんなが勝つために一致団結して「最後のフィニッシュにこだわる」ということをチームで話しあったので、そこを強く意識して練習しました。

インタビュアー:今日の試合は緊張感や選手たちの気迫がすごく伝わってきました。試合前には監督からどんな言葉がありましたか?

古川選手:相手は連戦続きで疲れているとは思うが、自分たちは相手よりも動いて勝つ、相手よりも走って勝つということを言われていたので、前半から全力で行くことができました。

記者:全体的にチームの活気を感じました。連敗が続く中でチームの雰囲気が落ち込んだりすることはなかったのでしょうか?

古川選手:二連敗してる中で、前節の奈良クラブ戦のあとは少しどんよりした雰囲気がありました。でも次の練習がミーティングからだったのですが、活気がないと上にはあがっていけないということはみんながわかっていましたので、武蔵野戦に向けての切り替えはうまくできていました。今日は応援ありがとうございました!

ホームアサスタで3発快勝!固い守備でクリーンシート!

今節は筆者が現地入りできなかったので、現地のピッチサイドカメラマンとスタンドレポーターからの報告を簡単にまとめました!あとは気持ちのいいゴールシーン動画をたっぷりとお楽しみください!

  • 試合前から選手たちの雰囲気が良く、いい表情をしていた。
  • 前半から良く声が出ていて、いつも以上の気迫を感じた。
  • アサスタが珍しく無風状態、東員ウェザーに惑わされることがなかった。
  • 無風だったため、GKが蹴りやすいコンディションだった。
  • GK森健太選手①のコーチングが素晴らしく、存在感を放っていた。
  • GK森健太選手①のコーチングが効いていて守備が安定していた。
  • 後半は少し停滞していた感があったが、無理に攻めにいかない印象もあった。
  • 望月嶺臣選手㉕がボランチで左右にバランス良く展開できていた。

16分・塩谷仁⑦ ゴールシーン

46分・佐藤洸一⑱ 惜しい場面

後半AT・坂井将吾⑥ ダメ押しゴールでチーム通算600得点目

負けられない闘いは続く、次節もホームアサスタで勝利を!

前節の連敗からホームでの快勝。今日の試合を切り取った写真から、選手たちの顔に自信が戻ってきているように感じる。日頃の練習と試合での勝利は自信を取り戻すには最善の方法であり、最高の手段である。中身の濃いトレーニングがなければ勝利は掴めない、勝利なくして自信を手にすることは難しい。

そしてホームゲームでのサポーターの後押し。

練習と自信、そしてサポーターの力。この三つが揃えばどんな困難も乗り越えられるはず。そしてその先に歓喜の笑顔が待っている。負けられない闘いと言葉で言うのは簡単かもしれないが、本当に負けないためにはピッチで魂を込めてファイトする事。シーズン開幕前に上野監督が掲げたテーマとスローガン「汗の結晶を見せよう」、いまこそそれを示す時だ。

選手とサポーターがひとつになって目の前にある一戦に臨もう。行くぞJ。

フォトギャラリー①

フォトギャラリー②

公式記録

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