NEWS

アーカイブ

NEWSヴィアティン・マニア

今季初の有観客でのホームゲーム!滋賀に逆転を許し敗戦。

2020年09月07日 

今季負けなしで臨んだリーグ4戦目は、今シーズン初めてとなる観客を入れてのホームゲーム。待ちに待ったこの日がやってきた。さまざまな制約がある中での開催とは言え、やはりスタジアムにサポーターの姿があるのは何よりも嬉しい。久しぶりにスタジアムで顔をあわせた面々が我らがヴィアティン三重の勝利を期待し、新しいゲーフラや応援グッズを身に纏って全員がメインスタンドに入場、ソーシャルディスタンスをとっての観戦・応援となった。

結果は後半に先制するも追いつかれ、アディショナルタイムに逆転を許しての敗戦。悔しいの一言だけでは言い表せないほどの悔しさ。逆転弾とともに降り始めた激しい雨に打たれ、選手たちも、今季初めてのスタジアム観戦を楽しんだサポーターも肩を落とした。

ヴィアティン三重 1-2 MIOびわこ滋賀
(前半0-0・後半1-2)

  • 63分:ヴィアティン三重・塩谷 仁 ⑦
  • 78分:MIOびわこ滋賀・山口真司 ⑲
  • 90+3分:MIOびわこ滋賀・久保 吏久斗 ㉜

試合終了後・上野監督コメント

試合全体を振り返ってください。

上野監督:久しぶりにお客様・サポーターの皆さんをホームスタジアムに迎えての試合だったのですが、残念な結果になり申し訳なく思います。1点リードするところまでは行ったのですが、そこから失点を許し逆転され、選手たちは一生懸命頑張ったのですが負けてしまいました。失点シーンについては後ほど映像でチェックしようと思います。最初の失点ではキーパーが出られたのか?ディフェンダーがもっと寄せられたのか?失点に繋がるカウンターの起点はどのように展開したのか?など詳しい流れは後ほど確認しようと思いますが、いずれにしてもカウンターからの残念な失点でした。アディショナルタイムも前がかりになったところで失点を許し、逆転されてしまいました。本当に申し訳なく思っています。

記者:今季初めてお客様を迎えての開催となりました、これまでの無観客での試合との違いなど感じたことがあればお聞かせください。

上野監督:お客様の前で試合ができるのは本当に久しぶりでした。試合前のミーティングではこれまで自分たちがやってきたこと、コンパクトに保って、最後まで闘う、あと一歩のところで頑張る、闘い切るところをお客様にお見せしようと、最後まで精一杯のプレーをお見せしようと全員で誓ってピッチに立ちました。しかしながら、最後このような逆転負けをしてしまい本当に申し訳なく思います。

記者:これまでリーグ3試合を終え4試合目を迎えるに当たって、選手たちのコンディションはいかがでしたか?

上野監督:試合を重ねるに連れてどんどん調子は上がってきていました。しかしながら⑱佐藤洸一が少し脚を痛めていまして、引っ張れるところまで引っ張ったのですが、そういう意味でも彼はよくやってくれたと思います。他の選手についてはみな良いコンディションで臨めています。もう少し回復すれば2名ほど復帰してくる選手もいますので、またここから切磋琢磨してレベルを上げていきたいと思います。

VTM:対戦相手のMIOびわこ滋賀に関してはどんな特徴があって、どんな準備をされましたか?そして失点シーンはどちらもカウンターからの失点でしたが、想定の中にあった攻撃だったのでしょうか?

上野監督:まずMIOびわこ滋賀さんはしっかりとボールを繋いでくるということがわかっていました。それをみんなでプレスをかけ、奪ってカウンターにもっていこうという練習をしてきました。当然ながら自分たちがしっかり繋いで、どのように崩していくという練習もしました。逆に失点シーンのところはカウンターを受けました。詳しくは見てみないと言えませんが、想定していたというより相手の㉜久保選手が速いのはわかっていましたので、ディフェンスの裏をやられないようにという形の練習はしてきたけれどもやられてしまった…。そういう失点だったと思います。

今日はありがとうございました。

後半に塩谷のゴールで先制!しかし追いつかれ、ATに逆転を許す

風下からの攻撃になった前半、互いに激しいプレスを掛け合う展開。短いパスを繋いで空いたスペースに長いボールを放り込んで来る滋賀。風を上手く使ってゴール前に迫る。一方ヴィアティンはトップの⑱佐藤洸一にボールを集めるが早めに潰される。右サイドの平信から相手ゴールに近づくも決定機は作れず、前半はシュートわずか1本。風下で45分耐えて後半へ。

後半に入ってコンディションが思わしくない⑱佐藤洸一が53分に⑩北野純也と早めの交代。そのあたりからコンパクトな陣形を保ちながら徐々に攻撃のリズムを掴み始める。63分に㉚平信が起点になり、パスを繋いでスペースに走った平信へ北野から絶妙なパス。平信から左サイドで完全にフリーになった⑦塩谷仁にはたいて見事なゴール。待望の先制点を奪った。

後半は良い時間帯が続いたが78分にカウンターからの失点を許し、試合は振り出しへ。追加点を奪うべく必死に走るヴィアティン三重。疲れの見える㉓西村・㉚平信を㉕望月嶺臣・⑮河村英侑に入れ替える。⑨古川・⑩北野・⑦塩谷が何度かゴールに迫る。しかしあと一歩のところで合わず。

そして90分が過ぎ分厚い雨雲が迫って小雨がちらつき始める。90+3分、スローインから一気にヴィアティンゴール前にボールを運ぶ滋賀、人数は足りていたが滋賀㉜久保選手がスピードを活かしてディフェンダーを振り切ってシュート、残りわずかのところで逆転ゴールを許してしまう。そして滝のような雨とともに試合終了のホイッスル。最後の最後で試合をひっくり返されて勝点を失った。

最後のアディショナルタイムで同点に追いつかれたHonda FC戦。2点リードから90分に失点したものの勝ちきったFC大阪戦。後半〜終盤の危うさを危惧していた中での逆転での敗戦。最後の闘い方にまたしても課題を残した。

フォトギャラリー①

フォトギャラリー②

公式記録

NEXT MATCH 9/13 SUN vs 松江シティFC

  • 試合日程:2020年9月13日(日)
  • 対戦相手:松江シティFC
  • 試合会場:松江市営陸上競技場
  • 開始時間:15:00キックオフ