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2021年J3昇格を目指して、東員町陸上競技場をJ3基準に改修決定!

2019年11月30日 

2019年11月29日、東員町庁舎で報道発表が行われた。東員町スポーツ公園陸上競技場の指定管理団体としてヴィアティン三重が選定され、この日に行われた議会で議決されたという内容だった。

  • 施設の名称:東員町スポーツ公園陸上競技場
  • 指定する団体:ヴィアティン三重ファミリークラブ
  • 指定の期間:2020/4/1〜2030/3/31(10年間)
  • 協定書の締結時期:2019年12月上旬

これにより、ヴィアティン三重が東員町スポーツ公園陸上競技場の改修工事を行うことができることとなり、J3基準を満たすホームスタジアムとして使用できることが決まった。

Jリーグ昇格への課題となっていたスタジアム問題が解決することとなった。

記者会見全文① 東員町・水谷町長コメント

かねてからヴィアティン三重からサッカートップチームのホームグラウンドにしたいという要望を頂いていた。ここはいなべサッカー協会の管轄になるので、地域の方々・サッカー協会と競技を重ねてきた結果、東員町としてヴィアティン三重のホームタウンとして受け入れようという方向で検討を進めて来た。

その方法として、東員町スポーツ公園陸上競技場(以下、陸上競技場)の指定管理者にヴィアティン三重を指定することが適切ではないかということで、本日議会にて議決し2020年4月からヴィアティン三重に管理をして頂くこととなった。期間は10年。

あわせてネーミングライツもヴィアティン三重にお願いしており、まだ名称は決まっておりませんが、ヴィアティン三重に決めてもらうこととなる。

これからはこの陸上競技場とヴィアティン三重という東員町のチームの存在を我々としても活用し、地域とヴィアティン三重とが一体となってヴィアティン三重を応援することによって東員町としての設備ができると考えている。

そしてこれを利用して「東員町の町づくり」をしていかなくてはいけないと感じている。

ヴィアティン三重は総合型地域スポーツクラブなので、サッカーだけではなく色々なスポーツを通した地域づくりにお手伝い頂けると確信している。これを機に我々はヴィアティン三重をしっかりと応援し1年でも早く、我々としては来年にJ3昇格を決め、再来年には上がってほしいという思いで一杯です。

チームとしても昇格に向けての努力をして頂けると思うので、来年1年間楽しみにしている。

三宅東員町議会・議長のコメント

先ほど、この大きな議案が議決しホッとしています。最初、この話を町長からもらった時に「本当に大丈夫なのか?」という不安があった。しかしヴィアティン三重の試合を観させて頂いた時に後藤社長からいろんな説明を受ける中で、「これは東員町にとって非常にプラスになるのでは」と感じた。

これを他の議員に話してみたところ、これまで東員町の懸案になっていた陸上競技場の管理という部分で、指定管理も含めてヴィアティン三重にやってもらえるということはまさに渡りに船だと感じました。その他の市町村と合併をしなかった小さな町・東員町(人口約2.6万人)がこれを機に「キラリと光る町」としてみなさんに訴えることができるのではないかという思いが湧いてきた。
議会の中でも水谷町長と後藤社長からご説明を頂いた。最初は議員もみな不安に感じている部分もあったが「ヴィアティン三重をなんとかしたい、東員町で受け入れたい」という町長の強い思いがありましたので、我々も嬉しい思いがありました。

議員みんなが試合を観ているわけではないが、実際に試合を観るとその情熱が伝わってきた。観客、サポーターが凄く熱心にヴィアティン三重を応援している姿を見て、ラグビーのように東員町とヴィアティン三重が「ワンチーム」で活動していけたらと思っている。

できれば全会一致したかったが、共産党議員1名の反対はあったものの賛成多数ということで議決することができた。

ヴィアティン三重・後藤社長コメント

まず率直にホッとしています。無事に議会で承認頂き誠にありがとうございました。あらためて感謝申し上げます。

ヴィアティン三重はサッカーチームとして活動しているのですが、ホームスタジアムがなく、三重県内にはJリーグの基準を満たすスタジアムがない、そんななか今季はJFLのホームゲーム15試合を全て東員町陸上競技場で開催することができました(昨シーズンまでは東員町、四日市市、伊賀市などで開催)。

その過程で水谷町長をはじめとした東員町のみなさんとコミュニケーションを取る機会が増えてきた。東員町様としても町づくり、地域の活性化など様々なことを考えていらっしゃる、我々ヴィアティン三重はホームスタジアムを探している、その中で考え方が合致してくるところが少しずつ出てきました。細かなところを詰める必要があり、打合せを重ねてきた結果、本日の議会での決定に至ったという流れです。

Jリーグ入りというのはひとつの大きな目標です。まずJ3になりますが、三重県にはまだJリーグチームがありません。先ほど町長から力強いお言葉を頂きましたが、チームを強化して少しでも早く昇格を実現したいと思っています。

同時に大切なこととして、我々ヴィアティン三重発足の理念が「子どもたちを笑顔に、地域と共に夢と感動を」という考え方です。「Jリーグ昇格ありき」ではやはり地域に根付かない、地域から必要とされないかもしれない。地域の皆さんにはたくさんのお困りごとがあると思います。社会問題化していることがあるかもしれない、高齢化問題だったり、独居老人の問題、子ども食堂のような考え方であったり、色々なことがここ東員町においてもあると思います。そんな中、我々ヴィアティン三重というクラブが地域のお困りごとを解決できるような、必要とされるような、そんな存在になる必要があると思っています。

そしてクラブとしてはサッカーが一番規模が大きいですが、総合型スポーツクラブとして11種目運営しておりますので、もちろん陸上競技場のトラックも継続して使いますので、子どもたちの陸上教室であったり、ヴィアティン三重RCに所属している短距離のトップ選手(矢橋寛明選手)が走ることがあったり、色々なイベントを誘致したり、色々な世代・親子三世代が集うような「スポーツコミュニティ」にしていきたいと考えております。

そんなスポーツコミュニティとして地域に根付かせるとともに、文化を作っていきたいと考えています。

今日やっとスタートラインに立ったと考えています。今から色々な準備をして、指定管理業者として、ヴィアティン三重としても色々勉強しながらになるとは思いますが、地域の方々に集まって頂ける、ご支援頂けるような指定管理者・クラブになっていきたいと思っています。

そして今日、承認を頂くにあたって本当にたくさんの方々のご支援、ご協力があってここに至ったと思っておりますので、この場にいらっしゃらない方もふくめて、熱く御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

会見でのヴィアティンマニアからの質問と回答

VTM:水谷町長にお聞きします。JFLからJ3に昇格するに際して、1試合平均2,000人、ホームゲーム15試合で年間3万人の人がここ東員町を訪れることになります。その3万人に対して、東員町として期待していること、3万人に満足してもらうために東員町として準備・考えていることを教えてください。

すでに、若い人を中心にして、陸上競技場の前にある中部公園の活用に取り組んでもらっている。例えば春と秋に開催の「東員マルシェ」、これは多い時には2日間で1万人を動員するイベントに育っています。それだけではなく、他にも小さなマルシェやイベントも含めて中部公園の活用に積極的に取り組んでいます。

ヴィアティン三重との協力関係がスタートし、ホームゲーム15試合をして頂く時にたとえばこの中部公園と陸上競技場のコラボ企画をしたいと考えています。実は先日、中部公園でグルメ祭りというのを開催し、その時に三重ダービーが開催されましたのでコラボイベントとしてやってみました。それはすごく上手くいったと感じています。

グルメ祭りにも多くのお客さんに来て頂いた、陸上競技場には4,000人を超えるお客さんに来て頂いたという実績をもとに、こういったコラボ企画も含めて東員町が主催するイベントとヴィアティン三重の試合が相乗効果を生むようなことができればと考えています。

また、三重ダービーが行われた11月10日を目標に、北勢線東員駅から陸上競技場まで歩いて10分ほどの距離なんですが、もともと何もないので遠く感じるのです。そこへヴィアティン三重のオレンジの旗を立てて「ヴィアティンロード」を作りました。そのヴィアティンロードをたどりながら陸上競技場まで来ていただくと、陸上競技場の向こうに何か夢が開けてくるようなイメージをもって頂くことができると感じています。そして北勢線をたくさん利用して来て頂くとありがたいと思っています。

今日の議会でもありましたが、今のところ駐車場が足りていない。対策を考えて行く必要があると思っているのですが、できれば北勢線を利用して試合を観にきて頂けると嬉しいです。従って、北勢線の運営会社である三岐鉄道さんとコラボした企画、たとえば「ヴィアティンチケット」のようなものができると面白いのではと思っています。

とにかく東員町にとってもプラス、ヴィアティン三重にとってもプラス、というものがこれから進めていけると思っています。

VTM:後藤社長にお聞きします。今季のJFL16チームの中では4チーム(青森・武蔵野・奈良・今治)がJ3昇格に必要な資格を持っている中で、FC今治1チームだけが昇格を成し遂げることができました。《競技力・集客力という不確定要素》に対する具体的な方策があればお聞かせ下さい。

競技力、チームの強さということですね。昨シーズンの監督交代が12月末のタイミングでしたので、実は今季を闘う選手・メンバーがほぼ決定していました。そのあと数名が入団してくれましたが、このメンバーで上野監督お願いします、という順序になりました。

監督の更新発表をまだしていないので表現は難しいですが、今季は監督とコミュニケーションを取りながら、開幕までにどれだけ準備ができるか?補強ができるのか?を進めています。既存選手の契約に関する面談が最終戦を終えた来週から始まるのですが、移籍・引退をする選手が出てくるかもしれませんので、どのポジションが必要なのか?どこを強化すべきか?が見えてきます。

すでにシーズン途中で獲得の意向を伝えている選手もいますし、当然4位以内を達成できる戦力を開幕までに準備を整えて行きたいです。蓋を開けてみてシーズン途中で弱いポジションなどが出てくれば夏の補強を行うことになります。

次に集客力に関して、先日11月10日の鈴鹿アンリミテッドFC戦・三重ダービーで手応えを得ることが出来ました。こういうPRをすれば4,000人集まるのか!ということが見えました。

チケットの販売方法についても、これまではホームゲーム全試合共通入場券(日付指定無し)として販売していました。来季に向けての準備が間に合うかどうかもありますが、日付限定のチケットを販売する方がプレミアム感が出る「この日を逃すとまた買わなきゃいけない、絶対に行こう!」というキッカケになると思います。非常に管理が大変になるとJ3昇格を決めたFC今治さんからはお聞きしているのですが、取り組む価値があると思っています。

先日、三重ダービーの観客数を事前に積み上げたところ、3,950名の方にご来場頂けると計算していました。そして蓋を開けると3,000人、3,000人を切るぐらいのかなと予測していたところ逆で4,000人を超える結果となりました。ご迷惑をおかけしたのですが、あるスポンサー様からは「うちの従業員、来たけど駐車場が無くて帰ってしまったよ」という声も頂きました。先ほど町長から電車でお越しいただきたいというお話もありましたように、北勢線東員駅から歩ける距離ですので、そこのPRも東員町様と連携してやっていきたいと思います。

ですので11月10日の成功事例を踏まえた上で、来季の全試合を同様にやるのは難しいとは思いますので、ポイントとなるターゲットの試合を決め、それをくり返しやることで必ずリピーターが増え、平均観客数は必ず伸びると思います。1万人集客することはできない場所ですが、3,000人、4,000人と観客を増やして行きたいと考えております。

引き続きヴィアティンマニアでお伝えします!

2019年11月29日、ヴィアティン三重が大きな一歩を踏み出した。東員町の皆さんを始めとして、多くの人達の支援・協力があって進めた貴重な一歩である。

この日の会見では他にも様々な質問が投げかけられた。その質問内容や回答、J3昇格までの道のり・スケジュールなど、引き続きヴィアティンマニア目線でわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

That’s one small step for man, one giant leap for VEERTIEN MIE!FOOTBALL PLEASURE!