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堅守を崩せず、アウェー夢スタでFC今治に敗れる。

2019年09月08日 

真夏のような暑さの中、アウェー夢スタ(ありがとうサービス. 夢スタジアム)で行われたJFL第20節・FC今治戦。

早い時間にカウンターから失点、守備を固める相手を崩せず2失点目もカウンターから。堅守を崩せずチャンスを作れなかったヴィアティン三重に対し、少ないチャンスを確実にゴールにつなげたFC今治。

2017年、ともにJFLに昇格した同期組。JFL昇格後は一度も勝てていない相手だけに、なんとしても勝ちたかった今日の試合。アウェーで悔しい結果となった。

FC今治 2-0 ヴィアティン三重 
(前半1-0・後半1-0)

9分:FC今治・内村圭宏⑬
70分:FC今治・桑島良汰⑭

試合終了後・上野監督公式記者会見コメント

たくさんの人が集まってくださいましてありがとうございました。

やはり、早い時間帯に今治さんに得点を奪われると逆転するのは難しい状況になります。失点後は引いて守備を固められ、予定通りの試合運びで後半に追加点を奪われ2-0で負けてしまったという結果です。

悔しい結果ですが、選手たちと一緒に悔しがって、1点目のようなイージーミスがなくせるようにまたやりますし、2点目のカウンターもそうです、今治さんの力が上だったといえばその通りではありますが、我々も反省するべき点は反省し、またチャレンジしていきたいと思います。

VTM:前半の終わり頃からボールを持てるようになり、中盤までは持ち込めるようになりましたが、前線で決定機を作るには至りませんでした。その要因はどこにありますか?

引いて守備を固められた、相手が先制点を取ったことが全てだと思います。引かれると崩すのは難しくなりますし、我々に崩すだけの技術がなく、うまく連携もできなかった。

そういう練習(引いた相手を崩す)もしているだけに、それを出せなかったのが残念です。今日はありがとうございました。

FC今治・小野監督公式記者会見コメント

※主にヴィアティン三重に関するコメントのみ掲載。

まず相手についてですが、とても素晴らしいチームで、前線からとにかくマンマークで最終ラインを余らせない、徹底的にプレッシャーをかけるというスタイル。特に天皇杯で格上チームとやった時にはそれが非常に有効だった。湘南ベルマーレともやって、相手にほとんど何もさせなかったというサッカーでした。

かなり手強いチームだと予想するなかで、どうやってそのプレッシャーをかいくぐって、マンマークのところを逆手に取れるか?楽しめるか?というところをトライしてやってきました。

前半はやはり相手の運動量がかなりある中、非常に良い形で先制してペースを掴んだのですが、クーリングブレイクのあと相手に主導権を渡してしまった、そこは大きな反省点です。しかし後半はディフェンスが左右にスライドして修正してくれました。あとは運動量で最後まで負けなかったところが勝った要因だと思います。

(岡山選手を先発起用した理由は?という記者の質問に対して)運動量が豊富な彼に相手がマンマークで必ずついてくる《前半はウラに飛び出して間延びさせてスペースを作る、ついてくることによって相手を消耗させる》という狙いでした。しっかりその役割を果たしてくれました。

今日はお互いにチャンスが少ない展開になると予想していましたので、その中で決めるべきところでしっかり決める、数回は必ず訪れるピンチをしっかり抑えてクリーンシートに持っていく。それを掴むことによって自分たちの人生を変えることができると言って送り出しました。

苦しい時間帯も足を止めずに最後までやってくれた、その結果掴み取った勝利だと思います。

前半・9分にカウンターから失点、終盤に主導権を握るもゴールは奪えず

試合前には両チームサポーターが揃ってお互いの選手バスを出迎える。対戦相手ではあるものの、ともに切磋琢磨する同期昇格組の仲間!

前半早々にカウンターから失点、その後も攻めあぐねる。

30分を過ぎたあたりから主導権を握りボールを前線に運ぶもののゴールに迫った場面は3回、FC今治の堅守を崩せない。

後半、右サイドからのピンポイントクロスで失点

後半に入っても引いて守備を固めるFC今治。うだるような暑さで消耗するヴィアティンの選手たち。一歩目の飛び出しやボールに寄せる場面で少しずつ後手を踏み始める。

70分、右サイドから相手のスローイン、パスを受けた駒野選手がワンタッチで二人をかわし駆け上がり右サイドからピンポイントで正確なクロスを放り込む。脚が止まりかけてきたヴィアティンディフェンス陣がゴール前でマークを離してしまい、ヘッドで合わされて失点、疲労に追い打ちをかけられる。

72分には怪我から復帰した⑥坂井を投入、82分には調子を上げてきた㉕佐々木を投入してたたみかけるも守備を崩せずチャンスが訪れない。


そしてそのまま終了のホイッスル、悔しい敗戦となった。

今治まで駆けつけてくれたサポーターたち!

相手ゴール前で良い場面を作れず、今季FC今治に連敗。上野監督が語ったとおり、技術とフィジカルで勝る相手が守備を固めた場合に崩すのは容易ではない。そして数少ないチャンスを的確にモノにする技術の高さを見せつけられる結果となった。

しかし、リーグはまだ終わっていない。残り9節、今治まで駆けつけてくれたアツいサポーターたちと、そして次はホーム東員で地元三重の熱狂的なサポーターと共に闘い、勝利を掴もう。

まだまだここからだ。We are VEERTIEN, FOOTBALL PLEASURE!

第21回 JFL・第21節

  • 対戦相手:ヴェルスパ大分(7位)
  • 日程:9月16日(月・祝)
  • 会場:東員町スポーツ公園陸上競技場
  • 開始時間:13:00キックオフ