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ホーム2連勝ならず、JFL第16節・奈良クラブに敗れる。

2019年07月21日 

第21回日本フットボールリーグは15節を終えて折返し、後半戦に突入。前節のホーム初勝利に続いて2連勝を狙って奈良クラブをホームに迎えたヴィアティン三重だったが後半に2失点、0-2で惜しくも敗れ、夏休み最初のホームゲームでの連勝は果たせなかった。

ヴィアティン三重 0-2 奈良クラブ
(前半0-0・後半0-2)

66分:奈良クラブ・向 慎一⑩(PK)
78分:奈良クラブ・加藤 徹也㉔

試合終了後・上野監督公式記者会見コメント

PKを与えてしまった場面の詳細はビデオを見ないとわからないのですが、我々のチームの約束事で「PKを与えない」というのがあります。それを与えてしまった、すなわちそれが負けにつながるということ。もう1点はコーナーキックの折返しやこぼれ球の対処。日頃から練習はしていますが、そこの徹底が足らないと感じました。大きくはその2つです。

決めるべきときに決められない、前半も後半もチャンスはありました。特に前半ですね、決められるチャンスに決めないといけない。そこまでの決定機ではなかったですが、みんなうまくなってきています。どこを突いたらどうなるかとわかっている中で、とるべき点を取れなかったのでこのような接戦をモノにできないという結果になるのだと思います。

やはりもっと上を目指していくには、簡単に失点しない、PKやセットプレーを与えない、点を取るべき時に取るといった部分が重要だと感じます。

相手に守備を固められたり、今日のようなピッチコンディションが悪い状況だったのですが、そういう中でもやるべきことがあります。全員が頭を整理して、やるべきことを徹底しないと今日みたいな試合になると思います。

選手たちともう一度やりなおして、闘っていきたいと思います。

今日もたくさんのサポーター、ファンのみなさんに応援していただいたにもかかわらず、不甲斐ない試合を見せてしまい申し訳ないと思います。

失点してからの方が良いプレーが出ていたので、もっとやれるじゃないか、点を取られてから頑張れるじゃないか、ということを試合が終わってから選手たちと話しました。そんな時も全力で、精一杯のちからを出すというところがヴィアティンの良いところだと思いますので、しっかりと準備をして次に向かっていきたいと思います。

VTM:これまでの16試合を振り返ると今日の奈良クラブさんのように、細かく繋ぐのではなく大きく蹴ってくるようなチームに苦手意識がある、相性が悪いような印象を受けます。そこについてはどのように捉えていますか?

結果だけを見るとその見方はある程度当たっていると思います。

開幕戦で奈良クラブさんと対戦したときも天候が良くなかったので、大きく蹴って来られましたし、同様に今日のようなピッチコンディションだと細かく繋ぐのは難しくなるので大きく蹴ってこられました。逆に我々が繋ごうとしたところを奪われてカウンターをされたりしましたし、それも考えてシンプルに繋いだり、長いパスで繋いだりと対策をしましたが、意識の徹底が足らなくて小さくなってしまう場面がありました。

大きく蹴ってくるチームや細かく繋いでくるチーム、いろんなチームがある中で「どのように対応するのか?」を自分たちで整理しています。その整理が徹底不足だったと自分の中では思っていますので、もっとこういったチームに対処する練習をして、もっと頭の中を整理して、対処法を徹底して。それしかありません。

奈良クラブさんのように、身体が大きい、速い、当たりが強いという相手に対して、我々がどこに活路を見出すのか?それはハードワークと、アタマを使うことと、全員で意思を合わせることしか方法はないと思います。

今日はそこの徹底不足だったと言えます。今日はありがとうございました。

奈良クラブ・杉山監督 公式記者会見コメント

※ヴィアティン三重についてのコメントのみ抜粋

VTM:ヴィアティン三重と対戦するにあたり、どのようなチームという見方をされていて、どのような対策を準備されましたか?お話できる範囲でお聞かせください。

杉山監督:ゴールに向かってくる勢いがすごいチームだと思います。動きが鋭いですし、1人目だけでなく、2人目、3人目、4人目、5人目と後ろからどんどん湧き出てくるような、良く走るパワフルなチームだと感じていました。ですのでその部分を出させたくないという話をしていました。

じゃあどうすればいいのか?まずはマイボールを多くしていくこと、球際で相手の強さに負けないこと、奪われた瞬間にどんどん選手が出てきますから、まずは走ってついていくしかない。そういった点を地道にコツコツとやってきたことが今日の試合で発揮できて、相手を抑えることができたのだと思います。

これは我々の自信につながったと思います。

前半・少ないチャンスに鋭く反応、しかしゴールは奪えず。

試合序盤から相手の気迫あふれるプレーにやや押され気味なヴィアティン。フィジカル、パワーで勝る相手にパスワークとスピード、全員で動き回ってペースを掴みに行くがチャンスに至る前に潰される。

そんな中、自陣でボールを奪い素早く攻撃に転じる。⑥坂井が抜け出し、⑩北野が走り、左から⑱塩谷が、右からは⑯寺尾がチャンスを作る。しかしゴールは奪えず。

後半・PKを与え失点、セットプレーのこぼれ球からも失点

後半に入っても流れをつかめないヴィアティン。いつも通りのハードワークが出来ていないわけでもない、足が止まっているわけでもない、しかし上手くいかない。強いて言えば相手のほうが球際に迫力があった。

後半も自陣でボールを奪って坂井が長い距離をランニング、そのままシュートを放つが相手GKのビッグセーブに阻まれる。

そして前掛かりになっているところでDFの裏に抜け出され、必死に追いかける。後手に回った守備の結果エリア内でファール。66分・PKを与え失点。

続いて78分・コーナーキックからの跳ね返り、混戦から失点し2点のビハインド。

交代で入った㉚平信、⑬藤牧、㉞原口らが必死にゴールを狙うも得点は奪えず時間だけが過ぎていく。

逆に2点を奪った奈良クラブはガッチリ守備を固め、ゴール前で自由にさせてもらえず90分が過ぎ試合終了。

ホーム東員では天候にも勝利にも恵まれない試合が多い…、しかしこれもサッカー。次につなげるしかない。

不順な天候にも関わらず、ホームゲームは華やかな雰囲気で盛り上がりました!

残念ながら試合に勝つことは出来ませんでしたが「ヴィア祭り」と銘打ったホームゲームは試合前から大盛り上がり!夏休み最初のホームゲームとあって元気な子どもたちの姿もたくさん見られました(^^)

そして浴衣で来場してくれたサポーターもたくさん!チアのメンバーも今日だけは浴衣を着ていつもと違う夏らしい雰囲気作りに一役買っていました♫

レーシングドライバー松田次生選手のトークショーも大盛況!

さらには三重県桑名市出身、三重県が誇るレーシングドライバー松田次生選手とマッチデースポンサー「中央自動車㈱」小谷中社長のトークショーも開催されました!モータースポーツファンの方も来場されていて、松田選手の楽しいトークショーをお楽しみいただきました!

ホームゲームにご来場頂いたみなさん、ありがとうございました!

第21回 JFL・第17節