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JFL第6節 テゲバジャーロ宮崎戦 風に翻弄され敗戦

2019年04月27日 


強風吹き荒れる東員町スポーツ公園陸上競技場。後半5分、風上に立ったテゲバジャーロ宮崎・⑬石田選手が蹴ったフリーキックは、風に乗ってゴール左隅に吸い込まれていった。風に翻弄されたのではなく、風を活かすことができなかった。

0-1での敗戦…ゴールデンウィーク10連休の初日、平成最後のホームゲームはなんとも悔しい結果となった。

試合終了後・上野監督会見コメント

上野監督:まず最初に、ホームゲームで前回(第2節・FCを大阪戦)も負け、今回も負けたことについて大変申し訳なく思います。

風が強い中やりにくかったのは事実なのですが、それは我々も相手もお互い同じことです。我々が前半のフリーキック、コーナーキックのチャンスに正確なボールを蹴ることができずに決めることができなかった、それに対してテゲバジャーロ宮崎さんは正確に蹴ってきて得点に繋げた。そこは宮崎さんの方が精度が高かったということです。キックの精度、セットプレーの精度を高めるには練習を重ねていくしか方法はありませんので、繰り返し繰り返し練習していきたいと思っています。

1点取られた後、風が強いので下(グラウンダー)でボールを繋いでいこうと指示しました、その中で何度かチャンスがありました。西村のシュートも惜しかったですし、ゴール前に迫る場面もありました。坂井が入ってクロスをあげたり、二列目からクロスを上げたりすることができました。得点には繋がりませんでしたが、得点に近づいてはいると思いますので、引き続き練習を重ねて、これも繰り返しやるしかありません。そして次の試合に臨みたいと思っています。

記者の質問:これまでの試合で見せてきた人数かけたプレスや、早いプレスがあまり見られない印象でした。その原因はどのあたりにあったのでしょうか?

上野監督:おっしゃるように、もう少しできたんじゃないかなと思います。ただ、プレスをかけに行っても風が強いせいか相手が早めに蹴ってしまう、プレスをかけるにもかけられない、寄せるタイミングがなかった、そういう場面が多かったように思います。

とはいえプレスをかけられる場面がなかったわけではありませんでした、人数をかけて囲い込みプレスをかけるというのが上手くできなかった場面が何度かありました。後半には自分たちのボールにできる場面で相手に奪われ、カウンターにも行けなかった、そういう場面が数回あったと思います、そこはもったいなかったと感じています。

記者の質問:このところ好調だった寺尾選手に代わって塩谷選手を起用していました。そこは何か理由があるのでしょうか?

上野監督:三重県選手権で途中から寺尾に代えて塩谷を使いました、そこで塩谷の方が良い働きをして得点もとりました。決して寺尾が悪かったわけではなく、おっしゃられるように調子も良いです。右で出るのか?左ででるのか?どちらの選手がでるのか?そこはお互いが切磋琢磨してレベルをあげていって欲しいと思います。今日はありがとうございました。

風上を活かせなかったヴィアティン、活かしたテゲバジャーロ宮崎

風上を活かせなかったヴィアティン、風上を活かしたテゲバジャーロ宮崎。これに尽きる。

風上に立った前半、フリーキック6回・コーナーキック3回、これをチャンスに繋げることができなかった。強風がキッカーの読みを超えたのか、キックそのものの精度が低かったのか、誰も触れること無くゴールラインを割り、誰も触れること無く相手GKの懐に収まる場面が目立った。

何度もハイボールに競る藤牧⑬、落としたボールが味方に収まらない。寄せようにも先に蹴り出されプレスがかからない。

ディフェンスの裏に出したパスも風に押され加速、ゴールライン際ギリギリまで走らされクロスも上がらず…。

風を考慮してニアを狙ったコーナーキックはややショート、野垣内には合わず。

上手く風を操れない中、前半41分・スタメン出場を果たした塩谷⑱がゴール前の浮き玉に反応しオーバーヘッド!しかし相手GKの好セーブでゴールならず。もっともゴールに近づいた瞬間だった。

風下の後半・坂井、北野、平信を投入

風下になった後半、原口㉞に代えて坂井⑥を投入。しかし早々にFKで失点。その後はグラウンダーのパスやドリブルで展開しチャンスを作る。

坂井からのグラウンダーのクロスに合わせた西村㉓のシュートは風に戻され枠の外へ

シュートがゴール左に逸れ、膝をつくキャプテン西村仁志。後半のシュートはこの1本にとどまった。

移籍後、JFL初スタメンとなったGK曳地①、悔しいデビュー戦となった。

70分・藤牧に代わって北野⑩投入、流れを変え相手エリアに迫るもチャンスまで至らず。

警告累積で出場停止の寺田に代わって初スタメンの西村竜馬㉟、高さとフィジカルの強さを活かし安定した守備を見せた。

予想を超える強風という外的要因があったとはいえ、ゴールデンウイーク初日に集まったサポーターにヴィアティンらしいサッカーを見せられず肩を落とす選手たち。一歩ずつ成長する新生ヴィアティンの前にまたひとつクリアすべき課題が見つかった。西からの強い風が吹きやすい東員町スポーツ公園陸上競技場をホームスタジアムとする以上、絶対に解決しなくてはならない課題だと言える。

風をも制して、強くなれ。

次節、アウェー鈴鹿での三重ダービー

2019年ゴールデンウイークの終盤、5月5日。新元号「令和」最初の対戦は鈴鹿アンリミテッドFCだ。今季からJFLに昇格、3年ぶりに同じカテゴリーでの対戦となる。

事実上、現時点で三重県サッカーの頂点を争う一戦。三重ダービー。

JFLの30試合、すべてが負けられない重要な闘いであるが、この一戦がどういう意味をもつのか。それをぜひスタジアムで体感してほしい。そして全力で選手たちの後押しをして欲しい。

選手たちは相手がどこであろうと、ヴィアティン三重のサッカーを貫いて闘い抜いて欲しい。そして勝利を掴もう。

第21回 日本フットボールリーグ第7節 vs 鈴鹿アンリミテッドFC

  • 日程:2019年5月5日(日)
  • 会場:AGF鈴鹿陸上競技場
  • 開始時間:13:00
  • 対戦相手:鈴鹿アンリミテッドFC