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第5回・後援会キックオフパーティー 取材レポート

2019年02月25日 

2019年2月22日、四日市にある都ホテルにてヴィアティン三重後援会主催「キックオフパーティー2019」が開催され、ヴィアティンマニア編集チームも出席。先日行われた新体制発表会はクラブ主体での開催、今回のキックオフパーティーは後援会による開催で多数の参加者を集め、大規模かつ非常に盛り上がったパーティーとなった。

ヴィアティン三重後援会とは

まず最初にヴィアティン三重後援会の概要を解説。現在の会員数は218社。地域別の会員企業数は以下の通り。

  • 桑名・いなべ・東員地区:82社
  • 四日市地区:95社
  • 鈴鹿・亀山地区:19社
  • 津・久居地区:15社
  • 松阪地区:2社
  • 三重県外:5社

地域別にみると四日市地区が最も多く、会長が四日市に本社を置く日本トランスシティ株式会社・小林長久氏であることからも、パーティーが四日市で開催されるのも納得である。役員には名誉会長として鈴木英敬三重県知事、名誉顧問には森智広四日市市長を始めとし桑名市長、いなべ市長、亀山市長、木曽岬町長、菰野町長、朝日町長、川越町長が名を連ねている。

ヴィアティン三重後援会 公式サイト(リンク)

地域としての機運上昇、新体制・新生ヴィアティンへの期待

パーティーの前には総会が行われ各種報告とあわせて新副会長に就任した株式会社三重平安閣(四日市市)代表取締役・松嶌康博氏の発表などが行われ、その後18時からパーティーがスタート。最初に小林長久後援会会長(日本トランスシティ株式会社・代表取締役会長)の挨拶から始まり、鈴木英敬名誉会長、森智広名誉顧問の挨拶と続く。

三氏ともに形式張った挨拶はなく、四日市市、桑名市を始めとした三重県内でのスポーツの機運上昇にはヴィアティン三重がJFLで好成績を収め、Jリーグへの道を駆け上がることが不可欠であると力強いメッセージが送られた。JFL3年目のシーズンを闘うにあたって、上野新監督らを迎えた新生ヴィアティン三重への大きな期待が感じられる挨拶だった。

2021年には三重国体が控えており、それも踏まえて鈴木英敬三重県知事からは昨年の福井国体にて、三重県がサッカー競技で史上初となる種目別総合優勝(成年男子4位・成年女子優勝)を果たした事が三重県サッカー界のみならず、三重県のスポーツ全体にとっても大きな出来事であったと伝えられた。成年男子においては「ヴィアティン三重から送り出した11名の選手が中心となってチームを引っ張ってくれた!」と喜びのメッセージも送られた。

大盛況!上野展裕(うえののぶひろ)監督トークショー

来賓紹介、乾杯と続き、いよいよ選手たちがステージに登場。スーツ姿で引き締まった表情の選手たちがお馴染みスタジアムDJ・川道良明のコールで登場、会場の雰囲気が一気に盛り上がる。10名の新加入選手を含む全選手(数名が都合により欠席)が壇上に上がり、続いて新スタッフ陣も登場。後藤社長からは新体制の紹介、JFL3年目のシーズンにかける熱い思いが語られた。

チアチームによるダンスパフォーマンスが披露されたあと、お待ちかねの監督トークショー。トークホスト役には三重県サッカーといえばこの方、三重テレビアナウンサー平田雅輝さん!軽妙なトークでやや照れ気味な上野監督に対して連続の質問攻め(トークショーでの爆笑ネタや内緒ネタは出席者だけの特典です!)。トークの中で関心を集めていたのは上野監督が指揮を執ったレノファ山口時代のエピソードだった。鈴木英敬知事も地方クラブの成功例として話を挙げることも多い「レノファ山口の奇跡」。JFLから1年でJ3へ、そしてさらに1年でJ2へと駆け上った時の監督とあって「上野監督とはどういう監督なんだろう?」と、あまり上野監督を知らない出席者のみなさんも「ほぉ〜」と頷きつつ、上野監督が語るヴィアティンでのビジョンや想いを聞き、期待の胸を膨らませているようだった。

「ヴィアティン三重が、三重県で最初のJリーグチームになるために三重にやってきました!ぜひみなさんのチカラを貸してください!」と、最後には上野監督の決意で締めくくられた。

出席者インタビュー

ライニング技術工業株式会社:山口さん

新体制で臨む今季のヴィアティンにはとても期待しています。強くなることも大切ですが、支援企業としてももっともっと試合を盛り上げて観客数を増やしていきたい!後援会に入っている全企業はチームのノボリを会社や周辺の街中にも立てるべきだ!後援会をあげてPRをサポートしていこうと思います!

多度グリーンファーム:横井さん

とにかくもっともっと強くなってほしいですね。リーグの試合はもちろんですが、今年は天皇杯も絶対に勝ち進んで欲しい!そして天皇杯ではJクラブを相手にジャイアントキリングを起こして、全国のみなさんにヴィアティン三重が三重県最強なんだというところ見せつけたいですね!

三岐鉄道株式会社:粂内さん

今シーズンは多くのホームゲームが東員町スポーツ公園陸上競技場で開催されるということで、ぜひみなさんが三岐鉄道北勢線を利用していただいて、一人でも多くの方がヴィアティン三重のホームゲームを楽しんで貰えると嬉しいですね!強くなればもっともっと観客も増えると思いますので、期待してます!

ヤマモリ株式会社:伊達さん

わたくしたちヤマモリもヴィアティン応援カレーをたくさん販売して、チームがもっともっと強くなれるようサポートしていきます(カレー売上金の一部は強化費としてチームに進呈)みなさん頑張って下さい!

まとめ・新生ヴィアティン・変化への期待

今回で5回目となる後援会キックオフパーティー、過去最高の盛り上がりを感じた。パーティーの内容自体は大きく変化したわけではないが、会場の雰囲気や来場者の声から感じた印象は「新生ヴィアティン・変化への期待」であった。

Jクラブでの豊富な指導経験を持つ上野監督(前ヴァンフォーレ甲府監督)の就任、同じくJクラブでの指導経験を持ち三重県出身の阪倉コーチ(前AC長野パルセイロ監督)の就任、さらには三重県サッカーの歴史を知る山本GM(元コスモ四日市監督)の就任。現場スタッフの強化+10名の新加入選手、これまでヴィアティン三重を支えてきた既存選手たちが起こす変化。パーティーの出席者たちも、2年間JFLで苦しみながら闘ってきた姿を知っているからこそ、成長・躍進するために必要なものが何かを感じている。そこに変化を起こす能力をもった強力な人材が加わった事は、期待を抱かせるに十分な材料だろう。

JFL昇格まで全力疾走で駆け上がってきたヴィアティン三重。JFLでの2年間は決して期待していた通りの結果ではなかったかもしれない。また、県リーグ時代からノンストップで駆け上がった過程を知っているものにとっては、それだけJFLというカテゴリーで勝ち切る難しさを感じているに違いない。逆にJFLに上がってから後援会に入った企業からすれば「Jリーグと比べるとJFLは盛り上がりが足らない」と感じているかもしれない。

JFLを闘い抜き、Jへ登っていくまではまだまだ足らないものが多い。チーム力、勝ち星、観客数、そしてスタジアム。いまヴィアティン三重にとって必要なもの、課題はクラブのチカラだけで解決できる事は多くはない。しかし、パーティーを通して出席者それぞれがヴィアティン三重の現状を知り、選手たちの顔を知り、声を聞き、監督や社長の決意を感じ取ったはずだ。

それぞれの強い想いを胸に、最後の集合写真では右手の握りこぶしを掲げた。

この場にいる全員が同じ想いを持って2019シーズンの新たなスタートラインに立ったことは間違いない。さぁ、JFL3年目のシーズン、いよいよキックオフだ。