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【7/27(日)V大分戦】試合結果・コメント
7月27日(日)に行われましたJFL第18節(ホーム)、ヴェルスパ大分戦の試合結果をお知らせいたします。
試合結果
第27回日本フットボールリーグ 第18節
■日時
7月27日(日)18:00キックオフ
■対戦
ヴィアティン三重 0-0 ヴェルスパ大分
(前半 0-0 / 後半 0-0)
■会場
LA・PITA東員スタジアム
■入場者数
1,659人
■メンバー・スタッツなど
http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=2398&f=2025A0011817_spc.html
菅原 太郎監督 試合後コメント
―― 総括
暑い中、かなりコンディションが選手にとって過酷なものだったので、最初からパワーが出る試合にはならないな、と予想してたんですが、大分さんも前線からパワーをもってきてくれたので両方が拮抗した試合になって、お互いがお互いのプレーを出したり出させなかったり、山場があったと言うよりかは、90分通してストロングを消し合ったというような試合かなと思います。
―― 前節は最下位のチームに0-0、今節は首位のチーム0-0という結果ですが、その中、この1週間で伸ばせたところ、手応えを感じたところがあればお聞かせください。
まず最下位のチーム、1位のチーム、かなり差がない素晴らしいリーグだなと。前回の試合から取り組んでいるところで、1対1で負けないだとか、チームで守っていくっていうところは継続してできたかなと思います。前回の試合よりも取り組んだことが、良い守備から良い攻撃っていうところで、ゴールへ向かうシーンは前回よりも”回数”は増やせたかなと思います。ゴールに迫れたか、あとはクロスを上げきったり、シュートを打ち切って終われたかって言ったら、まだそこは課題だなという印象を受けました。
―― ここから中断期間に入ります。厳しい言い方をすると、ここまでの積み上げがあまり出来ていない結果が今の順位だと思いますが、ここから先の12試合については。
言い方の問題で、積み上げてきた結果が今これだと思っていて。それでは足りない、選手・スタッフは一生懸命取り組んでくれて、積み上げはかなりできてきてます。あとは、きっかけがあったりだとか、自信をつけてやることだったり。ほんのちょっとのところなんですけど、そこをしっかりスイッチを入れていく。スイッチを入れるためには、簡単にポンっと機械みたいに起動することはできないので、厳しい練習をやったりだとか、自信を持てるような取り組みを中断期間でやっていければなっていう感覚です。具体的なことは言えないんですけど、さっきも言った通り良い守備から良い攻撃。最後までやりきる。シュートだったり、クロスだったり、ミドルでもいいですし、そこの精度を上げていく。そこにいくために運動量、あとは強度を上げていく。 良い守備から良い攻撃に入るのは取り方もそうですし、取った時にマイボールになってるかどうか、マイボールになった時にチームの選手が全員アクションを起こしてるかどうか。この中断期間で、頭の中が90分間切れないようなチームにしていきたい、近づけていきたいなと思います。
―― 首位を走るチームと戦って何か感じたことがあれば聞かせてください。
課題は似てるのかなと思いました。このリーグの特性かもしれませんけど、しっかり真面目にプレーする選手がいる中で、質で上回っていくだとか、運動量で上回るのか、何かチームで上回れるものがないと同点で終わってしまう。他会場(の結果)は見てないですけど、かなり同点が多いリーグで、後期に入って特に同点で終わるっていう試合がすごく多い印象を受けてるので、そこで1歩、1点取って帰ってくるだとか、1点を0点にする守備だとか、チームとして半歩でも前に出れるチームが勝ち点を積み重ねていけるのかなと思います。
―― 迫力あるセットプレーがあり、今日はとても点を取ろうという意識が強いなと、前節に比べて気持ちが高いなと思いました。選手たちの意識の変化なのか、それとも今日にかける想いを何か伝えたことがありますか。
今日の試合に関しては、まだ結果が出ない中で、この順位が自分たちのいるべき場所ではないっていう、その選手の気持ちが1番だと思います。あとは相手が首位ということで勝てば勝点3。負けたら勝ち点が6開くし、勝てば6縮まるような大事な試合だっていうことで、そこのモチベーションはかなり大きかったと思います。ただ、モチベーションだけでサッカーは迫力もって中に入っていくだとか、そういうことはなかなかできないので、まずは気持ちの部分。あとは今週しっかり取り組んできたこと。今まではしっかり守備して終わったところを、守備してしっかり出ていくだとか、コーナーキックでなんとか当てて、ゴールを外してきたのを、もうあと1ミリでも1センチでも頭を出して足を出してボールを取りに行くっていうことはできたのかなと。まだまだですけど、そう思います。迫力があったと言ってくださるのは、選手にとってはこれからの励みになると思いますので、僕も選手に伝えようと思います。
―― 中断期間で、特にこれはしないと後半戦を戦っていけないだろうなという事はありますか?
簡単に言うと攻撃ですね。点を取る。ゴール前だけじゃなくて、どうゴール前に持っていくかというところで、そのためには選手の能力をちょっとずつ上げないとダメだし、”これでいける”と選手に自信を付けさすような取り組みもしなきゃダメなので。2戦連続クリーンシートでしっかり守れたっていうのはプラスなんですけど、そこでやっぱり得点を取っていかないと。この2試合で負けませんでしたって言っても、1勝1敗のチームには勝ち点は負けちゃうわけで。そういう意味では、ディフェンスを疎かにしない中で攻撃をしていく。強度だとか質だとか、あと体力問題…いっぱいあるんですけど、そういうところを全体的に上げていきたい。攻撃のために選手の能力を上げていきたいっていうのは取り組みたいと思ってます。
―― サポーターの皆さんも勝ち点3に飢えていると思いますが、最後に一言だけメッセージをお願いします。
ほんとに選手も僕も、勝ちを届けたいっていう一心でこの2週間取り組ませてもらいました。それは毎回変わらず応援してくれるサポーターの皆さんがいるし、僕らも真剣にやってるんですけど、サポーターの皆さんもほんとに人生の一部で、真剣に取り組んでくださっている。その気持ちはかなり伝わってくるし、サポーター1人1人の表情を見て、すごく選手・スタッフ全員、心を打たれてます。そういう中で、やっぱりこの前も言いましたけど、ヴィアティン三重のサポーターさんは武器なので。そういうサポーターの人たちに少しでも喜んで週末帰ってもらえるような取り組み、まずは全力でやることから始まり、その中でしっかり結果を出して得点を取っていく、0に抑えていくということを取り組んでいきます。なので、引き続き応援よろしくお願いします。
#11 加倉 広海選手 試合後コメント
―― 今日の試合を振り返ってください。
今週のテーマとして、強度を出せる選手がメンバーに入っていたと思うので、その面で強度は出せたと思うんですが、FWは結果がすべてなので、そこで結果を出せなかったのが一番悔しいところです。
―― 強度はかなり効いていたと思いますが、そこからチャンスをつくっていくためには。
まずセカンドボールを拾うというのができたところだと思うので、そこからもっとサイドハーフ・ボランチと関わって、相手を押し込んだ状態を長くつくるとか、ショートカウンターのような速い攻撃で完結するのも大事なので、この1ヶ月(中断期間)はほんとに大事になってくると思います。
―― 守備から攻撃に移る際、ボールを失うシーンがもったいなと感じました。
強度を出すサッカーの中で、展開によっては疲労が溜まっているシーンもあると思うので、その中で頑張れる選手が出てくると思いますし、その中で違いをつくったり、強度が大前提になってくると思います。今日は身体の調子、感覚も良かったので点を決めたかったですけどチャンスがなかったですね。
―― ここからの中断期間の1ヶ月は何をテーマに取り組んでいきますか。
自分のコンディションをより上げていくということ。あと連携というところで、今日はもっと出したかった部分なので、監督も代わって新しく取り組むこともあると思うので、そこにまず順応するというのが一番ですね。コンディションはピラティスやっているので…身体の柔軟性はこれまで無かった部分で、成長できそうな部分も出てきています。
―― 1ヶ月ヴィアティンが無い時期を過ごすサポーターの皆さまへ
ここ最近勝ててないですが、チーム全員が成長して、1ヶ月後にまた良いプレーを見てもらえるように頑張りますので、できるだけ高いモチベーションをもって応援してもらえると嬉しく思います。
#7 森主 麗司選手 試合後コメント
―― リーグ戦は今季初めてのベンチ入り、そして途中出場となりましたが、どういう気持ちでピッチに立ちましたか。
勝ち点3を取るための投入だと思っていたので、攻撃のところで結果を出したかったんですけど、簡単にはいきませんでした…
―― 改めて課題に感じた点はありましたか?
ここ数試合、点が取れてないので、攻撃のところに課題はあると思うんですけど、まずは何よりも奪った後の1本、2本。ここで打開できたら、もうちょっと攻撃のできる回数は変わってくるのかなって思うんで、守備は少しずつ組織化できているとは思うので、攻撃のところはこの1ヶ月間こだわってやっていけたらなと思います。
―― よく守ったと言える試合ではありましたね。
そうですね。良い言い方をすれば、首位に対して無失点と。ただ、前節は最下位に無失点、無得点で、そういう意味ではJFLはそんなに差が大きくないリーグだとは思うので、まだまだ自分たちもチャンスはあると思うし、この1ヶ月がほんとに勝負だなって思います。
―― ここから中断期間に入りますが、チームとしてどういうところを上げていきたいですか。
さっき言った攻撃のところは突き詰めないといけないなと思うし、監督が代わって2試合目。この1ヶ月で何か変化を起こすのか分かりませんけど、太郎さん(菅原監督)の指示のもと、しっかりそれをピッチで表現できるように、まとまりあるチームでやっていきたいなと思います。
―― 最後にサポーターさんに一言お願いします。
こんな中でも、たくさん会場に足を運んでくださることに、まずはすごく感謝しています。ほんと結果で恩返ししなきゃいけないんですけど、それが叶ってないので、ここから先みんなでハッピーな瞬間を1つでも多く作れるように頑張るので、皆さんもこの1ヶ月、身体を休めてもらって、再開後みんなで大暴れしましょう。