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【5/25(日)天皇杯1回戦】試合結果・コメント
5月25日(日)に行われました天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 1回戦、山梨県代表・山梨学院大学PEGASUS戦の試合結果をお知らせいたします。
試合結果
天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会[1回戦]
■日時
5月25日(日)13:00キックオフ
■対戦
ヴィアティン三重 1-0 山梨学院大学PEGASUS
(前半 0-0 / 後半 1-0)
- 72分:伊東 進之輔(V三重)
■会場
三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メインG
■メンバー・公式記録など
https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2025/match_page/m8.html
天皇杯2回戦
6月18日(水)19:00キックオフ
vs. ガンバ大阪(J1)
@パナソニック スタジアム 吹田
2回戦のチケットは5月31日(土) 10:00より販売開始です。
➡チケット情報(天皇杯HP)
※その他、試合の詳細は随時お知らせいたします。
間瀬 秀一監督 コメント
総括:この機会を逃すと、なかなか言うタイミングなくなると思うので、三重県サッカー選手権大会の準決勝・決勝と、天皇杯1回戦。このスタジアムでやらせていただいたんですけど、三重県サッカー協会の運営の方々ですかね、本当に素晴らしい状態で我々にサッカーをさせてくれて、本当にありがとうございました。
総括で言うと、同じ話になってしまいますけど、我々は今季、天皇杯とリーグ戦を分けて考えていなくて、これで(4/20YS横浜戦から)リーグ戦、天皇杯(=県予選も含む)、リーグ戦、天皇杯…、そして今日の勝利。そしてまた次のリーグ戦、浦安戦(6/1の第10節ホームゲーム)に向かうわけですね。なので、これが全部繋がっていると思っています。以前も話してるんですが、すごくいいタイミングで天皇杯がリーグ戦に絡んで入ってきたので、正直に言うとやっぱりリーグとトーナメントという違う要素、そして違うタイプの相手がいる中で、我々は目の前の一戦を全力で選手・スタッフで準備して取りに行く中で、もう7戦になるんですかね。すごく大きな経験を積んできていると思います。なので、今日の試合も山梨学院大学PEGASUSに勝利する準備は本当にこの1週間の準備でしたけど、もっと言うと、今日勝つための準備はそれ以前のリーグ戦・天皇杯の繰り返しで行ってきていますし、これで今日入れてリーグ戦で我々が2連敗(3/29Honda、5/6マルヤス)してしまったところから考えると、5勝2分け0敗で来たと思います。そういう意味では大いに、選手・スタッフが力を合わせて次の浦安戦に向かう準備になっていると思います。
ー 今日は大学生のチームが相手ということで、危ない場面が起こるとすればどういうところを想定していたか、聞かせてください。
先ほどPEGASUSの監督のコメントの最後にあったと思うんですけど、彼らの強みはロングボールを収めたところから速くゴールに向かったり、迷いなくシュートを打つところだったり、迷いなくクロスボールを多めに入れてゴールに迫る。そこに人数をかける、ということだったんですが、おそらく90分+アディショナルタイムを通して、我々はPEGASUSの良さは出させてないと思います。
ほんとにサッカーは深いスポーツだなと思うんですけど、現代サッカーは相手のことを徹底分析して、相手のことを戦う前から知ってる上でやるスポーツに今はなってるわけですけど、今回、初めて相手の映像を入手できなかったんですよね。ところが、今季は菅原コーチが分析をやってるんですけど、山梨学院大学PEGASUSではなくて、GALAXYですね。 つまりAチーム(関東大学リーグに所属)の方のリーグ戦の映像を入手した上で、違うチームですけど同じ大学なので、ポイントとして自分たちがやるべきことはこうだということを明確に、映像にまとめてくれました。出たとこ勝負で、こちらが想定してる事ともし違うのであれば、それに対応する準備もしてたんですが、ほぼほぼ分析通りのことをやってくる相手だったので、そういう意味では自分たちがリーグ戦でも相手を分析して戦うというその流れの中で、しっかりと選手たちがそれを理解した上で戦ってくれました。トーナメントなので、1-0でも勝てば次に進出なんですけど、我々がトーナメント・リーグ戦って両方負けずに戦ってるところで言うと、最後は可能であれば2-0、3-0、4-0にできれば、リーグ戦では得失点差があるので、またそういうところが自分たちの”伸びしろ”として取り組んでいきたいなと思う部分になったと思います。
ー 伊東選手の先制シーンを振り返っていかがでしょうか。
ロングスローのセカンドとも言えたり、もしくは流れとも言えたりするような場面だったんですが、普段リーグ戦でスタートから結果を出してる梁 賢柱が今回は途中出場で、リーグ戦・トーナメント含めて少しチームの変化はあるんですよ。それはいい意味で言うと、毎週我々は競争なんですよ。練習、紅白戦を戦ってメンバーが選ばれるんですけど、今日はいつもリーグ戦スタートで結果を出している彼をあえて途中交代で、そしていつもとは違うサイドという起用になったんですけど、ほんとにその短時間でアシストしたっていう意味で、結果をまた出してくれたなと思っています。で、シンノスケ(伊東 進之輔)は本当に身長だったり、ディフェンダーだったとしても、すごく足元の技術が高くて、静学(静岡学園高校)出身の選手なんで、チャンスがあれば得点をする能力はあるので、簡単そうに見えて簡単じゃないシュートだったと思うんですけど、よく決めてくれたなと思います。
ー 最後に
選手・スタッフと言ってますけど、選手・スタッフ・ファン・サポーターの皆さんと力を合わせて、この7戦負けなしできてることとか、彼らから次はガンバ大阪戦という位置付けになると思うんですけど、今季は天皇杯・リーグ戦って、両方とも1つ1つ力を発揮してきて繋がっているので、まず今日、彼らと力を合わせて、今日の試合に勝てたこともほんとに嬉しく思いますし、また来週の浦安戦もみんなの力で勝ちたいですし、その先のガンバ戦も見据えて、まだまだ今季は選手・スタッフ・ファン・サポーターと共に戦っていきたいと思うので、よろしくお願いします。
伊東 進之輔選手 コメント
ー 最初にゴールシーンから振り返ってください。
まずロングスローから、ずっと中におって、こぼれたところを梁くんが拾って1人で打開してくれて。狙ったか分からないですけど、いいところにボールが来て、当てるので精一杯やったんですけど、しっかり面を作って当てて、良いコースに飛んでったんで、シュートは弱かったですけど入って良かったです。
ー DFの選手でありながら、足元の上手さも見せることができてよかったですね。
そうですね。自分の持ち味でもあるので、そこは。もっとこれから、リーグ戦でも見せていけたらなって思います。
ー 試合全体を通して見ると、スコア・内容はちょっと渋く感じますが、守備面ではほぼ100点でしょうか。
自分たちで作ったミスとかっていうのは目立ってしまったんですけど、相手にやられるとか、自陣まで運ばれて崩されてとかっていうのはなかったんで良かったです。
ー 相手の印象はどうでしたか?
大学生なのでやっぱり勢いはありますし、分析で背後を狙ってくるっていうところは聞いてたんで、その分析通りの相手の攻撃を自分たちはしっかり準備して跳ね返してっていうところが、しっかり対応できたなと思います。
ー 逆にヴィアティンの強さはどんなところがありますか。
やっぱり後ろの選手は高さがある選手が多いのでしっかり跳ね返せますし、ボランチはその予測の部分とか運動量のところでセカンドを回収できたり、守備のところはすごくリーグ戦から失点も少なくできているので、そこは強みかなと思います。
ー 2回戦はガンバ大阪と当たるということで、その試合の意味合い・意気込みをいただいてもいいですか?
自分たちがJリーグに昇格していくって中で、もちろんまずは1個目のJ3ですけど、そこからどんどんJ2、J1と上がっていかないとダメですし、そういった意味では自分たちの今の立ち位置を確認できるというか、もちろん勝ちに行くつもりで戦うんですけど、自分たちの今の全力をぶつけて、できたらなと思います。(出身が)吹田なんですよ。(家族や親戚も)来てくれるかもしれないんで、めっちゃ楽しみです。
ー 爪痕を残したいですね。
残したいですね。(6/15武蔵野戦から)中2日で結構厳しい連戦なんですけど、相手も一緒ですし、マジで勝ちたいですね。
森 建太選手 コメント
ー 難しい試合をきっちりと0で抑えて、1-0で勝ち切りました。試合全体の総括をお願いします。
相手が大学生ということで、四日市大学戦(県予選・準決勝)で苦戦したっていうことがまず予選のところであったので、相手を見くびったりとかしてはなかったですし、やっぱり勢いのあるチームだなっていうのはすごい前半から感じていました。相手は多分、事故(ミス等)狙いであったりとか、相手を裏返すってことを徹底してやってきていたので、そこでの処理のミスなど、そういったところは集中してやっていこうと、後ろ(守備陣)では話してました。本当にほぼパーフェクトな守備陣のディフェンスのおかげで0で抑えることができましたし、ディフェンスもシンノスケ(伊東 進之輔)がしっかり点を取って勝てたことは、次に繋がるんじゃないかなと思います。
ー 開幕からなかなかスムーズに勝ち星をあげれない中で、2連敗。その後、今日まで7試合負けなしで来て、チームの雰囲気・勢い・手応えを感じてる部分はどんなところにありますか。
7試合負けなしとか、正直意識してなくて。僕自身もそうですし、何連勝とか、何戦負けなしとかっていうところではなくて、本当に目の前の相手にしっかり勝つ、勝ち切るといったところを1週間の中で準備するっていうのをみんなが体現して、バチバチ練習からやってると思うので、それがピッチに出てた時に、しっかり試合の日には出せてるんじゃないかなと感じてます。
ー チームの雰囲気は上がってきてますか。
雰囲気は良くやってますけど、FC.ISE-SHIMA戦(県予選/決勝)の後も”気を引き締めてもう1回やれよ”っていうのは監督から言われてましたし、リーグ戦・天皇杯、カテゴリーが違えど”勝つ”ってところはもちろん喜ばしいことですけど、そこに慢心することなくみんなやってるんじゃないかなと思ってます。
ー ガンバ大阪戦については?
ここ2年は天皇杯で、グランパス(2023年/2回戦)・FC東京(2024年/2回戦)とJ1のクラブとやれていましたし、その中でやっぱり皆さんもJ1のクラブと、Jリーグクラブでやれる唯一の大会なんで楽しみだと思いますし、しっかり楽しみながら、ジャイアントキリングを起こせるように、チャレンジ精神持ってやっていきたいなと思います。