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【5/18(日)枚方戦】試合結果・コメント

2025年05月18日 New!

5月18日(日)に行われましたJFL第9節(ホーム)、FCティアモ枚方戦の試合結果をお知らせいたします。

試合結果

第27回日本フットボールリーグ(JFL)第9節

■日時
5月18日(日)13:00キックオフ

■対戦
ヴィアティン三重 3-2 FCティアモ枚方
(前半 1-1 / 後半 2-1)

  • 14分:村瀬 悠介(V三重)
  • 41分:平山 駿(枚方)
  • 53分:池田 直樹(V三重)
  • 79分:阿部 隼人(枚方)
  • 86分:オウンゴール(V三重)

■会場
LA・PITA東員スタジアム

■入場者数
1,782人

■メンバー・スタッツなど
http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=2398&f=2025A0010916_spc.html

 

間瀬 秀一監督 コメント

総括:いつも試合が終わって勝った時は、選手・スタッフみんな集まって、僕が「ナイス勝利!」って叫ぶんですけど、今日はナイスな勝利ではなかったかもしれないですね。ただ、勝利したことがナイスだったと思います。でもほんとに今日勝つために1週間、全選手・スタッフみんなで力を合わせて準備してきてるんで、最後に勝てたのはその賜物だと思います。一旦以上です。

 

ー 同点に追いつかれの前半終了でしたが、ハーフタイムに伝えられたことは?

やっぱり試合が終わる最後の瞬間までは、いかに起こっていることを冷静に受け止めて、ポジティブに考えて、ポジティブな結果に持っていくかが大事なので、(前半)追いつかれても振り出しに戻っただけなので、1-0でリードしようが1-1であろうが、それまで起こっていた攻守の修正点、ポイントを冷静に伝えました。今日はポイントが結構あったんで、たくさん伝えましたけど、でも1つは前線プレスですよね。繋ぐのが巧い相手ってのは分かってる中で、リーグ1強気で回してくる相手と言っても過言じゃないと思うんですけど、それに対してどの位置から(守備の)スタートを切るかっていうところの修正はありましたね。あとは失点(41分)してしまいましたけど、あのようなカットインの形から失点してはいけなくて、そういう対応も本来はみんな分かってるんですけど、実際の局面の1対1でやられてしまったんで、そういうところの確認はありました。攻撃は、相手も攻撃的なチームですけど守備は局面の強度とか運動量で守ろうとしてくるので、敵陣に入ったらもう少し落ち着いて、しっかりボールを動かせばチャンスは来る、点を取れるという意識はありました。

 

ー 見ている方としてはすごくエキサイティングで、エンターテイメントのサッカーとしてはすごくナイスな試合で終われたと思うんですが、監督の中でナイスとは言えなかった部分、もちろん失点の部分だと思うんですが、具体的にあれば聞かせてください。

1個ずつ言うと、2失点の部分は自分たちが守備戦術を積み上げてるうえで、対応さえ間違わなければやられてない2点なので、そこは大いに勝ったからこそ次に向けて修正点です。もう1つは、やっぱり得点を取るところもそうですけど、セカンドボールになった時に、もっと周りが見えてる1人がいれば、ガチャガチャと取ったり取られたりする中で、味方に繋げるとか、1個持ち出すとか、何かそれがあれば、そのイーブンなボールをもう少しマイボールにできたんじゃないかっていうのと、敵陣に押し込んだ時に、冷静に自分たちの攻撃をすれば、もう少し意図的な点の取り方は今後もできるんじゃないか、というのはあります。

 

ー お互いに長所を出し合った試合になったと思いますが、難しい試合を勝ち切ったというのは優勝・昇格を目指すチームにとって、勢いをつけていくのにすごく重要だったと思います。その部分はいかがでしょうか。

絶対に物事って繋がってると思うんで、我々にとってショッキングというか、やってしまったのがHonda(第4節 3/29)、マルヤス(第5節 4/6)の2連敗だったので、それ以降、ほんとみんなの力で立て直して、そう簡単には負けない。あとはセットプレー、流れ含めて、しっかり点を取っていくっていうところを積み上げてきてるんで、今日2-2になって全部あったと思うんですよ。敗北もあったし、引き分けもあったし、勝利の可能性もどれもあった中で、最後はオウンゴールという形でしたけど、あの状況まで持ってったこととか、交代選手が鋭いクロスを入れたこととか、それが功を奏してオウンゴールを生んだこととか、今日だけの取り組みじゃなくて、今までこの流れの中で、みんなで力を合わせてきたことが今日の結果に繋がったと思います。

 

ー 後半15分ぐらいで選手交代をして、梁選手を荒川選手に替えましたが、その意図や評価はいかがでしょうか。

ほんとにヤン(梁 賢柱)の活躍で、後半の頭(後半8分)に追加点を取って、おっしゃる通り交代の直前にはポストに直撃するようなシュートも打っていると。ほんとに彼の局面のプレーの質の高さっていうのは、もちろんチームに利益をもたらすんですけど、加倉も含めて、今日交代した選手全員なんですけど、ほんとに特徴があって局面でチームをプラスに持っていける選手でありながらも、やっぱり局面の運動量とかインテンシティの高さっていうのはチームにとって大切なんですよね。なので、ほとんどの選手の交代理由は正直それでした。スタッフも含めて、その辺を細かくチェックしている、把握しているので、正直私だけの判断ではなく、コーチ陣と相談したり、状況を確かめながら、最後は私が決断しています。ただ、魔法は無いので、打った手が絶対当たる確信というか、絶対当たる手はないですけど、でも最後勝利したんで、打った手が当たったというよりは、交代して入った選手がよくやってくれたなと思います。

 

ー 最後に、今日1,782名の方が来場されました。皆さまにメッセージをお願いします。

まず、1週間前は今日の予報が雨だったんすよね。曇りに変わり、晴れる局面も出て、ヴィアティンは本当にサポーター・観客の皆さんの声援・力で成り立っていると言っても過言ではない中で、まず今日、雨じゃなかったのが1番の追い風だと自分は感じています。その中で、たくさんのサポーター、関係者の皆さんに集まっていただいて、それで試合展開はコントロールできないですけど、最終的に勝って、みんなで喜び合えたのが最高でしたし、我々選手・スタッフはこれを毎回やりたいと思っているので、また次、天皇杯そしてリーグ戦も、皆さんと喜び合えるようにしっかり準備していきたいと思います。

 

池田 直樹選手 コメント

ー お疲れ様でした。枚方を迎えるにあたり、チームとしてどういうコンセプト・テーマで臨んだんでしょうか。

チームとしては、トランジション(=切り替え)の部分、どっちが優位性を取るかで今日のゲームが決まるっていうところは今週1週間やってきたんで、相手もやっぱり巧いですし、相手に主導権を握られる時間っていうのもありましたけど、最後はしっかり勝てたので、そこは良かったところですし、こうして勝ちながら修正していくのが1番チームとして良いので、それを続けていきたいと思います。

ー 得点シーンですが、梁選手の素晴らしい速いクロスに大外から入ってきて決めました。

ウイングバックの自分が中に入っていけば、ああいう得点は形として出てくると思うので、ヤン(梁 賢柱)が仕掛ける時に信じて入ってたので、それが良かったのかなと。

ー 中に入ってくるのは、池田選手が来ようが誰が来ようが、あのイメージとしてはあった?

チームとして、マイナスと入る場所っていうのは意識してる部分ではあるので、それがうまくはまったかなと。深い位置までえぐれた時は、ああいうのが結構効くと思うんで、継続してやっていきたいと思います。

 

ー 1点目に繋がった自陣でのスローイン(池田→梁→上田→村瀬)。あの展開については?

自分はちょっと遠くに投げれるので、相手からしたらあそこで付くのは結構難しいと思います。上手くヤンに通せたので、あれを逆に持っていければ、ああいうシーンも増えてくると思います。

ー なかなか、あのように中に狙うのはできないことが多いと思いますが、戦術のプラスになりますね。

戦術としてやってるわけではないですけど、一瞬の判断で、空いていたらそこがチャンスになるので、投げる形ですね。

ー ひらめきだったんですね。

ひらめきですね(笑)

 

ー 失点の前から相手がワンタッチパスでリズムを作り出して、それが勢いに繋がったように思うんですが、そこはどうすればよかったんでしょうか。

ワンタッチの繋ぐところも相手も質が高かったんで、1つは自分たちがどこからプレスをかけるのかっていうところで、そのシーンは多分うまく修正できてなかったんで、もうちょいチームとして修正できれば防げたかなと。相手も巧かったですけど、防げる失点だと思います。

 

ー しっかり勝ち切ったことが1番重要で、この次に向けて天皇杯もありますけど、どんな意識で戦っていきたいですか。

もう目の前の相手に、とにかく1戦1戦勝つだけだと思っているので、次の試合というよりも、目の前の相手にとにかく勝つっていうのを続けていきたいと思います。

ー 上位がちょっと足踏みしましたけど、その辺は意識してないですか。

自分たちはもう勝って”プラス3”取るってだけなんで、もうそれに集中してます。

 

梁 賢柱選手 コメント

ー 大事な試合に臨むにあたって、個人としてはどういう意気込みだったんでしょうか。

全部の試合が大事ですけど、やっぱり上位に食らいつくためには落とせない試合っていうのは分かってたし、今日は自分の中でモチベーションが高かったっていうのもあったんで、そういう意気込みで試合に臨めました。

ー スタートから、前からのプレスがいつも以上に厳しく見えたんですが、狙いはあったんでしょうか。

そうですね。枚方さんは後ろから繋いでくる巧さがあったんで、そこで前からプレッシャーをかければボールをロストするシーンが分析の中であったんで、そこは前線の選手は意識してやってました。

 

ー 全体としては枚方がボールを持つ時間が長かったんですが、後半早々にいいチャンスを演出しました(2得点目のシーン)。あの形はイメージしてたんですか。

そうですね。やっぱり自分はゴールに直結するプレーが武器なので、ああいう形で(ボールを)もらったら絶対1対1では勝てるんで、そこの質だったり、そういうところをまだまだ追求しないといけないんですけど、ああやってクロスを入れて、中の選手が決めてくれたんで感謝してます。

ー 池田選手は見えてましたか?

なんとなく、いるかなと思ってたんですけど、そこに届けたら絶対空くっていうのは分析にあったんで、そこにうまく届けれて、決めれて良かったと思います。

ー ポスト直撃のミドルシュートは狙ってましたか?

試合前にある選手から、もっと力抜いてやればいい風になると言われたんで、そこは意識してやってたんで、ああいうシュートを打てたんですけど、前半で決め切るチャンスはあったんで、そこの質は追求していかないといけないと思います。

ー そのすぐ直後に交代でしたが、まだまだ出たいなっていうような感覚にならないですか?

選手としては、やっぱり長く試合に出たいっていうのは誰でもあると思うんで、でもチームで判断したところなんで、そこは受け止めて、また次に繋げたいなっていうのはあります。

ー その後、変わった荒川選手も同じポジションでいいプレーを見せてましたが、そのポジションはヴィアティンの強みだなと思って見てました。

トワ(荒川 永遠)は僕と全く違うタイプで、やっぱり巧いし僕に無いところもあるし、あとはトワに無いところも僕にはあると思うんで、そこはリスペクトしてるっていうのがあるので、僕もトワから盗んだりできる関係なんで、切磋琢磨してるなっていうのはあります。

ー どんなところを1番、荒川選手から学んでますか。

やっぱりボールの関わり方が上手いんで、もらうとこだったり、使う・使わないっていう部分はすごい参考になってるんで、そこはいつも見ながら分析してます。

ー 逆に自分の方がこれは勝ってる、負けねえぞっていうところはありますか。

やっぱり1対1で剥がすとか、シュートまで持っていくっていう、対人のところとか裏へのランニングっていうのは、そこは勝ってるっていう考えはないですけど、自分の良さだと思うんで、お互い良い関係だと思ってます。

ー 天皇杯を挟んでリーグ戦が続いていきますけど、どんなところを自分たちはやっていかないといけないなと思っていますか。

どんな試合でもやっぱり勝たないといけないっていうのはあるんですけど、もっと守備の、今日は2失点したので失点をしたらしんどいし、チームの士気っていうのはちょっと下がっちゃうんで、失点0っていうのはこだわっていきたいなって思います。複数得点できたんで、そこは自信もって、もっともっと点が取れればいいかなと思ってます。