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【試合結果・コメント】4/28(日) JFL第7節 vs 横河武蔵野FC

2024年04月28日 

第7節試合結果・コメント

第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第7節/HOME 】
日時|4月28日(日)13:00キックオフ
対戦|横河武蔵野FC
会場|LA・PITA東員スタジアム

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スコア

ヴィアティン三重 1-0 横河武蔵野FC
(0-0/1-0)

  • 89分:田村 翔太(V三重)

公式記録

 

メンバー

GK 1 森 建太
DF 2 谷奥 健四郎/3 伊従 啓太郎/30 篠原 弘次郎/35 寺尾 憲祐
MF 5 菅野 哲也/16 稲福 卓/18 大橋 尚志/24 池田 直樹
FW 10 田村翔太/29 加倉 広海

(交代)
61分:5 菅野 哲也→13 安西 海斗
61分:18 大橋 尚志→7 森主 麗司
61分:29 加倉 広海→41 梁 賢柱
85分:16 稲福 卓→11 木戸 皓貴
90+2分:35 寺尾 憲祐→4 饗庭 瑞生

 

間瀬 秀一監督 試合後コメント

しびれる勝利になりました。まず試合全体の総括からお聞かせください。

まずはほんとに今日の試合は勝ち点が0、1、3、どれであってもおかしくない内容でしたし、0、1、3どれであってもおかしくない時間帯が続いた試合だったと思います。JFLクラブの中で、各クラブ何が目的なのかというコンセプトがおそらく違う中で、そのコンセプトが違えば気持ちとかプレーの内容は大きく変わると思っていて、我々はこの三重県にヴィアティン三重というJリーグクラブを誕生させるために、スタッフ、選手が集まっていますし、そのために戦っているという使命感があればプレッシャーとも言えるとは思うんですけど、そういった中で失点はしない、勝つために得点するという準備をして、毎試合臨んでます。

それに対していつも私は、自分たちとは関係のない4つの条件があると思っていて、1つは気候。今日で言ったら気温が上がったとか風がいつもと逆方向に吹いてる。あとはピッチコンディション。そしてレフェリング。そして最後は当然、対戦相手が何をしてくるか。我々は今週もバックアップメンバーも含めてスタッフも含めて、毎日いい練習、いい準備ができているので、今日はこの4つの条件の中で勝利するということを切磋琢磨して準備してきたので、0で抑えれたことと、最後あのような形で1点取れたことがみんなの力で、勝ち取れたと思っています。

 

特に、後半に入ってからなかなか良い形を作れない中で、最後にああいう形で勝ち切ることができたというのは選手たちの気持ちの強さの表れなんでしょうか。

それも間違いなく1つですね。それに繋がるとは思うんですが、そういう意味で言うとやっぱこの4つのコンディションの中で、後半の立ち上がりは相手が主導権を握ったものに対して、まずそれでもゴールを割らせなかった、既にピッチに立ってた選手の粘り強さとか、あとは途中から入った3人も走って戦って、気持ちを持って声をかけてくれた3人の力。そして当然4人目5人目も必要だったので、4人目の選手も5人目の選手も、時間もプレー回数の短い中で本当に結果を出してくれました。どちらかというと、全員で準備してきてるところが効いた試合だと思います。

 

試合ごとにいろんな準備をされてくる中で、今日は対「武蔵野」という部分では、どういったテーマを掲げられたんでしょうか。

あんまりないですね。一つ言うのであれば、4-4-2の相手という感じですね。いい意味で JFLで言えば特殊なシステムはないので、4-4-2、4-2-3-1、5-2-3、5-3-2ぐらいなので、正直「武蔵野」というよりは「4-4-2」の相手という準備をしてきました。ただ彼らも5-2-3でプレーしてる試合もあったんですよね。おそらく前節がそうだと思ったんですが、なので相手が5-2-3であれば5-2-3仕様のサッカーをやるだけなので、それよりもずっと細かく攻守の決め事として積み上げたものを、どんどん洗練させていくということを今週も意識してやりました。

 

後半、流れを変えるという意味では、3枚を1度に変えたところは、どんな狙いを彼らに託したんでしょうか。

勢いと流れの変化です。ただ、スターティングメンバーのリストで平均年齢を見たらわかると思うんですけど、比較的経験がある、たぶん今季1番じゃないですか平均年齢が高い、経験があるメンバーでのスタートだったと思うんですけど。天気予報で晴れるよとか、気温30度ぐらいのことはもちろん分かってはいるんですけど、やっぱり実際にそうなった時に、今回で言えばベンチに若くて走れて、そして気持ちの強い選手も今回はいたので、本当にタイムリーというか、3枚替えなんて、なかなか1年でもやるタイミングがあるかどうか分からないですけど、思い切ってこの3人がやってくれるという、その信頼関係を持って今回は替えることができました。

1年を通して、どっちに転ぶか分からない、負けてしまうかも分からないような試合を取れた、1-0で取れた意味というのはこの序盤の7戦目の中で、どれくらいの、どういう意味を持ってくるでしょうか。

リードしてそのまま勝った試合、リードして追いつかれた試合、リードされた試合、リードされたけど逆転した試合、いろんなものがあった中でどうですかね、こんな最後の瞬間まで0-0で行った試合はもしかしたら無かったですね。流れから言ったらやっぱり負けない試合をしながら勝つというのは当然考えますよね。つまり0のまま行って、最悪引き分け。だけど、1点取れば勝ちという考えにはなるんですけど、やっぱり優勝・昇格が目的だから我々もこれで6戦負けてないとか、トーナメント(三重県サッカー選手権大会)も含めたら7戦負けてないとか、もちろんポジティブな言い方はできるにしても、それじゃダメな年なんですよ。やっぱり勝ち続けないと、優勝は届かないんで、引き分けではいけないっていう彼らの思いとか、みんなの取り組みが、ちゃんと初めてこういうどっちに転ぶかわからない試合を1-0で勝てたので、その経験として私も彼らも過去のサッカー人生にこういう経験があったとしても、やっぱり今季のヴィアティンとして我々がみんなで経験していくことが大事なので、おっしゃる通り7節目でこういう経験ができたというのは、また先に繋がると思います。

 

今日の勝ち方の中で、ベンチの選手たちがすごい盛り上がっていたのが、今年のチームを象徴しているような印象を受けたんですが、それは監督をされていても良いチームに仕上がってきてるというのは感じられますか?

そうですね。おそらくベンチだけじゃなくて、ベンチに入ってないメンバーも含めて、共に戦ってくれてたと思うし、大いに今日喜んでくれたと思います。みんなで力を合わせるという意味では、より良いチームになって来ましたし、おそらく最初の頃はまだまだ声を出すにしても遠慮してる選手もいたと思うんですが、だんだんコミュニケーションというのも、深く多くなってきたと思います。

連休の素晴らしいスタートを切れたので、次の栃木戦に向けて一言ください。

やることは変わらないので、自分たちのサッカーをどんどん日々の訓練で、洗練させていくということをしっかりしながら、次の試合も勝利に向かって準備したいと思います。最後になりましたけど、今日もこの暑い中、共に戦ってくれたサポーターに感謝したいと思います。間違いなくこの結果は彼らとともに”協闘”した結果だと思っています。

ありがとうございました。

 

谷奥 健四郎選手 試合後コメント

守備の要の1人として、今日の試合を振り返ってください。

1週間準備してきたことであったり、1週間だけじゃなくてこれまでプレシーズンから準備してきたことを自分たちはやるだけだっていう風に監督もおっしゃってまってましたし、自分たちも思ってたので、それをうまく表現できたかなと思いますし、ラインメール青森戦の失点は自分の中で悔いの残るようなところがあったし、チームの原理原則に則れば防げた失点だなと、僕だけじゃなくてみんな感じてたと思うので、より原理原則のところに立ち返ってやれたらなと思ってたので、その結果がゼロ(無失点)でより深まった感じです。

 

攻撃は苦しい場面も多いなか、一方で決定的な場面も作らせずにやれたところは、守備の連携も高まってきてる証拠なんでしょうか?

そうですね。今日に関しては、伊従と僕とシノ(篠原)くんが最終ラインに入って、ナオキ(池田)だったり、寺尾憲祐がワイドでプレーする形でしたけど、どの試合も結構スタメンが入れ替わっている中で、先ほどの話に似てますけど、みんなやっぱり原理原則のところを最初からやってきてるんで、誰が入っても、”いや俺はできないよ”っていう選手はいないですし、たくさんの選手が三重県選手権も含めてゲームに絡む機会があったので、チーム力が上がった結果が今日出たんじゃないかなと思います。

 

谷奥選手も開幕はいなかったし、毎試合誰かメンバーが変わっていたり、みんな出場機会を得ながらで、定着してきてるところは自分の中で今季は昨年までと違うところは何かありますか?

もちろん違うとこはありますけど、1個はやっぱり(開幕の)高知戦のメンバーから外れて、パブリックビューイングを見てた時に、やっぱりフツフツするものがありましたし、それは結構怒りに似た感情でしたけど正直言えば。でも、その気持ちになれたことが結構プラスに感じたというか、自分はまだまだやれるんだっていうことを表現したいなっていう風に思いましたし、本当に個人のことにフォーカスしてやってる感じなんで、自分のことに集中しようかなみたいな感じです。

モリケン(GK森 建太)も、今年は特にその谷奥選手と伊従選手の高さもすごく安心感があると聞いたんですが、やっぱりそこは意識してる部分ですか?

そうですね。伊従も強いですけど、僕もヘディングは武器ですし、やっぱり3枚でやってる以上、最後クロスだったりロングボールというのはあると思うので、そこでいかに跳ね返せるかというのが生命線だと思うので、そこは意識してやってます。

 

1年を通すとこういう勝つか負けるか、どっちに転んでもおかしくなるような試合があって、これを取れたというのはすごい大きいと思うんですが、今日の1-0で取り切った要因は、守備の固さも絶対あると思いますが。

今日に関しては、先ほどの話とリンクしてる部分が多いんですけど、スタメンの選手ももちろんそうですけど、途中交代で出た選手がすごく勢いを出してくれて、監督は“チームの士気が上がるプレー”と表現しますけど、ヒョンジュ(梁 賢柱)が出てきて相手に対峙したときに必ず仕掛けに行ってくれたりとか、安西海斗もそうですし、僕が1番あれなのは、コウキ(木戸 皓貴)が練習ですごいシュート決めていて、こいつ調子いいなと思ったら、今日もゴールこそタムショーにかっさられた形ですけど、でもやっぱりコウキもスタメンで出てない時にフツフツ来るものがある中で、そういうプレーをやっぱり表現できる選手だし、それを見てたんで、自分のことのように結構嬉しかったです。なので、ほんとチーム全員の力で勝ちきれるようになってきたという風に感じてます。

 

今日はこのビンゴ大会もそうですが(ビンゴ大会中にインタビュー)、子どもたちもたくさん来て、良いゴールデンウィークが始まりました。

そうですね。やっぱり次のゲームがすぐあるのでそれが大事だと思いますし、でもビンゴでこれだけたくさん来てくれるのはほんと嬉しいなって思うし(笑)、次も来てくれるような、僕たちが上位にいる、首位にいる状態でいれば、もっと来てくれると思うので、そこを目指して頑張ります。

 

期待しています!

 

木戸 皓貴選手 試合後コメント

お疲れ様でした!ナイスアシスト!…でいいですか?

まあまあ、はいはい(笑)

プレー時間は短めでしたが、今日の自分のプレー、試合全体も含めて振り返ってください。

試合全体は前半から良い形もありながら、相手もボール持つのが上手なチームなので、耐える時間が続いてる中で見ていて、負けてはいけないし、引き分けで終わってもいけないっていう状況、展開だったので、試合時間は自分が何分出るとかは言われてはないけど、出たら流れを変えたり、絶対ゴールを決める、結果を残すっていうのはイメージしてたので、それがファーストプレーからいい形で自分のところにボールが来たので、自然な流れでシュート打ったのを(田村翔太が)詰めてくれたんで、最低限アシストできたので、そこは次につながるポジティブ面かなと。ネガティブというか、課題もたくさんあると思うので、そこは逆に1週間あるので、そこで自分含めチームとしてもう1個積み上げれば連勝できるんじゃないかと思います。

 

池田選手のロングスローからのセカンドボール、あの角度から木戸選手のシュートは得意ですか?

コーナーキックとか、ああいうセカンドボールは予測じゃないけど”来そうやな”みたいに匂いがあるので、得意なところでもあるので、今日はそこに上手く来てたんで、自分の形にしていければ武器になると思うので。今日はスローインからだったんですけど、1点は1点だと思うんで、勝ちながら流れの中で点取ったり、セットプレーとかでも点を取れるチームは上に行けると思うので、どんどんそういうシーンを増やして、勝ちながら増やしていければ、もっとチームとして積み上がるんじゃないかなと思います。

 

谷奥選手が、すごいシュートを練習で決めてたと言ってましたが、調子は良かったんですか?

そうですね、常にそこは狙ってるし、僕のポジションはそこが目に見えて評価基準だと思うので、そこは練習から振っていかないと(シュートを打っていかないと)試合でも振れないので、そういった意味では練習からゴールに向かう、そういうシュートとか、そういう姿勢が出てたから、自然に試合になって体動いたり、足振れたりというのができたと思うので、そこは継続して、次はゴールと。1個1個自分の中でも積み重ねて、もっと試合に出てチャンスをどんどん増やして、数字を残していければ間違いなくチームのためになると自分では信じてやってるんで、また来週からやるだけです。

今日はこれだけ子どもたちもたくさん来てますが、メッセージを一言!

貴重なゴールデンウィークという中で、こうやってたくさんの子ども、子どもが来るってことは、やっぱりその親御さんも来てくれてるので、そういうのは当たり前じゃないし、そういう子どもたちに 今日のようなシュートシーンとか、ゴールに向かうとか、1対1の体の強さっていう部分を見て、もっとサッカーを楽しんで見てもらいたいです。

 

0-0で終わっていたら印象もだいぶ違いますしね。

そこはいいゴールデンウィークになったんじゃないかと思うので、ゴールデンウィーク関係なく、またホームゲームにたくさんの方に来てもらえるように、僕たちは結果を残すだけなので、見てて楽しいとか、なにか印象に残るようなプレーとかを持って帰ったり、印象づけられるように僕たちは戦うので、また会場に足を運んでほしいなと思います。

 

田村 翔太選手 試合後コメント

ナイスゴールです。木戸選手かと思いましたが…

入ってたかどうか分からないですけど、ちょっと確実にっていうので触っちゃいました。

試合全体を通すと、攻撃は結構苦しい部分もあったと思うんですが、試合全体を振り返ってみてください。

自分たちの流れの攻撃というのも90分通してすごい少なかったかなと思いますし、その中でも自分のところで1発のチャンスがあったら決めたいなという思いで、後半、特に最後の方とかもそういう気持ちで、諦めてはいない状況だったんですけが、それでもほんと最後まで全然チャンスも少なく、ほんとに難しい試合だったなと思います。

 

なかなかチャンスに繋がる場面が少なかったんですが、どのあたりが難しかったんでしょうか。

取ったボールをちょっと1回落ち着いて自分たちの流れにするのが少なかったなっていうのもありますし、仕方ないですがグランドコンディションのところもあって、やり直すところに少しボランチの選手とかも怖さがあるのかもしれないし、その流れで左から来たボールをそのまま右でそのまま行って完結しちゃうっていう流れだったので、そこで1回揺さぶったりとかできれば、もうちょっと楽にスペースも生まれたりできたんじゃないかなと。

 

攻撃に入る前のところで、簡単に失ってしまうような場面というのは、相手にそうさせられていた感じなんですか?

その失ったボールに対して、相手もプレッシャー来てたのか、そこを1個ドリブルで1人が剥がすとかできれば時間はできると思いますし、それも自分含めて攻撃の選手をもっともっと1人1人がやらなければいけなかったかなと思います。

 

暑さは影響した。

いや、そこまで影響してないと思いますけど、やっぱ暑かったですね久々に。ちょっと前半、外から見てる選手がちょっと体重そうとかって言ってたんで、それもこれから慣れていければ良いだけの問題なので、そこはそんなネガティブじゃないかなと。

 

その中でこういう難しい試合を取れたのは大きいですね。

去年だったらこの流れでやられてたり、このまま勝ちきれない流れの試合を何試合も経験してきた中では、ほんとに今日はしっかり勝って終えれたのはすごい大きいなと思います。

 

得点の前ぐらい、ブロックとかもすごく気持ちが込もってましたね。

そうですね。そういうところも含めて、自分も点を取りたいというのがあったので、そう感じてもらえればよかったです。

最高のゴールデンウィークの始まりになったんですが、次の栃木戦に向けて、栃木も難しい相手だと思うので一言ください。

初めて戦う相手ですし、どういうチームか、ほんと自分もイメージがないのはありますけど、その中でも今までチームがやってきた攻守のところはブレずにやり続けるべきだと思いますし、そこで自分たちが強い信念みたいなものを持ちながらプレーしてるので、そこはブレることなく、勝つためにプレーできればなと思います。

 

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