第25回 JFL第19節・試合結果

ヴィアティン三重 1-1 クリアソン新宿
（1-1/0-0）

• 4分：②瀬川和樹・クリアソン新宿
• 25分：⑩田村翔太・ヴィアティン三重

樋口監督 試合後コメント

樋口監督・試合総括：この1ヶ月の中断期間に変化を付けるところ、そして継続してやるところこれをしっかりと整理して準備してきました。今日のゲームに関しては、結果以外の部分では選手たちがそれを十分に表現してくれました。とても素晴らしいクオリティ、内容の試合だったと思います。

今日のようなゲームができたことの要因は選手たちが良い準備をしてくれたこと、それともうひとつは中断前に比べてラピスタのピッチ状態が非常に良くなり、僕らがやりたいサッカー、下でボールを動かしながらゲームを作るサッカー、それが今日はとてもスムーズにできました。ボールをラインの間に入れて、ワンタッチのプレーが随所で出せました。これはピッチにストレスを感じることなくプレーできたことは大きな要因だったと思います。

これはピッチ状態の改善に努めて下さった関係各位に感謝を申し上げたいですし、この状態を維持できれば僕らのホームアドバンテージになることは間違いないと思います。

試合の内容に話を戻しますが、チームとして良い準備ができたことは間違いないのですが、結果が出なかった。勝点３という結果を手にすることができなかった。様々なことを準備してきて、唯一結果だけが出せなかった。これは最後のところのクロス、ラストパス、そしてシュート…それらのクオリティを上げなければならない。それとクロスの呼び込み方、これはみんながボールに向かいすぎていて、例えば一人マイナスに降りてみるとか少し変化を付けることで選択肢が増えると思っています。そういったところは次への改善点として修正しながら次の準備をしていきます。

ただ、今日は僕らが表現したいフットボールができていたことは観ているみなさんにも感じてもらえたのではないかと思っています。それだけに次は必ず結果に繋げたいと強く思っています。

VTM：試合全体を振り返るとチャンスも多く作って、かなり優位に試合を進められていたとは思うのですが、勝利を手にできなかったのは監督が言われるようにやはり最後のクオリティの部分だと思います。その課題はどのようにクリアしていくのでしょうか？

樋口監督：あとは決めるだけというプレーが前半で３回ほど、後半も３回ぐらいあったかと思います。それを決めていればゲームは当然違う結果になっていたと思うので、そこはもう日頃のトレーニングから徹底する以外に方法はありません。我々が守備でしっかりとゲームを作りながらチャンスを多く作っていく、今日ぐらいチャンスを多く作れたのは久しぶりだと思います。そのチャンスを決めること、それこそが僕らが勝点３を積み重ねるための大事な要素だと思います。

VTM：中断明けの試合としてはとても次への期待が持てる試合内容だったと思います。次のアウェーでの高知戦はぜひとも勝利を願っています！

樋口監督：はい、残り10試合しっかりと良い準備をして頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。