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第8節・Honda FC戦 試合後コメント

2023年05月14日 

 

第25回 JFL第8節・試合結果

ヴィアティン三重 0-1 Honda FC
(0-1/0-0)

  • 36分:⑬岡﨑優希・Honda FC

 

ヴィアティン三重・樋口監督 試合後コメント

 

樋口監督・試合総括:まず最初にこの大雨のなか400人を超えるファン・サポーターの方々にお越しいただき、声援を送って頂き感謝しています。その声援がありながら期待に応えられなかったことが残念で悔しく思っています。

ゲームに関して、こういうピッチ状態の中だと意図的に自分たちでボールを動かすことが難しく、90分終わって相手にワンチャンス、それを決められ、僕らに0.5チャンスぐらい…それを決められなかった。なんとかその失点を防いで引き分けといった結果が妥当だったのかなと思いますが、そういう結果にならなかったことを残念に思います。

しかしながらこういう状況の中でも選手たちはしっかりとファイトして闘ってくれました。割り切らなければいけないところはしっかりと共有し、球際のところで負けないという気概も見せてくれました。それはこの雨のなか来て頂いた皆さんの声援もあって選手たちがファイトできたのだと思います。

残念ながらリーグ戦で連勝できなかったわけですが、ここで谷を作らずに次の試合で勝利できるようにしっかりと準備をします。その前に天皇杯があるので、それもチームとして上積みをする大事な試合だと受け止めています。それもしっかりと準備をして勝利を目指します。

 

 

インタビュアー:このコンディションの中で判断は難しいと思いますが、チームの状態としては悪くないと言えますか?

樋口監督:今日のゲームでクオリティを求めるのはできませんが、球際やルーズボール、セカンドボール、そういうところでファイティングスピリットを見せられるかどうか?そこに関してチームは本当によく闘ったと思いますので評価していますし、これからのチームにとってもプラスになると受け止めています。

 

 

VTM:Honda FC・小林監督もここ数試合のヴィアティンの勢いを脅威に感じられていたようですが、今日のゲーム・結果はさておき、いまの良い勢い・チーム状態を持続するため、次の天皇杯に向けた1週間はどのような準備をされますか?

樋口監督:その勢いが生まれていた要因はチームとしての闘い方の共有が進んできていて、さらに球際や勝負どころでの強度が上がってきている、今日のゲームにおいて言うならそれはファイティングスピリットとして表現できていました。その部分は全く心配していません。今日の試合前に選手たちに言いました「今日の試合を勝ちきるための要素、それは『今日もなんとかなる』といった考えを無くすことだ」と。より強度を上げて、より集中力を高めて今日の試合をすることだと。それについては何度も繰り返しになりますが本当によくやってくれました。

だからこそ次の一週間、ガイナーレ鳥取戦に向けてやるべきこと、またピッチ状況がどうなるかはわかりませんが、しっかりと自分たちが高い強度で良い守備をしたところからゴールに向かっていく、いま継続しているものを更にクオリティを高めることに集中したいと思います。

 

GK① 森建太 選手・試合後コメント

 

森建太選手・試合総括:雨の影響で自分たちのやりたいサッカーはできませんでしたが、それは相手も同じ。その中で一回のチャンスを決められて負けてしまった。そういう試合でした。

 

VTM:あの失点シーンは一度は防いだように見えました、どうにもできなかったシーンだったのか、それともなんとかできたシーンだったのか、いかがでしょうか?

森選手:なんとかできたのではないかと思います。シュートを打たれる前に少しプレッシャーが軽くなってしまった、課題が見えたというか…。たまたま今日やられただけで、これまでも同じようなシーンはあったので、あそこで少しゆるくなってしまったことが失点に繋がったのだと思います。DFの選手はみんな痛感していると思うので、そこは修正していこうと思います。

 

 

VTM:はい、では切り替えて次の天皇杯1回戦に向けてひとこと下さい。

森選手:Jリーグチームと対戦できること、そして僕らはJチームを倒すという目標があるので、しっかりと闘えるように良い準備をします。

 

VTM:最後に、今日は400人を超える人達が来てくれました、応援の声はどのように聞こえていましたか?

森選手:今日からコロナのガイドラインも変わって、こんな大雨のなかたくさんの方が脚を運んで応援してくださった中で、ずっと勝てていなかったHonda FCさんに勝って歴史的な日にしたいという想いが自分の中にあったのですが、それは次のアウェーで果たしたいと思います。

 

⑤菅野哲也 選手・試合後コメント

 

菅野哲也選手・試合総括:ピッチコンディションのことはありますが、負けてはいけない試合だったと思います。

 

VTM:ここ3試合の勢い、18得点・無失点というのはチームのなかではポジティブな要素になっていたのでは?

菅野選手:そうですね、得点できているし失点していないというのはかなりポジティブに捉えています。その分、このピッチコンディションだと1点勝負になり、その1点を獲るのも難しい…、獲られてはいけない試合だったので、そういう面では上手く活かせなかったと感じてはいます。

 

VTM:いつもどおりのプレーは難しかったと思いますが、その中でこうやって点を獲ろうという狙いはありましたか?

菅野選手:できるだけ前にボールを付けるというのはやっていたのですが、なかなかシュートにいく場面を作れなかった。それは相手も同じで、その1本のチャンスをどう決めるか?そこの差がでてしまったと感じています。

 

 

VTM:次は天皇杯1回戦です、J3のガイナーレ鳥取との対戦はどう捉えていますか?

菅野選手:相手はJ3ですが自分たちが目指しているのがJ3なので、負けてはいけない相手だと思います。リスペクトしすぎることなく、しっかりと自分たちのサッカーをして勝ち切ることを目指します。

 

VTM:では天皇杯・アウェーゲームを経て6月のホームゲームは2試合あります、そこに向けてファン・サポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

菅野選手:天皇杯もアウェーも勝って、良いカタチを続けて6月のホームではみんなで勝って喜べるように頑張ります。

 

⑰野垣内俊 選手・試合後コメント

 

野垣内選手・試合総括:このコンディションのなか、お互いにやりたいサッカーができない状況で割り切ったサッカーをやるしかなかったです。そのなかでも相手は先に点を獲って、その後は失点しないという「勝つチームの勝ち方」というのをやられた印象です。

 

VTM:ここ最近のHondaさんは順位を見ても決していい状態ではないように感じますが、今日の試合にむけてそこはどのように見ていましたか?

野垣内選手:結果を見るとあまり調子は良くないのかな?と思うのですが、絶対に油断できない相手ですし、個々の能力・技術が非常に高いので、警戒しつつも自分たちがやるべきことをやろうと考えてはいました。しかし今日はそこは割り切ってやるしかないと。でも最初から最後まで誰一人手を抜く選手もいなかったですし全員がファイトできていたので、この結果は悔しいですが次に繋げなきゃいけない試合だと感じています。

 

VTM:今日は途中出場でしたが、どのような指示で送り出されましたか?

野垣内選手:直樹を前に上げて、FWも2枚にして、梁をより高い位置で動かすという狙いがありました。その中で押し込めるところもあったし、コーナーキックも獲ってチャンスもあったのですが、あそこで決められるか決められないか。やはりチーム力を底上げする必要があると感じました。

 

 

VTM:次は天皇杯1回戦です。4年前の天皇杯を知る数少ない選手の一人です。クラブとしてチームとして、天皇杯にかける想いを聞かせて下さい。

野垣内選手:Jのチームと本気でやれるのは天皇杯だけしかない。4年前のことを思い返すと上のチームを食ってやるという勢いが凄かった。天皇杯、トーナメントは勢いが大事だと思います。今回はこの前の決勝で良い勢いがついたので、この勢いでひとつひとつJのチームを食っていけるように、チーム一丸となってトレーニングして臨みます。カテゴリーは上ですし、甘い相手じゃないのは当然ですが、しっかりとチャレンジしていつも通りみんなのパフォーマンスが発揮できれば勝つチャンスは絶対あると思います。

 

Honda FC 小林監督・試合後コメント

 

小林監督・試合総括:雨の影響でピッチ状態が悪く、自分たちがいつもやっている「ボールを動かすサッカー」ができないというところを割り切ってプレーできるかどうか?もうひとつはヴィアティンさんがここ数試合とても勢いがあったので、その勢いを受け止めるのではなく、それを上回る気持ちをどれだけ出せるか?そのふたつを重視してゲームに臨み、選手たちは最後までそれを表現してくれて勝つことができました。

インタビュアー:なかなか思うような試合展開にはならなかったかと思いますが、ハーフタイムにはどのような指示をされましたか?

小林監督:状態が良いときにボールを前方に送ること、セカンドボールをしっかり回収すること、あとは相手に自由にやらせないというのを再確認しました。しかし後半はとても迫力があったのでヒヤヒヤする場面が何度もあったので勝つことができて良かったです。