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2023トップチーム始動、勝ち切る力と競争力。

2023年01月16日 

 

ヴィアティン三重・トップチームが本日より始動。昨年は前日までに積もった大雪の雪かきから始まり、駐車場での練習からスタートしたが、今年はアサスタのピッチでスタートすることができた。朝9時、ピッチに出る前にロッカールームでのミーティング。後藤社長からのメッセージ、そして樋口監督の話と続く。

後藤社長から選手たちへ、まず最初に一番大切な言葉が贈られた。我々ヴィアティン三重はなんのために存在するのか?Jリーグに昇格するために存在するのではなく、「子どもたちを笑顔に、地域と共に夢と感動を。」クラブ理念として掲げているこの言葉を実現するために存在しているのだと。そしてそれを実現するために男子サッカートップチームの目標がある。今年こそ昇格するのだという強い気持ちを持ちつつ、クラブとして大切にしていることを胸に刻んで日々のトレーニングに励み、試合では最後まで諦めずに闘うこと、その姿が観ている人たちに勇気・感動を届けられると。

 

 

そしてトップチームのフィロソフィー。公式サイトにも掲載されているチームのスタイル「攻撃的で、常に果敢に挑む、ダイナミックで躍動感あふれるサッカー」、そしてヴィアティン三重の選手である上で大切にすべき4つの言葉「BRAVE・CHALLENGE・RESPECT・TEAM PLAY。(※トップチームフィロソフィーのページ参照)昨シーズンからの継続選手はもちろん、新加入の8人も深く頷きながら真剣な表情で聞いていた。

 

続いて樋口監督。今シーズンを闘う26人の選手を前にして、その表情を見た樋口監督は最初にこう言った「みんな非常に良い面構え(つらがまえ)をしていてとても頼もしく感じる!」。冒頭から樋口監督らしいポジティブな言葉・口調で始まった。

 

 

樋口監督のメッセージ(抜粋):今季のチーム編成について。昨シーズンからの継続選手のほとんどが20試合以上出場している。20試合出場していない選手は「伸びしろ」を感じた選手に継続してもらった。補強に関しては「勝ち切る力」を持った選手を獲得。継続選手の実績と積み上げたものに新加入選手たちがもつ勝ち切る力をプラスし、さらには新しい力が加わったことでチーム内に競争が生まれ、個々の競争力を生み出したい、それを意識した。そこには「挑み、掴む」というメンタリティが欠かせない。昇格という目標を果たすために、常に挑み続ける。ポジション争いに挑み、掴み取る。そして結果を、昇格を掴もう。

良い選手とは、チームを勝たせる選手だ。それはピッチでのプレーはもちろん、ベンチにいる時でも今何をすればチームを勝たせられるかを考えられること。そして主体性。スタッフからの指示で動くのではなく、自分で考え、自分のチームだという意識を持てる選手。そして最後に信頼・リスペクト。選手間では競争をする、だがチームとして勝たなければならない、結果を出さなければならない。そのために必要なのはお互いに信頼しあうこと。リスペクトだ。お互いが認め合い、お互いが補い合うこと。これが共に闘うこと「共闘」だ。

 

 

そして元気にピッチに出た選手たち。スタンドに見学に来ているサポーターのみなさんに一礼。そして「楽しんでいこう!」樋口監督の大きな声でトレーニングが始まった。練習初日ということで身体を動かしつつ、選手同士がコミュニケーションを取る様々なメニューをこなす。久しぶりに顔を合わせたチームメイトと並んで走る選手、新加入選手と話しながら走る選手、みんな良い表情を見せる。

 

 

昨シーズンのスタートは怪我の選手が何人かいて揃わなかったが、今季は全員揃っての練習初日。昨シーズン終わりに怪我で離脱したチーム最年長、野垣内も元気に走り回っていた。終始にぎやかな雰囲気でトレーニングは進んだが、今シーズン最初のトレーニングも一番声が大きいのはやはり樋口監督だ。あのポジティブで大きな声で今シーズン共に闘う選手たちを鼓舞し、勝利へと導く。

 

練習開始前、樋口監督が選手たちに促した。「エンブレムに手を当てて15秒目を瞑ろう」。1シーズン共に闘うすべての人達に、共に闘うチームメイトに、そしてヴィアティン三重というクラブにロイヤリティ(忠誠心)を表し、今シーズンの闘いへのスタートを切った。

待ちに待った2023シーズンが始まった。

 

 

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