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ソニー仙台FCとドロー、真夏の消耗戦は互角の闘い

2022年07月25日 

 

JFL第17節、3試合ぶりにホームアサスタに戻ってきたヴィアティン三重。後半戦の初戦となる前節は延岡でホンダロックSCに勝利、波に乗って連勝し「山」を作りたいところ。迎える相手はソニー仙台FC(以下ソニー)。前期は下位に沈んでいるものの、力のあるチームだけに簡単な試合にならないことは誰もが予想していた。

前半16分、思わぬところでミスからボールを奪われそのまま失点、先制を許す。前半ATに⑩田村が押し込んで同点に追いつき振り出しに戻したところで後半へ。互いにチャンスを作り一進一退の攻防を展開したが追加点は奪えず1-1のドロー。暑さと疲労からか、細かなミスが多い試合内容を振り返り、指揮官・樋口靖洋監督は「内容を踏まえると妥当な結果」と語った。リーグ順位(暫定)は勝点1を加算し2位から3位に後退。

夏休み最初のホームゲームには1,600人を超える観客が集まり、見応えのあるゲームに盛り上がったが勝利はお預け、次のホームゲームは中断明けの8月28日にアサスタでFC神楽しまねと対戦。

 

第24回 JFL第17節・試合結果

ヴィアティン三重 1-1 ソニー仙台FC
(前半1-1:後半0-0

  • 16分:⑨内野裕太・ソニー仙台FC
  • 45+3分:⑩田村翔太・ヴィアティン三重

 

前半、早々に失点するがATに追いつき振り出しに

 

試合開始は15時、ピッチの気温は33℃・湿度46%、真夏の消耗戦になること必至。ソニー仙台ボールでキックオフ。出足の良いヴィアティン三重、3分に⑩田村が一気にゴールに迫りシュート。相手GKが弾いてコーナーキック獲得。早々にチャンスを作って試合の流れを掴みに行く。ソニーは前線から厳しいプレッシャーをかけヴィアティン守備陣に簡単にボールを出させない。ボールを持つとヴィアティンの選手を引きつけて空いたスペースを狙ってサイドチェンジ、近い距離感でコンパクトに繋ぐヴィアティン三重に対し、コンパクトに守ったところからピッチを広く使ってボールを前に運ぶソニー。

 

 

16分、ヴィアティン三重、左サイドで下がっていた㉕藤澤にボールを戻す。そして中央で下に落ちている⑯橋本にバックパス、そして左にいる②谷奥へ横パス。そこで少し足元でひっかかったのか谷奥がボールを奪われてしまう。中に詰めていた選手に出されてシュート。ミスから早々に失点、苦しいスタートに。最終ラインまで戻すタイミングを常に狙っていたソニーが先制。そのあと、ソニーが立て続けにヴィアティンゴールを脅かす。

互いに高いディフェンスライン、コンパクトな陣形で狙いを絞ってプレスを掛け合う。中盤での奪い合いが続き、接触プレーも多く闘志むき出しでぶつかり合う。

 

 

33分、左サイドでFKを得たヴィアティン三重。キッカーは⑯橋本。左前方の㉕藤澤に出し、藤澤がゴール前ファーサイドにクロスを放り込む。相手守備陣の頭を超えたところに⑩田村、頭で合わせるがわずかに枠の外、サイドネットを揺らす。37分、攻守の切り替えが速いソニー、大きなサイドチェンジから一気にヴィアティンゴールに迫る。しかし落ち着いてボールを奪うヴィアティンDF陣、近い距離で繋ぐ。しかしここでもプレスをかけられバックパスからミス、ゴール至近距離からフリーでシュートを打たれるがGK①森が冷静に対応、ピンチを凌ぐ。

 

 

ミスから危ない場面が続いたヴィアティン三重、流れを変えて前半を終えたいところ。狭いところで繋ぐのが難しい状況を打開すべく長めのパスを織り交ぜて相手を揺さぶる。しかし統率された相手の守備を前に苦戦。43分には逆に短いパスを繋がれてゴール前に入られシュートを打たれるがまたもGK①森が身体を張ってセーブ、大きなピンチを二度も防いだ。

 

 

1点ビハインドで前半が終わるかと思われたAT3分、最終ライン右サイドの位置でボールを受けた⑯橋本から左前方の㉕藤澤へ大きくサイドチェンジ、そして前のスペースを指差し、パスを要求する⑪早坂へ預ける。相手DFと上手く入れ替わった早坂、深いところからグラウンダーのクロスを入れる。相手DFがブロックするがこぼれ球に⑩田村が反応、相手GKより一歩先に触って押し込みゴール!前半終了間際、エースのゴールで追いついた。

 

 

 

後半・ぶつかり合う集中力と精神力、結果は痛み分け

 

ハーフタイム、両チーム選手交代はなし。ギリギリのところで追いついたヴィアティン三重、ボールを握って追加点を奪いたいところ。49分、左サイドバック㉕藤澤がボールを運びながら⑦森主にパス、ワンタッチで⑤菅野へ。森主が入れ替わりながら動いてひとつ前にいる⑪早坂へ縦パス。ワンタッチで外に開いていた藤澤に預けて前に走ってDFを引きつける。そして藤澤から後ろから上がってきた⑤菅野へパス、ターンしてシュート。GK正面でキャッチされたがヴィアティン三重らしい連携で良い形を作る。その後も左サイドから何度かチャンスを作り、前半に比べてボールが動くようになる。64分、ソニーの強烈なミドルシュート、クロスバーに当たって救われる。

 

 

70分を過ぎ、暑さと疲労でプレーの精度が落ち始める。しかしどちらも集中力を切らすことなく互いの良さを消し合うような動きで試合は動かない。74分、ヴィアティン三重が2枚替え、⑤菅野→⑱佐藤、㉕藤澤→㉟寺尾。⑳金成純が左に移り、㉟寺尾が右に入る。75分、右サイドで㉟寺尾と㉔池田が入れ替わりながら動いて活性化を図る。そして右サイドで㉔池田がチャンスを作りコーナーキック獲得。追加点が欲しいヴィアティン三重、長身の⑱佐藤洸一、④寺田、そして前半のミスを取り返したい②谷奥がゴールを奪うべく前に上がってくる。キッカーは⑯橋本、佐藤と寺田が密集に走り込み後ろからワンテンポ遅らせて谷奥が走り込む。その谷奥の頭にピンポイントで合わせたが相手DFが身体を寄せて競り合いシュートは枠を逸れる。惜しい場面。

 

 

79分、相手のコーナーキックから密集の中で押し込まれそうになるがGK①森が抑える。そこで相手が押し込んだように見えたがファールがあってノーゴール。危ない。残り時間が少なくなり攻守が目まぐるしく入れ替わる。しかしどちらも最後のところで精度を欠き、そしてどちらも執念を見せて弾き返しゴールには至らない。88分にゴール前で森主が抜け出してシュートを放ったが相手守備陣の身体を張ったブロックに弾き返される。そこからも最後まで激しい闘いが続く。⑮田宮、⑧澤、⑬高橋を交代で投入し最後まで追加点を狙いに行き、畳み掛ける攻撃を見せたがゴールは奪えず試合終了。真夏の消耗戦は痛み分けとなった。

 

 

90分を通して随所に質の高いプレーとよく組織された動きを見せたソニー仙台FC。勝点3は逃したが負けなかったヴィアティン三重。試合を通して見ると、上位で抜け出したい一心のプレッシャーなのか、細かなミスやズレが生じたヴィアティン三重。質の高いサッカーを追求しながら相手のストロングポイントを徹底的に攻略してきたソニー仙台FC。お互いに集中力と精神力で互角に渡り合った結果の勝点1と言える。試合後に樋口監督が「妥当な結果」と言ったことにも納得できる試合だった。

 

 

粘り強く闘って勝ち切ったホンダロック戦、粘り強く闘って引き分けたソニー戦。結果は違えどどちらも課題は同じように感じる。そしてやるべきことも変わらない。後半戦に入ってどれだけ相手に対策されようとも、自分たちのサッカーを信じて貫くだけ。ただひたむきにその質と精度を高めるために準備をする。次節はサマーブレイク前最後となるFC大阪戦。嫌でも順位を意識する相手であり、J3昇格を目指す百年構想クラブ対決。落ち着いて自分たちのプレーを貫いた方に、勝利の女神が微笑むのかもしれない。

 

 

ボールパーソンは四日市南高校サッカー部のみなさん!

気温30℃超えの暑い中、試合前の準備からボールパーソン、後片付けまで四日市南高校サッカー部のみなさんがお手伝いをしてくれました。毎回恒例となった藤牧CCとの記念撮影!サッカーに学業にみなさんも頑張ってください!

 

フォトギャラリー①

フォトギャラリー②

公式記録

2022 JFL第18節 7/31 日 vs FC大阪

  • 第24回 日本フットボールリーグ 第18節
  • 試合日程:2022年7月31日(日)アウェー
  • 対戦相手:FC大阪
  • 試合会場:花園第2G
  • 開始時間:14:00キックオフ