第24回 JFL第14節・試合結果

ヴィアティン三重 0-0 クリアソン新宿
（前半0-0：後半0-0）

 

ヴィアティン三重・樋口監督 試合後コメント

 

樋口監督・試合総括：まずこの場をお借りして、この悪天候の中800人を超えるファン・サポーターのみなさんに来ていただいたこと、心より感謝を申し上げます。

試合前、こんな天候でも足を運んでくれた人たちのためにも絶対に勝点3を獲ろうと選手たちに話をしましたが、結果的にそれを達成できなかったことが非常に残念です。

 

 

ゲームを振り返ると、今日のこのピッチコンディションだとなかなかサッカーにはならないなと、試合前に選手たちにはこう言いました「今日はバトルをするんだ、その中でどれだけ自分たちにプラスにボールが転がるか？そこでひたむきにやろうと。そういう意味では選手たちはとてもファイトしてくれましたし、多くの時間で自分たちがセカンドボールを拾って、前に運びチャンスに繋げたというところはよく表現してくれたと思います。

足らなかったのは得点だけ…という印象です。

 

 

そういうゲームができたのは、試合前にもう一つのテーマとして伝えたことがあります。「今日はアクシデントが間違いなく起こるケームだ、そのアクシデントが起こった時にどれだけみんながお互いにリカバーし合うことができるか？それを示すことが今の自分達のチーム力を示すことになるんじゃないか？」と。

そういった部分も含めて繰り返しになりますが、選手たちはよく闘ってくれたと思います。それだけに勝点３を獲って喜びあえたらもっと良かったですね。

 

 

インタビュアー：長い中断時間がありましたが、その際に監督から選手たちにはどんなことを話されましたか？

樋口監督：まず再開できるかどうかの判断が非常に難しい状況でしたので、その中で我々に出来ることはテンション、気持ちをしっかりと上げて身体をしっかり作った状態で準備をしようと。いつ再開できるかがなかなか決まらなかったので、いつ再開しても動けるように、良い準備をすることだけでした。そして選手たちは良い準備をしてくれましたし、こういったイレギュラーがあるとメンタル面で崩れたりすることがよくあるのですが、そのイレギュラーををしっかりと受け入れて、集中して後半に入ってくれました。

 

 

VTM：結果的にこういうコンディションにはなってしまいましたが、このところ調子を上げてきているクリアソン新宿に対してはどんな準備をされていましたか？

樋口監督：そうですね、対策や準備といったものはお互いに出すことができないゲームになってしまったのですが、ただおっしゃるように新宿さんはここにきて恐らく最もまとまりのあるチームだと思います。6月に入って３勝と非常にまとまりのある、勢いのあるチームですので、それを僕らがまともに受けてしまわないようにしようと。そして相手はシステムが３バック、ウチは４バックですので、システムの優位性をもたせるにはアクションを起こすことしかないというところを今週は伝えて準備をしてきました。まぁそれは今日のゲームの中では反映できませんでしたが、やはりあらためて新宿というチームはまとまりがありましたし、大くずれは絶対にしないチームだと感じました。

 

 

インタビュアー：最後にサポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

樋口監督：あらためてこういう悪天候の中、多くの皆さんにお越し頂きまして感謝申し上げます。次こそは勝点３を獲って共に喜び合いたいと思っています。

次の15節でリーグ戦の半分を消化します。ここをひとつの起点として、次にホームに帰ってくる時には天候にも恵まれて、あまり暑くなりすぎないことを祈りつつ、今日は思ったようなサッカーにならなかった分、次はヴィアティン三重の魅力あるサッカーをしっかりと皆さんにお見せして、勝点3を届けられるように頑張ります。今日はありがとうございました。

 

キャプテン・谷奥健四郎選手 試合後コメント

 

VTM：大変なコンディションの中での試合になりました、お疲れさまでした。

谷奥選手：すごい雨でしたね、グラウンドに水たまりができてしまったり、いつも自分たちがやりたいサッカーはできないだろうとゲーム前からわかっていましたから、みんなで割り切って、よそいきのサッカー（いつもとは違うサッカー）をした感じです。

VTM：ピッチは先日ドリル工事を施したところでしたが、その効果を上回る雨でしたね…。

谷奥選手：いや、でも去年からいる選手に聞いたところ、過去の大雨の試合よりかは良くなっているようです。試合が始まる少し前はそこまで水が溜まっていなかったので、自分たちのサッカーができるんじゃないかと少し思ったんですけどね、そこから土砂降りだったので難しいコンディションになってしまいました。

ここまで降ってしまうと仕方ないところもありますが…、でも普段、良く手入れをして頂いているのでありがたいと思っています。

 

 

VTM：こういう天候ではありましたが、クリアソン新宿はこのところ調子を上げてきていますが、どういった準備をされていましたか？

谷奥選手：Jリーグ経験者が何人かいて、対策や相手の狙いは頭に入れてましたけど、このコンディションだとそれはもう…。なので今日は球際だったり切り替えの部分、走るところで負けないことを重視しました、同じ土俵での勝負でしたから。

VTM：次節で前半戦の最後となります。東京武蔵野戦に向けてひとことください。

谷奥選手：まず今日のゲームで勝てなかったですが、負けなかった。一年間のうちでこういうゲームはかならず一度ぐらいあるんですよね、梅雨の時期だったり雨が多い時期に自分たちのプレーができないゲームというのが。こうやってアクシデントが多い一戦で勝ち星を落とさなかったと言えるので、今日の試合をポジティブに捉えて、次に勝つことで勝ち・引き分け・勝ちと繋げられるので、勝って良い形で前半戦を締めくくりたいです。

 

 

2022 JFL第15節 7/10 日 vs 東京武蔵野ユナイテッドFC

• 第24回 日本フットボールリーグ 第15節
• 試合日程：2022年7月10日（日）アウェー
• 対戦相手：東京武蔵野ユナイテッドFC
• 試合会場：味の素フィールド西が丘
• 開始時間：15:30キックオフ