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《天皇杯代表決定戦》終始優勢に進めるも、延長〜PKに散る。

2022年05月09日 

 

2022年三重県選手権決勝、天皇杯代表決定戦。90分では決着せず延長〜PKまでもつれ込んだ結果、鈴鹿ポイントゲッターズ(以下、鈴鹿PG)に敗れた。

立ち上がりから厳しいプレスを掛けるヴィアティン三重が早々にチャンスを迎える。中盤戦は相手がやや慣れてきた感もあり少しペースを握られる場面もあったが後半に入って再び圧倒する。しかし再三のチャンスもシュートを決めきれず、また相手GKの好セーブも続いてゴールを割ることができない。スコアレスのまま延長に突入、延長でも惜しい場面を作ったが互いにゴールは無し、PK戦へ。最初の⑤菅野は決めたものの2番手⑥坂井、3番手②谷奥が決められず2-4で敗れた。

奇しくも前回決勝で対戦した2019年もPK戦の末に勝利したが、今年の対戦では逆の結果で終わることとなった。

 

三重県選手権決勝 試合結果

ヴィアティン三重 0-0 鈴鹿ポイントゲッターズ
前半0-0・後半0-0
延長前半0-0・延長後半0-0
PK 2-4

 

 

前半・立ち上がりから良い動きを見せてペースを掴む

 

2022年5月8日、天皇杯三重県代表を決める三重県選手権決勝。相手はJFLの盟友・鈴鹿ポイントゲッターズ、絶対に負けられない三重ダービー。今季最初のダービーはチーム内に新型コロナウイルス感染者が複数出たことで一時は開催が危ぶまれたが、チームは決勝の一週間前、5/2から活動再開することができこの日を迎えた。ここまでのリーグで主力として出場していた数名が合流できないままではあったが、試合前の選手らの表情を見ると不安な雰囲気はなく、良い準備ができてリラックスした様子が伺えた。

三交Gスポーツの杜鈴鹿は快晴、西からの強い風が吹くなかヴィアティン三重はコイントスで風下を選択し鈴鹿ボールでキックオフ。いつもスタメンに顔を連ねる⑰野垣内・㉔池田・⑳金・㉑加藤らが不在、代わって㉕藤沢・㉗雨宮らが入り、サブには怪我から戻った⑥坂井・⑫鈴木らが入った。

序盤から激しいプレスをかけ、球際にも厳しく寄せるヴィアティン三重。チーム活動停止でトレーニング不足が心配されたが出足は極めて良い。前線〜中盤で相手を圧倒、選手それぞれが良い距離感を保ちつつ、攻撃では間でボールを受けて展開、守備では相手の間を塞いで圧力をかける。20分、最初の決定機を迎える。左サイドから⑦森主が運び中を走る⑩田村にクロス。ギリギリのところで相手DFにクリアされるが流れるようなプレーから惜しい場面を作る。

 

 

給水を挟んで相手が少し慣れ始めたこともありボールを持たれる時間が増える。風上を活かしたサイドチェンジやアーリークロスで一気にゴール前に運ぶ鈴鹿PG。少ない手数と長いパスでチャンスを作る。キックの正確さやボールの受け方などポイントとなる場面で際立つプレーを見せる鈴鹿、個人技でやや上回る印象。しかし相手の手の内が見えてきたこともあり前半の終わりにかけて再びヴィアティン三重がペースを取り戻す。

公式戦初スタメンの新卒ルーキー㉗雨宮広夢が良い動きを見せる。うまく間に顔を出し、ボールを受けると素速い判断ではたき、またスペースに走って相手の守備を掻き回す。右サイドで攻撃の起点となり、⑮田宮や⑯橋本とも良い連携を見せる。しかし互いにゴールはなく後半へ。

 

 

後半・立て続けにチャンスを作るが決めきれず、スコアレスで延長突入

 

後半開始早々の48分、右サイドから相手陣地に運びチャンスメイク、⑮田宮〜⑯橋本〜㉗雨宮〜⑤菅野〜㉗雨宮と狭いところで細かく繋いでゴール前にいた㉘寺下に繋ぎシュート。強さもコースも良かったが相手GKがナイスセーブ、大きく弾いたボールを⑯橋本がシュート、しかし枠の外。

 

 

70分、ここまで好調だった㉗雨宮に代えて⑨大竹を投入、準決勝で決勝点を決めた大竹のパワーと高さで勝負をかける。そして大竹が入って早々の73分にチャンスを迎える。右サイドの⑮田宮がゴール前にクロスを放り込むがやや風にのって深くなり相手GKがパンチング、そのボールが⑦森主のところに飛ぶが相手DFが身体を張って跳ね返す。それを拾った⑮田宮が中で待つ⑨大竹にパス、ダイレクトでシュート!完全に決まったかと思われたがまたも相手GKがスーパーセーブ、ゴールならず。

 

 

 

続く77分、右コーナーキックから決定的なチャンスを迎える。キッカーは⑯橋本、背中方向から風が吹くなか丁寧に蹴ったボールに中央の②谷奥が頭で競り勝つ。前に飛んだボールを⑩田村が頭で擦らす。それに相手GKは反応できなかったが惜しくもクロスバーを叩いてしまう。このゲーム最大の決定機も決められず運にも見放される。

 

 

ここまで再三のピンチをしのいだことでやや相手に流れが移る。途中交代で入った選手の強烈なロングスローを連続で受け苦しめられる。しかしそこは想定内、②谷奥・①森を中心にしっかりと対応して跳ね返す。他にも数回カウンターからゴールに迫られる場面もあったが落ち着いて対応、固い守備でゴールを守る。そして試合は延長戦に突入。

 

 

延長〜PK、最後まで死力を尽くすが…。優勝は鈴鹿PGに。

 

延長に入って⑪早坂、そして怪我から復帰した⑥坂井が登場。ゴールが欲しい両チーム、長いボールで一気にウラを狙う鈴鹿PG、ドリブルとワンタッチパスで繋ぐヴィアティン三重。そして延長後半2分、最後のビッグチャンス。左サイドで細かく繋いで⑯橋本からウラに飛び出した㉕藤澤にパス、そこから中へ丁寧にクロスを上げる。相手DFがクリアするが⑮田宮がこぼれ球をダイレクトでシュート!しかしここも相手GKが弾き返す。再びこぼれたところに⑦森主!しかしシュートは大きく逸れてしまった。その後もゴールを奪えずPK戦へ。

 

 

 

そしてPKの結果は冒頭に書いた通り。

あえて敗因をあげるとすれば試合後に谷奥選手が語ったとおり(※試合後コメント記事参照)、試合全体を優位に進めながら、数多くのチャンスを作りながらも得点を奪えなかったこと。また、再三のチャンスで何本ものヴィアティン三重のシュートを弾き返した鈴鹿PGのゴールキーパー、㉛池末選手の勝負強さもあげられるだろう。

 

 

PKでの敗戦は受け止めた上で忘れるとして、90分・120分間の試合の中で良い場面・良いプレーは多かった。組織的なサッカー、主体的なプレーという観点で言えば、樋口監督体制になって最も良い内容だったと言える。イレギュラーの中で出場機会を掴んだ選手たちのプレーもチーム力の底上げ、さらにはチーム内でのポジション争いを活性化させる意味でも大きな収穫だろう。

 

 

 

敗戦から得ることはないかもしれないが、チームとしての変化や発見はポジティブに受け止めて次に進みたいところだ。怪我の功名でもいい、ピンチをチャンスに変えるでもいい、全てを糧にして勝てるチームに成長していって欲しい。オレたちには三重で最もアツいファン・サポーターがついている。

闘いはまだここから、アツい後押しにはアツいプレーで、そして結果で応えよう。

 

 

フォトギャラリー①

フォトギャラリー②

 

公式記録

2022 JFL第7節 5/11 水 vs 高知ユナイテッドSC

  • 第24回 日本フットボールリーグ 第7節
  • 試合日程:2022年5月11日(水)※代替日程
  • 対戦相手:高知ユナイテッドSC
  • 試合会場:春野総合運動公園 陸上競技場
  • 開始時間:14:00キックオフ