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1,000人の笑顔と共に、寺下・坂井のゴールで滋賀に完封勝利!

2021年11月08日 

アサスタに1,000人を超える観客が戻ってきた。コロナ禍を経て、勝利の喜びとフットボールの楽しみを久しぶりに大勢のファン・サポーターと共有することができた。

JFL第30節 MIOびわこ滋賀戦は㉘寺下裕貴のJFL初ゴールとミスターヴィアティン・仕事人⑥坂井将吾の後半アディショナルタイムの追加点、久しぶりのスタメンとなったゴールキーパー①森建太のスーパーセーブ連発、そして13試合ぶりのクリーンシートでの勝利となった。また、⑩山藤健太がJFL通算200試合を達成、⑰野垣内俊が通算100試合を達成し、ベテラン2選手のメモリアルゲームに勝利で華を添えた。

残念ながらこの試合の前日に百年構想クラブであるヴェルスパ大分がソニー仙台FCに勝利したことで、目標にしていたJ3昇格は来年に持ち越しとなったが、ヴィアティンフェスティバルの楽しい雰囲気と盛り上がりも手伝って、スタジアムは最高の笑顔に包まれた1日となった。

 

○ ヴィアティン三重 2-0 MIOびわこ滋賀 ●
前半1-0・後半1-0

  • 18分:㉘寺下裕貴・ヴィアティン三重
  • 90+2分:⑥坂井将吾・ヴィアティン三重

 

 

山藤選手 JFL通算200試合出場・野垣内選手 JFL通算100試合出場!

 

第23回 JFL第30節・スターティングメンバー

 

試合終了後・山本監督コメント

 

山本監督・試合総括:前節のHonda FC戦、最後の3秒のところで結果的に負けてしまいました。我々の悪い癖といいますか、決めるべきところで決められなかった、最後の最後でやられてしまう、結果が出せない試合が続いていました。内容については闘う姿勢を表に出せてきていましたので、今日の試合については何が何でも結果にこだわった内容にしようと話しました。そのためには一対一の局面、大事なボールを奪われた時は、すぐに切り替えてボールをがむしゃらに奪い返しに行こうと。自分たちのチカラでこの試合に勝利して、支えてもらっているすべての人、家族・サポーター・スポンサー、すべてのステークホルダーのみなさんを笑顔にしようということで試合に臨みました。

結果は2-0で勝利しましたが、まだ決めるべきところで決められなかった場面もありましたが、相手にチャンスを与えてしまった時に今日はゴールキーパーの森建太が2本のスーパーセーブでチームを救ってくれました。そのおかげもあって、やり切らなければ行けない気持ちといいますか、全員の気持ちの統一ができたと思います。

一方でJFL初ゴールを決めた寺下、ベテランの坂井が期待に応えて最後のところで仕留めてくれたこと。久しぶりのクリーンシートでの勝利については大きな収穫だったと言えます。

インタビュアー:結果にこだわる中で、後半早い時間に複数枚の交代が続きました。その意図をお聞かせください。

山本監督:もう少し粘ることはできたと思いますが、プレーの質やボールロストの回数などを見た時にチーム全体のパフォーマンスを考えた上で交代枠を積極的に使うことにしました。

 

 

VTM:昨日の他チームの結果により完全に昇格はなくなりました。今日の試合も含めて残りの4試合ですが、まずは今日の試合では何をモチベーションにして選手たちを試合に向かわせたのでしょうか?

山本監督:他チームの結果、勝点というものはもちろんありますが、我々は目の前の試合だけに集中して力を発揮しようと。前節のHonda FC戦で我々は力を出し切ったけれども一歩及ばなかった。今日の試合は我々はヴィアティン三重の新しい歴史、これからの歴史を作っていく上で大切な試合だと。何が何でも、何が起ころうとも粘り強く、辛抱強く笛が鳴るまでやり続けようという共通認識のもとで試合に臨みました。

苦しい時間帯もありましたが、それに対して選手たちが最後までやり抜いてくれた結果、勝利することができたのだと思います。

 

VTM:観客数が1,000人を超え、昇格というものがなくなった試合であっても素晴らしい雰囲気・光景の中で試合をすることができました。その様子を見られて監督は何を感じられましたか?

山本監督:試合前にヴィアティンフェスティバルの方にも足を運びました。オレンジ色のユニフォームを身に着けた皆さんや、地域の皆さんが楽しむ姿を直に見ることができました。常日頃感謝の気持ちは持ち続けていますが、あらためて大切な方々が笑顔になってお帰りいただく、我々はピッチ上で最後までファイトして勝ち切ることしかないということを再確認できた素晴らしい機会になりました。そして久しぶりにコロナ禍を経て1,000人以上のお客様がご来場いただいたこのチャンスに、ワクワクドキドキ、そしてまた観たいと感じて頂いた方が少しでもいらっしゃればとても幸せなことだと思います。

 

記者:昇格という目標は果たせませんでしたが、次は三重ダービーです。そこに向けての意気込みをお聞かせください。

山本監督:どちらのチームも負けられない闘いということでぶつかるわけですが、気負っても仕方ないと思いますし、積み上げてきたものを出し切れる精神状態で、最後の最後、終了のホイッスルが鳴る時までひたむきに粘り強く辛抱強く闘って、絶対に勝ちます。

 

寺下選手・試合後コメント

 

インタビュアー:JFL初ゴールおめでとうございます!そのシーンを振り返ってください。

寺下裕貴選手:哲くん(菅野哲也選手)から絶対に良いボールが入ってくると予想していましたので、走り込むことだけを意識していました。思っていた通りいいボールが来たので、決めるしかないという思いで打ちました。初ゴールは嬉しかったですが、そのゴールが勝ちに繋がらなければ意味がないので、喜んだあとにすぐ冷静な気持ちに切り替えて試合に戻りました。試合が終わってから、坂井さんのゴールも含めて自分のゴールも勝利に貢献できたのではないかと思いました。

 

VTM:寺下選手といえば積極的にゴールを狙う姿勢が持ち味だと思いますが、初ゴールまで長くかかったことの理由、自分自身で感じていることはありますか?

寺下選手:練習の時、シュート練習の時から少し形にこだわり過ぎていた部分があって、サイドからの仕掛けなど自分がイメージする形でゴールを決めたいというのがあったのですが、一緒に練習しているゴールキーパーの選手らにアドバイスをもらって、泥臭いゴールでも1点は1点だぞと言ってもらえていたことで少し考え方がかわった部分もありました。残り試合数が少なくなってきていてプレッシャーがかかってきていたのですが、今日のゴールは次に繋がるゴールだと思っています。

VTM:残り3試合、ここに注目してほしいというポイントはありますか?

寺下選手:最後までチームは一丸となって闘います。その中で自分のゴールが勝利に繋がれば良いと思っています。ゴールを狙うところや積極的に仕掛けるところは自分の持ち味ですので、そこをしっかりと見てもらえると嬉しいです。

 

インタビュアー:最後にサポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

寺下選手:今日は観客数が1,000人を超えて、みなさんの後押しのおかげでピッチの中でもすごくプレーしやすかったです。ホームゲームはあと1試合ですが、またその雰囲気の中で一緒に闘えると自分たちはすごくチカラになりますので引き続き応援よろしくお願いします。そして次の三重ダービーも絶対に勝てるように一週間良い準備をして臨みたいと思います。

 

MIOびわこ滋賀・大槻監督 試合後コメント

 

滋賀・大槻監督:立ち上がりからアグレッシブにいくことができてセカンドボールも拾うことができていたので、こちらのリズムで進めることができたと思うのですが、やはりヴィアティンさんのハイプレッシャーとしっかりしたブロックからの守備がハメられたところがあって、ショートカウンターで何度かピンチを迎える中での失点でした。

失点はしましたがそこで沈むことなく後半も自分たちのリズムをキープしつつ、運動量も上げてある程度ボールを持つことができていたと思うのですが、今日のゲームで言うと決定力の差が出たと感じています。最後の失点は点を取りに行く姿勢を見せた中でのものだったのであまり気にしてはいませんが、フィニッシュのところは少し技術的な差があったのかなと感じています。

インタビュアー:ヴィアティン三重に関して特に苦戦したところがあれば教えて下さい。

大槻監督:特に菅野選手です。私自身も長野(AC長野パルセイロで2017〜2019にコーチを務め、菅野選手は選手として2015〜2017年に在籍)で一緒にやったことがありますので、彼の強みも特徴も知っていた中で、過去の試合を見た時にも彼のチームだなと感じていました。明らかにキーマンになっていますし、警戒していても彼のボールを運ぶ能力やセンスには違いを感じていました。警戒はしていましたが苦しめられました。

 

前半・寺下のJFL初ゴールで先制、GKモリケン、ビッグセーブ連発!

 

滋賀ボールでキックオフ。コンパクトな陣形で短いパスを繋ぎ崩しにかかる滋賀、狙い所を絞ってボールを奪いカウンターを狙うヴィアティン三重。

18分、早速チャンスが訪れる。中央付近でボールを奪い⑦塩谷から㉘寺下、⑤菅野と流れるようなパスワークで右サイドに展開、ゴール前には⑦塩谷と㉘寺下、⑤菅野からマイナスのクロスは㉘寺下の足元へ。相手DFの枚数は足りていたが㉘寺下はフリー、落ち着いて決めて先制!寺下は加入2年目でJFL初ゴールを記録。

 

 

 

 

その後もブロックを作って落ち着いた守備を見せるが正確なパスワークでじわじわと崩される場面も。31分にはカウンターから攻め込まれゴール前でフリーの選手に強烈なシュートを放たれる。しかし古巣相手に久しぶりのスタメン出場を果たしたGK①森建太が右手一本でスーパーセーブ、この試合最初のピンチを救う。

 

 

そして45分にもゴール正面でフリーになっていた選手にコースを狙ったシュートを打たれるがまたしてもGK①森建太が右手一本で弾き返す。二度の決定機を与えたがそれ以外は危なげない守備で対応、1点リードで後半へ。

 

 

後半・滋賀の組織的な攻撃に苦戦するも最後に坂井が追加点、見事完封勝利!

 

後半に入っても組織的な攻撃とアグレッシブな守備でヴィアティン三重を苦しめる滋賀。ゴール前に迫られる場面が増える。しかしディフェンス陣は集中力を発揮してピンチを未然に防ぐ。GK①森建太は的確な判断で前に出てパンチング、無難なセービングでゴールマウスを守る。ヴィアティン三重は47分にカウンターからチャンスを迎え⑦塩谷がシュートを打つが相手GKが阻止。49分にはゴールから距離のあるところでボールを受けた⑤菅野が相手GKの位置を見てループシュート、惜しくもクロスバーに嫌われる。

 

 

 

60分過ぎからは滋賀の波状攻撃。短いパスを回されセカンドボールもほとんど拾われて苦しい時間帯を迎える。しかしここでもGK①森建太がゴールを死守、チームを落ち着かせる。

 

 

相手がボールを支配する時間が続く中、73分に2枚替え、81分に3枚替えで活性化を図る。交代選手の頑張りもあって決定的な場面は与えない。残り時間少なくなってきたところでなんとしても1点を守りたいヴィアティン三重。90+2分、相手陣地左コーナーに寄せてボールキープかと思いきや⑤菅野が粘ったところで⑦塩谷が受け、相手の守備が手薄な状況をチャンスと見て中に持ち込み中へパスを送る。中で⑥坂井将吾が待ち、そのうしろから⑧澤が走り込んでシュート!相手GKが阻止、しかしそのボールに⑥坂井が反応、倒れ込みながら蹴り込んで追加点!ベテランの後半アディショナルタイムダメ押しゴールで試合を決めた。

 

 

 

決して楽な試合展開ではなかったが最後まで気持ちを切らさなかったヴィアティン三重の選手たち。最後まで走って、身体をぶつけて守り切った。久しぶりに先発した選手、途中交代でチャンスを掴んだ選手、全員がそれぞれの役割を果たすことで勝利を手にすることができた。この日のマン・オブ・ザ・マッチは再三のピンチを何度も救ったゴールキーパーの森建太!

 

 

 

その試合内容、2度のゴール、スーパーセーブ、そして魂を燃やすプレーにスタジアム全体が湧いた。1,050人の観衆と共に勝利の喜びを分かち合った。J3昇格を果たせなかった悔しさがゼロだったとはもちろん思わないが、目の前にあるフットボールの面白さ・魅力がスタジアムをひとつにした。

ヴィアティン三重の未来を背負った選手たちのココロ震わせるプレーは、それを伝えるに十分なものだった。泣いても笑っても今季は残り3試合、さらに次節は三重ダービー。最後まで共に闘おう、ココロひとつにヴィアティン三重。

 

 

 

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