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第20節・アウェーでソニー仙台FCに大敗。

2021年08月29日 

 

タフな1週間を経て、迎えたJFL第20節・アウェーでのソニー仙台FC戦。試合に臨む選手たちの思いはひとつ

「自分たちはプレーで示し、結果で応えるしかない。」

きっとそんな思いだったことだろう。試合会場に入った選手たちはロッカールームでいつもどおりに音楽をかけリラックスした様子。起こった出来事がチームとそれぞれの選手のメンタルに与えた影響は計り知れないが、いつまでも引きずらない。そんなムードを全員で作っていた。

しかし結果は4-1の大敗。前節いわきFC戦に続く連敗。JFLの雄、ソニー仙台FCの巧さ、強さに屈する敗戦となった。

 

○ソニー仙台FC 4-1 ヴィアティン三重●
前半:2-0・後半:2-1

  • 15分:オウンゴール・ソニー仙台FC
  • 33分:⑧佐藤 碧・ソニー仙台FC
  • 63分:㉒福宮弘乃介・ソニー仙台FC
  • 74分:⑦塩谷 仁・ヴィアティン三重
  • 77分:⑩藤原元輝・ソニー仙台FC

 

第23回 JFL第20節・スターティングメンバー紹介

 

試合終了後・山本監督コメント

 

山本監督・試合総括:今節も前節と同様、当たり前のことではありますが「失点をしない、前半から積極的にシュートを狙って複数得点、2点取ろう」と話して選手たちを送り出しました。失点をするとき、負ける時はやるべきことを徹底出来ない時、マークを失ってしまう時だと。その原理原則を徹底することを意識して臨みました。攻撃では相手ディフェンスのギャップを突き、アーリークロスからゴールを狙ってシュート本数を増やすことを意識させました。

最初のオウンゴールはさておき、2点目を奪われたところ。寄せが甘くシュートを打たせてしまったこと、映像での確認が必要ですが、ゴールキーパーのポジショニングはどうだったか?2点目を奪われたことで非常に苦しくなりました。

ハーフタイムに言いました「オレたちなんのためにここへ来たんだ、もっと気持ちを見せよう、そしてやり切ろう!」と。後半は流れ・雰囲気を変えるべく⑩山藤・③穂積に代えて⑪早坂・㉝奥村を入れました。⑪早坂は前への推進力、㉝奥村は対人の強さと固い守備に期待しました。しかしながら、セットプレーから3点目を奪われてしまった。それでも選手たちは諦めずにやってくれました。

4-1という結果は重く受け止めていますが、特に後半は3点先行されても諦めなかった、必死に食らいついたことで1点返すことが出来たと思います。下を向いている暇はありません。選手たちにも次のホームゲームに向けて下を向かずに三重に帰ろうと言いました。応援してくださっている皆様には多大なるご迷惑・ご心配をおかけしておりますが、次のホームゲーム・奈良クラブ戦で良い結果を出して応えられるよう、良い準備をしようと思います。

 

 

VTM:4-1は大敗と言えます。数字だけ見た人にはやはり精神的に大きな不安を抱えたのが原因では?と受け取られると思いますが、監督の目から見て、一番の要因はメンタル面だったと感じていますか?

山本監督:いえ、それだけが原因だとは思っていません。もちろん選手それぞれに精神状態は違ったと思いますし、多少は心の中に不安を抱えている選手もいるとは思っています。しかし試合に入る段階で弱い気持ちのままだった選手はいませんでした。敗因はずっと課題にしていることが徹底できなかったこと、そしてソニー仙台さんに随所で上回られてしまった。ソニーさんが強かったということです。

VTM:イエローカードが4枚、それも終盤に3枚受けています。3点差で集中を切らしてしまったのでしょうか?それについてはどう思われますか?

山本監督:いいえ、最後まで気持ちを切らさずにギリギリのプレーをしてくれた結果です。リードされている状況や疲労から際どいプレーになってしまったわけですが、最後まで諦めずに闘ってくれました。

 

 

VTM:最後にファン、サポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

山本監督:苦しい状況の中、そして緊急事態宣言が出たことで試合会場に来ることが難しい状況にある中、遠くから画面を通しての後押し本当にありがとうございます。なんとしても皆様に結果でお応えしたい、勝点3をお届けしたいと思って臨みましたが残念な結果になり申し訳なく感じております。しかし、我々は闘うことを止めません、誰一人諦めることなく最後まで勝利に向かって進みますので、引き続き応援をよろしくお願いします。

 

塩谷キャプテン・試合後コメント

 

今回起こってしまった出来事により、多大なるご迷惑をおかけしたこと深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。

今日は三重から沢山の応援ありがとうございました。僕たちにとって応援が力になることは間違いない。たくさんの方々に支えられ、たくさんの方々の想いを背負って、選手全員がひたむきに泥臭く全力プレーで闘うことを忘れてはいけない。

今日負けたことについては、僕たちの力がなかっただけだと思います。

 

 

個人としては久しぶりにゴールを決めることができました。仲間を信じて走った結果、寺下がいいボールを上げてくれました。寺下に感謝したいです。しかし、勝利につながるゴールを決めたわけではないので、チームを勝たせる選手になりたいと強く思います。

サッカーというスポーツは決して1人ではできません。サッカーを通じて様々の方々と繋がりがあるからこそ素晴らしい。ヴィアティンの強みはまさにそこだと思っています。もう一度選手、スタッフだけでなくヴィアティンファミリー全員で、自分信じて仲間信じて、1日1日全力で闘っていくしかないと思っています。

次の試合必ず勝利を掴みます。共に闘いましょう。

 

 

前半・2失点で苦しい展開、シュート1本とチャンスを作れず

 

連敗を避けたいヴィアティン三重、強い気持ちでソニー仙台FCに立ち向かう。序盤から相手の速い寄せと連携の取れたボール回しを受ける形になりペースを掴めない。15分・②大竹からGK㉑加藤へのバックパスからオウンゴールに。苦しい立ち上がりとなる。切り替えてリスタート。しかし相手がボールを保持する時間が長く、チャンスを作れないまま度々ピンチを迎える。

33分・左サイドからミドルシュートを決められ失点。選手それぞれに気持ちは入っているものの、前半はやや緩慢なプレーが目に付きふわっとした雰囲気。2点目を奪われたあと、リスタート前にフィールドプレーヤーがピッチ上で集まり気持ちを引き締め直す。2点ビハインドのまま後半へ。

 

 

後半・ギアを一段上げ何度もチャンスを作るが2失点1得点で試合を終える

 

ハーフタイムで⑩山藤・③穂積の二枚を代え、気持ちを入れ直して後半開始。「このまま終わるわけにはいかない」という気持ちが全員に拡がり、後半開始から集中したプレーで徐々に流れを引き寄せる。48分・自陣で⑦塩谷がボールを奪いそのままカウンターで相手ゴールに迫る。その後も素速い切り替えからゴールに向かう場面が増えソニーゴールを脅かす。しかし相手DFの身体を張った守備を前に得点を奪うことが出来ない。

 

 

63分・コーナーキックから失点。いわきFC戦と同様にマークに付ききれずフリーになった選手にドンピシャヘッドを決められる。前節のリプレーを見てるかのようなプレー。守備の課題は解決できないまま3点のビハインド。しかし諦めない選手たち。ボールを奪うとスピードを上げて攻撃、見事な連携から⑦塩谷がシュートを放つが阻まれる。

 

 

74分・なんとしてもゴールが欲しいヴィアティン三重、3点リードしている余裕からか、やや間延びした相手の陣形を突く。GK㉑加藤から②大竹が受け⑯橋本に渡す、正確なロングボールを左の㉘寺下に送り中を見る。寺下がボールを持った瞬間にトップスピードでゴール前に抜け出した⑦塩谷が合わせてゴール、たった3本のパスからゴールを決めた。そのあと寺下もゴールを狙って続くが追加点は奪えない。

 

 

 

 

ややルーズになっていたソニー仙台FC、失点したことで再び締めにかかる。塩谷がゴールを決めた4分後、ゴール前で相手選手をフリーにしてしまい再び失点。残り時間を考えると3点返すのは至難の業。それでも選手たちは諦めない。89分・コーナーキックに④寺田が頭で合わせるがゴールならず。そして追加点を奪えないまま試合終了。

 

 

 

今節は緊急事態宣言下でアウェー席が設けられなかったこともあり、ほとんどのヴィアティンサポーターが画面越しでの応援となった。前節での出来事を踏まえて選手たちの精神面やチームの雰囲気を心配する人が多かったことと思う。そこへ追い打ちをかけるような4-1という結果。

しかしながら現地での選手らの様子、試合後の監督・キャプテンのコメントを聞くと、純粋にサッカーの内容が相手に及ばなかったこと、精神面の不安をひきずっていないことを読み取ることができた。監督のコメントにもあったとおり、心の奥に不安を抱えている選手が全くいなかったとは言えないかもしれない。でも選手たち、チームは自分たちにできることにフォーカスし、サッカーをすることに集中している。

 

 

現地で試合を観られず、映像でしか選手たちの様子を感じることができないからこそ、その事実を伝えるのは当記事の役割だと感じた。文面や写真から、必死に闘った選手たちの温度を感じてもらいたい。

とは言え我々が目指しているのは、勝利であり、闘い続けてJの舞台に昇格すること。今節の敗戦を受け止め、次こそは全員で笑おう。

リモートマッチでのホームゲームとなるが、ココロひとつにヴィアティン三重。

 

 

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  • 第23回 日本フットボールリーグ 第21節
  • 試合日程:2021年9月5日(日)
  • 対戦相手:奈良クラブ
  • 試合会場:朝日ガスエナジー東員スタジアム
  • 開始時間:15:00キックオフ
  • ※リモートマッチでの開催