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真夏の三重ダービー、鈴鹿に3-0でパーフェクトな勝利!

2021年07月19日 

 

2021年の梅雨が明け、真夏の青空が広がった朝日ガスエナジー東員スタジアム(アサスタ)。今シーズン初めての三重ダービー、鈴鹿ポイントゲッターズとの一戦はJFL一巡目を締めくくる闘い。

朝からヴィアティン三重OB選手たちによるレジェンドマッチ、浴衣を着飾ったチアによるショー、久しぶりに開催された「選手と遊ぼう」などイベント目白押し。ずらりと並んだスタグルには夏らしいメニューが充実し1,500人を超える人たちが詰めかけた。

今回はともに百年構想クラブ同士、三重のプライドをかけた対戦は3-0でヴィアティン三重の勝利。これでヴィアティン三重は6試合負けなし、最高の結果で前半戦を締めくくった。

 

○ ヴィアティン三重 3-0 鈴鹿ポイントゲッターズ ●
(前半:2-0・後半:1-0)

  • 13分:⑨酒井達磨・ヴィアティン三重
  • 20分:㉔池田直樹・ヴィアティン三重
  • 56分:㉝奥村泰地・ヴィアティン三重

 

 

池田直樹選手・JFL通算100試合出場達成

背番号24・池田直樹選手が本日の試合でJFL通算100試合出場を達成しました。なお、池田選手は昨年10月にヴィアティン三重に新加入、それ以来連続出場しています。試合前のセレモニーでは池田選手のお母様から花束が贈られました。

 

第23回 JFL第17節・スターティングメンバー紹介

 

試合終了後・山本監督代行コメント

 

山本監督代行・試合総括:鈴鹿さんは個の能力が高くスピードのある選手がいますので、それに対してどのように守るのか?それが今日のゲームプランの重要なポイントでした。序盤はそのスピードのある選手に慣れなかった、そして一瞬の反転の遅さなど我々の課題とするところを上手く突かれましたが、最後のところで身体を張って守ることが出来ました。

失点がなかったこと、2点以上取ることを目標としていましたので結果的にはそれを果たすことができましたが非常にタフなゲームでした。選手たちは最後まで諦めることなく、もう一点もう一点という気持ちを見せて闘ってくれましたので、そこは評価したいと思います。

 

インタビュアー:ここ6試合負けなし、そして今日は3人の選手がゴールをあげ、チームとしては調子があがってきているように思います。その要因はなんだと思われますか?

山本監督代行:選手たちにはこのように伝えています。我々がやっているのはシンプルなサッカーだ、相手よりゴールが多ければ勝つ。たったひとつのボールは自分たちの一番大切な宝物だと。いちばん大切なものを相手に奪われたらどうするのか?絶対に取り返しにいくだろう?という単純な発想から、選手のボールに対する執着心と言いますか、奪われた瞬間に奪い返すという体の反応ができてきている。

それがボールを奪った瞬間に、相手より先んじた攻撃になり得点が生まれる、そういった「取られたら取り返す」という守備の意識が選手たちに浸透していると思っています。これまでももちろんあったのですがより一層浸透していると感じています。

 

VTM:先ほども言われたようにここ数試合はとてもシンプルなサッカーが良い結果につながっています。次節からはリーグ二巡目に入りますが、シンプルだからこそ対策されやすいという側面があると感じます。それについてはどういったところに不安点・心配事を感じますか?

山本監督代行:それもシンプルに考えています。我々にボールが転がれば攻撃になりますし、相手にボールが転がれば守備になります、その奪い合いのところでどれだけ勝てるか、その割合が多ければチャンスは増えますし、そこで決めなけれ勝てない。どれだけ守っても相手の決定機を抑えられなければ勝てない。選手それぞれは力がありますのでそこの持続力・意識だけだと思っています。従ってそれを高めるトレーニングをして行こうと思います。

相手も対策をしてくるでしょうし我々も相手の対策をします。試合映像などでそれはお互いにすべて丸裸にされていますので、対策や準備をした上で、ボールの奪い合いに負けない強い意志を持ち続けることが最も重要だと捉えています。

 

記者:今日は無失点でした、監督代行になってから4試合で2失点に抑えられています。守備の意識が高くなっている印象を受けますがそれはどんな指示をされているのでしょうか?

山本監督代行:先ほどのボールの奪い合いの話と繋がりますが、守備と攻撃は表裏一体です。ボールを獲る回数が多ければ攻撃回数が増えますので、守備を重視しているというよりは、我々が得意な場所、得意な形があって、どこでボールを奪うのか?そこを意思統一しながら、ボールを奪った後にいかに速く攻撃を仕掛けるか、それが試合ごとに良くなってきていると感じています。

しかしながら、今日も何度もゴールを決めきれない場面がありました。あのような場面でしたたかにゴールを決めていくというのがこれからの課題だと思います。

 

記者:ここでリーグの折返しです、後半戦に向けての意気込みを着替えてください。

山本監督代行:まだ成長過程にあるチームですので、トレーニングと試合の積み重ね、そのサイクルの中で課題をしっかりと解決しつつ、良いところはまだまだあるチームですので、各選手たちが切磋琢磨しながら向上させていきたいと思います。今日はありがとうございました。

 

池田直樹選手 試合後コメント

 

インタビュアー:JFL通算100試合出場、そして昨シーズン新加入後全試合出場を果たされています。今日のセレモニーではお母様から花束も贈られました、今のお気持ちを教えて下さい。

池田直樹選手:100試合達成できたのは自分ひとりの力ではないので、周りの方々に感謝の気持ちを持って、良い結果を届けたいという気持ちで試合に臨みました。

インタビュアー:お母様からの花束を受け取られた時の気持ちも聞かせてください。

池田選手:素直に嬉しかったです。母が試合を見に来られるのも久しぶりだったので、その試合で良い結果を残すことが出来たので良かったです。

インタビュアー:JFLでの100試合を振り返って、一番印象に残っている試合は?

池田選手:昨シーズン途中にヴィアティン三重に移籍してきたのですが、その時の対戦相手が古巣の東京武蔵野シティでした。あの試合はとても記憶に残っています。

 

VTM:今日の2点目、ナイスゴールでした。シュートシーンを振り返ってください。

池田選手:ドリブルで運んでいるときにゴールまで持っていきたいなと思って向かっていました。その時に後ろから周ってくれてた選手が何人かいたのでその選手を使おうかと少し迷ったのですが、思い切ってシュートをチャレンジしてみようと思い、右脚を振り抜いたら運良く入ってくれたので良かったです。

VTM:日頃からシュートは狙っているのでしょうか?

池田選手:いえ、今日はミドルシュートだったのですが、あまり普段はシュートを狙う機会がないので、今日は特別というかチャンスがあったので狙いました。

VTM:100試合出場、そして新加入後連続出場ということで身体が丈夫、怪我も少ないと思うのですが…試合前夜の夕飯は何を食べていますか?何か決めているメニューがあるのでしょうか?

池田選手:決めているというか…笑 野菜炒めが好きなので、試合の前の夜は自分で野菜炒めを作って食べています。

VTM:野菜炒めに絶対外せない具材はなんでしょう?

池田選手:野菜炒め作るときは必ずニラを入れます!笑

 

記者:いい時間帯での2点目でしたが、ゴールを決めたときの気持ちを聞かせてください。

池田選手:自分でもうまく決まって驚いたのですが、とても嬉しかったです。

記者:100試合出場というのは素晴らしい記録だと思いますが、日頃からコンディション作りで気にかけていることがあれば教えて下さい。

池田選手:日々の練習が勝負だと思っています。毎日100%の状態で練習に臨みたいので、次の日に身体の疲れを残さないようにストレッチをしたり、お風呂では必ず湯船に浸かったりするようにしています。

記者:三重に来て1年になると思いますが、三重県で気に入っている場所はありますか?

池田選手:コロナのこともありこういう社会情勢ですので、あまりどこかに行ったりできないので…一番良く来ているアサスタが気に入ってますね笑

インタビュアー:最後にファン・サポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

池田選手:一戦一戦、負けられない闘いが続くので、トーナメントを闘っているぐらいの気持ちで毎試合100%で臨みたいと思います。引き続き今日のようなアツい応援をよろしくおねがいします!今日はありがとうございました。

 

鈴鹿ポイントゲッターズ・小澤暫定監督 試合後コメント

鈴鹿ポイントゲッターズ 小澤暫定監督・試合総括:失点のしかたが良くなかった、自分たちの簡単なミス、そして立ち上がりからチャンスがあり、決めるべき時に決められなかった。ボールを保持した中で簡単にボールを失い、追加点を許してしまった。それでゲームが崩れてしまいます。それでもボールを保持して進めはしたのですが、相手が引いた状態からカウンターを狙ってくると予想していましたし、中盤の選手も引き気味で5バックと言ってもいいぐらい引いて守られましたので、そうするとボールを保持していてもスペースが狭くなってきます。選手たちにはそういう時こそギャップが生まれるし、より丁寧な技術を発揮しなければならないと話しました。しかしそこの技術が足らない、未熟な部分が出たと思いますので、これからやっていくべき部分だと感じています。

インタビュアー:かつてヴィアティンに在籍されていた小澤暫定監督から見て、今のヴィアティンの印象はいかがですか?

小澤暫定監督:私が在籍していた時にいた選手はもう1、2名しかいませんが、非常にしっかり守って、頑張って、よくボールを拾って前に出てくる。特にカウンターは勢いがあって、決定力もあるので非常に怖いと感じました。

 

前半・立ち上がりは攻め込まれるが、酒井達磨の先制点で勢いを掴む

 

今季最初の三重ダービー、15:00にキックオフ。今日のアサスタはいつもとは逆方向、東から西に向かって風が吹く。前半は鈴鹿ポイントゲッターズ(以下、鈴鹿PG)が風上、ヴィアティン三重は風下からのスタート。試合開始から鈴鹿が小気味よいリズムでパスを繋ぎ、スピード感をもってヴィアティンゴールに接近。立ち上がりから強烈なシュートを放つが㉑加藤大喜がナイスセーブで跳ね返す。吠える大喜。

 

試合の入りは鈴鹿ペースで始まったが、早々のピンチで目を覚ますヴィアティン三重。しっかりと相手にボールを持たせて、狙いどころにボールを誘導する。そして一気に間合いを詰めてボールを奪取、攻撃のスイッチを入れる。

そして13分、相手のセンターバックが少し迷ったあとにGKへのバックパスを選択。しかし⑨酒井がその一瞬の迷いを見逃さない。一気に間合いを詰めてボールを奪いGKとの一対一。フェイクを一発いれてひらりとGKをかわし、ゴールへ流し込む。先制点を奪って幸先の良いスタート!

 

 

つづく20分、自陣で⑯橋本拓門がボールを奪い⑩山藤健太へパス、相手に掴まれながら後ろから来た㉔池田直樹に渡す。山藤へのファールを審判が流し池田はスピードをあげてドリブルで持ち上がる。相手DFは3人、㉔池田の後ろから⑯橋本拓門・⑱佐藤洸一・㉘寺下裕貴が追う。誰を使うのか。強烈なスプリントで⑯橋本が㉔池田を追い越したところで池田がそのままシュート!4枚の攻撃陣で相手DF3人を翻弄、相手GKは一歩も動けず。ボールを受けてからピッチの半分以上をドリブルで駆け上がった㉔池田直樹のスーパーゴールで追加点を奪い、メモリアルゲームに駆けつけてくれた母に最高のプレゼントを贈った。

 

前半の終了間際、アディショナルタイムにやや押し込まれる時間があったが、GK㉑加藤大喜とDF陣の連携でゴールを割らせない。2点リードで後半へ。

 

後半・安定の守備、そしてCKから奥村泰地の追加点!

 

後半に入っても集中した守備を見せ、相手にボールを持たせながらもボール奪取のタイミングを伺う。ボールを奪ってからは一気にトップスピードに乗って攻め込む。そして迎えた56分、右コーナキックを蹴るのは左脚から正確なキックを放つ⑩山藤健太。最終ラインから④寺田、③穂積、㉝奥村が上がってくる。山藤がボールを蹴ると同時にニアへ㉝奥村が猛然とダッシュ。相手DF1枚の頭上を超えたボールは駆け込んだ㉝奥村の頭にドンピシャ。空中で身体をひねり、強く当てたヘディングシュートは相手DFの頭をはじいてゴールに吸い込まれた。

 

そのあと危ない場面はほとんどなく、カウンターから何度も何度もチャンスを迎えたヴィアティン三重。⑨酒井・⑦塩谷・⑤菅野がゴールを狙うが決めきれない。ここを決めていれば更に複数得点を重ねられたはずだが手数をかけすぎたのか、余裕を見せすぎたのか、次節以降への課題を残した。

3点リードしながらも最後まで果敢に攻めたヴィアティンの選手たち。その闘いぶりにアサスタに詰めかけた1,500人の観衆は何度も拍手を送り、選手たちは最後まで集中を切らすことなく最高の雰囲気のまま試合終了。意地とプライドをかけた2021年最初の三重ダービーはパーフェクトな試合運びでヴィアティン三重の完勝となった。

 

今季のJFL全32試合、ちょうど半分となる16試合を終えたヴィアティン三重。選手たちは清々しい笑顔を見せていたが、午前中のレジェンドマッチから始まり、コロナ禍でもこれだけの人たちがアサスタに詰めかけてくれた中での大切な一戦・三重ダービーは相当なプレッシャーだったと思われる。

「選手と遊ぼう」のイベントに参加していた⑥坂井将吾選手と、試合前に少し話す時間があった。

VTM「練習の雰囲気、チームの雰囲気はどう?」

坂井選手「いまは負けずに来れているので、とてもいい雰囲気でやれていますよ。やっぱり勝つこと、負けないこと、良い結果が出ていればチームは良い状態をキープできますね。これが勝てない、負けが続く状況になった時にどうやって乗り越えるのか。練習内容や戦術的な部分でどうやって解決するのか?そこが勝負だと思います。とはいえ勝ち続けていればそうはならないんですが。」

イベントに参加していた坂井選手は今節メンバー外。悔しさをにじませながらこうも言った「特に昨日の練習は、このチーム史上最高にいい雰囲気でしたよ。」

選手たちは三重ダービーの重要性を受け止めつつも気負いすぎず「今の自分達なら絶対にやれるんだ」という自信を感じさせてくれた。そして試合を重ねるごとに個々の特徴が少しずつ融合し、チームとしての進化を見せている。それは今日の3ゴールが物語っている。スピード感のある攻撃はさらなるワクワク感を生み、安定した最終ラインと獲物を狙うかのような守備は安心感を抱かせる。しかし、シュート数17本で3ゴールはいただけない。後半戦の課題は明白だ。そして、この勢いを止めることなく前へ進もう。

 

最後に、前日からの会場設営、午前中のレジェンドマッチ、さまざまなイベント、そしてスタジアムグルメ。多くの方々のご尽力のおかげで今日の一大イベントを終えることが出来た。そして最後はチームの勝利で締めくくり、やっぱりサッカーは楽しい、スタジアム観戦は楽しい、ということを再認識した人は多かったのではないだろうか。ボクたちはこの感動、喜び、充実感を求めてスタジアムに足を運ぶのだ。

みなさんも今日の出来事を一人でも多くの人に熱っぽく伝えて欲しい。一人ひとりの情熱が、スタジアムをより素晴らしい場所にし、チームを、クラブを成長させてくれる要素となる。後半戦もボクたちの場所を、みんなで作っていこう。

ココロひとつに、ヴィアティン三重。

 

※レジェンドマッチのレポート・写真は後日アップいたします。

 

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