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アサスタで青森を撃破、待望の今季ホーム初勝利で8位に浮上!

2021年07月04日 

 

連日の雨模様から打って変わって快晴の朝日ガスエナジー東員スタジアム。前節、アウェーで東京武蔵野ユナイテッドFCに勝利し、良いムードでホームに戻ってきた我らがヴィアティン三重。新体制となって初のホームゲーム、待望の今季ホーム初勝利なるか?

前半12分に⑱佐藤洸一⇒⑨酒井達磨⇒⑤菅野哲也の連携で先制、18分には⑯橋本拓門⇒⑨酒井達磨⇒⑩山藤健太の連携で追加点。早々に複数得点で精神的に有利な状況を作り試合を進め、最後に失点を許したものの、90分間粘りきって今季5勝目、勝点3を積み上げ11位から8位まで順位を上げた。

実に昨年11月以来となるホームでの白星。待ちに待った今季ホーム初勝利に選手たちも安堵の表情と笑顔を見せた。

 

○ ヴィアティン三重 2-1 ラインメール青森 ●
(前半 2-0|後半 0-1)

  • 12分:⑤菅野哲也・ヴィアティン三重
  • 18分:⑩山藤健太・ヴィアティン三重
  • 84分:⑨水谷侑暉・ラインメール青森

 

 

第23回 JFL第15節・スターティングメンバー紹介

 

試合終了後・山本監督代行コメント

 

山本監督代行・試合総括:まず最初に、ファン・サポーターの皆様、地域の皆様、スポンサーの皆様、ホーム初勝利まで長い時間お待たせしてしまい申し訳なく思っておりました。ホーム初勝利というのは我々にとって大きな目標ではありましたが、一瞬一瞬、ワンプレーごとに魂を込めたプレーをしようと、強い気持ちを持って臨みましたので、みなさまの後押しを受けて勝利することができました。本当にありがとうございました。

ラインメール青森さんは、個々の選手の技術とセンスが高く、相手の嫌なところに走ったりボールを出したりということができる素晴らしいチームだと思います。開始間もない時間帯、まだゲームのリズムができていない段階で我々がどこまで相手を追い込んでチャンスをものにするか?奇襲とまでは言いませんが早い時間で相手に打ち克つだけのメンタリティで臨んだ結果、前半に2得点し、欲を言えば3点目を取れれば楽な試合に出来たと思いますが、やはり決めるべきところを決められない荒さ、精度の低さがあらわになった試合だったと思います。

 

インタビュアー:新体制になってから取り組んだこと、声をかけられたこと、どんなことをされましたか?

山本監督代行:特に私が何かをするというよりも、選手たちが自主的に・能動的にやってくれています。こういった素晴らしい環境でサッカーができることへの感謝やありがたさを感じながら「受動的」に動くのではなく、自分たちで歩む、前に進むということを塩谷キャプテンを中心にやってくれました。そこで歯車が噛み合い、スタッフたちの役割も潤滑油のように機能してこの2週間でチームの車輪が少しずつ回り始めたと感じています。

 


山本監督代行、勝利の瞬間に力のこもったガッツポーズ!

 

VTM:新体制で2試合目、システムなどが変わったところがありますが練習の中で “新たに” 取り組んだことはありますか?

山本監督代行:武蔵野戦を振り返ると、得点に至るまで3本のパスが通っていました。それまではミスをしたり、相手のミスがあったり、その繰り返しの中で「ミスをしたこと」に一番最初に気づくのはミスした本人なんです。ボールロストしたり、ヘディングで負けたり、その瞬間に切り替えてコンマ数秒でも速く自分の責任の中でボールを取り返す。これがないといくら組織を作っても成立しません。それでもダメなときがあって、そんなときに誰かがカバーしてくれたり、攻撃の際に追い越してくれたり、そういったプラスの効果が出始めていると感じています。ちょっとした単純なことの繰り返しだと思いますがそこを徹底しています。

 

VTM:今節、ゾーンで守り極端なプレスをかけずにオーソドックスかつシンプルなサッカーで勝利しました。後半は相手がそれを上回ってきて苦しい時間が続きました。次の監督が決まっていない中で、これからの試合は何を武器・強みにして闘っていきますか?

山本監督代行:個々の能力をベースにしながら基本に忠実なサッカーを続けていきます。相手の攻撃になった時、ボールを奪う場所、タイミングを共有していきます。魚を網に追い込むようにするわけですが網を抜けてしまうこともあります。しかし継続してそれをやり続けるメンタリティが大切なポイントになってくると思っています。

今日の失点シーンについては対処はしているものの、水谷選手のキックモーションにつっかけずに外に追い込みたかった、しかしシュートを打たれると思うと行ってしまって抜かれる。これはあの場面だけではなく少し前からの課題としていました。しっかりとコースを塞いで体に当ててでも防ぐ、そういった基本に忠実なプレーをやっていこうと思います。

 

記者:山本GMとして今季の目標をあらためてお聞かせください。

山本監督代行:当初掲げていたのは「優勝して昇格」という目標でした。優勝についてはもちろん可能性がゼロではありませんが現実的には遠くなってしまいました。一方、4位以内というのは今日を含めて19試合ありますので、勝利を重ねていけば届かない目標ではありません。そこはチームとしてブレることなく目標を目指して行きます。

記者:後任の監督についてですが、現時点で候補者・進捗などお聞かせいただけますか?

山本監督代行:いま具体的にお話できることはありません。可及的速やかに決められるよう動いているといった状況です。

 


精神面でも選手たちの頼れるサポート役、和波コーチ

 

記者:監督代行として急遽チームを率いることになったわけですが、25年ぶりにチームを率いるのはいかがでしたか?

山本監督代行:全く想像もしていなかった仕事ですが、これだけ多くの方々のサポートを頂いているなかで「できない」という答えの選択肢はなく、悩みながらもお受けしました。いざやってみると、昔やっていたとはいえ非常に難しいもので、日々動いている選手の調子も含めてコミュニケーションを取りながら、どうすればベストミックスが生まれるのか?さらには自分たちのサッカーはこうしたいけれども相手との力関係の中でどの選手を起用すればストロングポイントを出せるのか?相手のストロングポイントを消すには誰をぶつければよいのか?そんなことを考えながらこの歳になって新たな勉強をさせてもらっているととらえてやっているところです。

今日は本当にありがとうございました。

 

試合終了後・塩谷キャプテンコメント

 

塩谷仁選手・試合総括:最初は天候がどうなるかわからないと思っていまして、マルヤス戦のときのような雨を想定していました。(それも踏まえて試合内容含め)気持ちの部分を大切にして闘おうと全員で話していましたので、それについてはピッチの上で体現できていたと思います。

インタビュアー:新体制になって2試合目ですが、チームの中で士気を高めるためにやっていることなどありますか?

塩谷選手:シーズン中での監督交代を経験している選手はあまり多くないと思います。山本GMが監督代行として指揮してくれている中で、選手同士での会話がとても増えました。どうやるのかを選手同士で話し合い、コミュニケーションを多く取ることでチームとして闘えていると感じています。

 


誰よりもポジティブ、かつ強い気持ちを武器に闘う若きキャプテン塩谷仁

 

VTM:山本監督代行のシンプルなサッカーのもとで選手の能力・判断に任される場面が多くなったと思います。個々の特徴が見えることでヴィアティン三重には能力の高い選手が多かったことにもあらためて気付かされました。この2週間、塩谷選手が気づいたこのチームの良さ、個々の良さなど個人名を出して頂いても構いませんので教えて下さい。

塩谷選手:一緒にプレーしていて日頃からみんなの良いところ、特徴をたくさん感じています。そして選手に任せられている分、個々の能力が見えてくるとは思うのですが、誰がどうということではなく、チーム内での競争が生まれてきたことが良い部分だと思います。この2試合、メンバーが変わって臨んだ中でも連勝することができました。それはチーム内での競争が激しくなっているということも要因だと思っています。

VTM:塩谷選手自身も決して安泰というわけではないと思いますが、個人としてのモチベーションはいかがでしょうか?

塩谷選手:それはサッカーをやっていく上で絶対にあることだと思っています。その中で自分には何ができるのか?チームにとって必要な選手であることが、サッカー選手として最も大切なことだと思っています。

 

記者:シーズン中での監督解任を経て、キャプテンとしてはどのような声掛けをされましたか?

塩谷選手:わりとキャプテンとして何かをやるということはあまりなく、「やるしかないんだ!」ということは選手同士で共有できていました。その中で先頭に立ちながら、ノガさんや坂井さんらの先輩が副キャプテンとしてサポートしてくれますので、うまくやっていけていると思っています。選手同士の関係はもともとすごく良いので、ピッチ上でボールを通じてコミュニケーションがちゃんと取れれば今日のような結果が出せると思っています。

 

インタビュアー:次節アウェーでのFC大阪戦、そして鈴鹿ポイントゲッターズとの三重ダービーと続きます。その意気込みとファン・サポーターのみなさんへのメッセージをお願いします。

塩谷選手:今日は今季ホーム初勝利ということですが、これまで選手たちは苦しんできたと思いますし、スタッフもそうです。そして一番はスタジアムに来てくださるサポーターの皆さんが悔しい思いをされてきたと思います。僕たち選手としては申し訳ない気持ちでいっぱいでした。その中でもここまで諦めずにひたむきに闘うことができましたので、今日の勝ちはヴィアティン三重に関わる人たち全員の勝利だと思っています。

まずはアウェーでFC大阪との対戦ですが、とても良いチームですのでしっかりと勝って帰ってきて、勢いを付けて三重ダービーに臨みたいと思います。そして三重ダービーはホームで、ヴィアティン三重に関わる全ての人達とともに勝利したいと思っています。

今日も応援ありがとうございました。

 

試合終了後・ラインメール青森、安達監督コメント

 

ラインメール青森・安達監督・試合総括:青森と比べると暑くて湿気も多く我々にとっては難しいコンディションでした。その影響が多少はあったのかもしれませんが、簡単なミスが多く特に攻撃のところで簡単なパスミスが多かったです。本来であればそこでしっかりとボールを繋ぎながらサッカーすることを目指していますので、そこの部分が気になったところ、普段どおりに出来なかったところが悔しいです。

先に1点、2点と取られてしまったので、もう少し早く1点返せたら、前半のうちにセットプレーでもなんでも返せたら、また流れを引き戻せたと思います。そこが残念です。

 

インタビュアー:足立監督から見たヴィアティン三重の印象、とくに印象に残った選手は居ますか?

安達監督:得点にもからみましたが⑨酒井達磨選手は力強さと速さがありました。さらには⑱佐藤洸一選手とのところは警戒していたのですが、その二人にボールを収められるのはイヤなところでした。

VTM:ヴィアティン三重は監督が代わって2試合目でした。システムも変わったり情報が少ないなかでどんな対策をされましたか?

安達監督:新しい体制になって何かが変わるだろうとは思っていましたが、まだ代わってから試合数が少ないので、その中で今までの傾向を見ながら、やはりボールを保持できるチームですし、システムを流動的に変えてくると思っていたのでそのあたりは気をつけようとミーティングでは話していました。

今日はありがとうございました。

 

前半・序盤に連続ゴール、余裕あるプレーで相手のペースを乱す

 

新体制となって2週間が経過し2試合目を迎えた。前節・東京武蔵野戦ではスタメンに入っていた㉘寺下裕貴がサブ、キャプテン⑦塩谷仁がスタメンに復帰。サブには②大竹陸・⑧澤朋哉が復帰、チーム内でのポジション争いが伺える。試合開始からボールを保持する青森に対し、闇雲にプレスをかけずにゾーンディフェンスを敷くヴィアティン。間合いを計り、相手にもたせてボール奪取のタイミングを待つ。狙いどころ絞った守備でパスカット、一気に前線に運ぶ。

12分、右サイドからのスローインを受けた⑱佐藤洸一が反転し⑨酒井達磨との連携でゴール前に持ち込みクロスを上げる。相手DFがクリアしたボールに再び佐藤、高さを活かして中に折り返し酒井が落として詰めたのは⑤菅野哲也!それぞれが感じ合って繋ぎ、見事な先制ゴール!

 

続く18分、自陣でボールを奪い⑤菅野に預けて一気にドリブルで持ち上がる、スピードに乗ったまま左に開いた⑨酒井達磨にパス、相手DFと駆け引きしながら深いところまで持ち込みシュートを打つかと思いきやリターン、走り込んだ⑩山藤に合わせる。足元に引っかかったかに見えたがさすがの山藤、利き足の左足ですくい上げて倒れたキーパーの上を越す技ありゴール、見事なスピードとイマジネーションで追加点を奪った。

 

このあとも互いに攻め合い何度かチャンスを迎える。以前はやや窮屈に見えたヴィアティンの陣形は、コンパクトに保ちながらも余裕を感じさせる。余裕を持った守備のおかげでボールを奪ったあとの切り替えが速く、ゴール前に人数をかけやすくなりチャンスメイク。

 

さらには2ゴールに絡んだ昨シーズンJFL得点王・⑨酒井達磨がミドルを狙う。個々の持ち味を活かしたプレーが随所に見られ、緩急をつけた試合運びで相手のペースを崩す。惜しくもポストに嫌われた酒井のミドル、強烈な金属音に会場がどよめく。

 

後半・試合巧者青森の攻めに翻弄され終盤に失点、しかし守りきって勝利!

 

ゆったりと守るヴィアティンに対し、ハーフタイムで修正をしてきた青森、ボール回しに緩急をつけて僅かなズレを突いてくる。サイドに大きく開き、時には中央で正確な速い縦パスを通してゴール前に迫る。しかしヴィアティンは以前のようにリスクを犯してサイドの裏を取られるような場面はなく、④寺田・③穂積・㉝奥村のスリーバックが落ち着いて対処。GK㉑加藤大喜も良い反応を見せる。

 

しかし84分、猛攻を仕掛ける青森、前半からキレのあるドリブルでチャンスを作っていた⑨水谷侑暉選手に決められてしまう。僅かな駆け引きで上回った水谷選手はご存じの方も多いであろう地元桑名市出身、見事な凱旋ゴールで1点差に迫る(水谷選手はFC桑名出身、この試合のボールパーソンはそのFC桑名の選手たちが務めてくれました!)。

そこからも青森の猛攻は続くが途中から入った⑰野垣内・㉜井上丈・㉘寺下・⑧澤らが疲れが見え始めたチームに再び息を吹き込み持ちこたえる。焦る青森に対ししっかりと時間を使って凌ぎきってタイムアップ、貴重な貴重な勝点3を手にした。

 

 

東京武蔵野戦につづく二連勝。高い技術とチーム力を誇る青森相手に、最後はギリギリでの勝利だった。山本監督代行が試合後会見で言っていたとおり、今は基本に忠実、オーソドックスでシンプルな約束事のみを徹底し、個々の持ち味を十分に発揮することで補完・成立するサッカーでチーム状態を立て直している。今はこのシステムでの情報が少なく、選手起用も流動的でいまのところ対策されにくいかもしれないが、シンプルなだけに徐々に対策され苦しくなることも考えられる。

しかし我らがヴィアティン三重の選手たちは活き活きとプレーし、自分たち自身そして仲間を信頼してチームの可能性を何倍にも引き上げてくれるような期待感がある。約束事がシンプルになった分、ピッチ上に飛び交う選手たちの声が圧倒的に増えた。昇格するためにここに集まってきた選手たち。いまこそその能力を発揮し、相手の想像を超えていって欲しい。研究・対策されるのであれば、それを超え突破するのみ。

目標はブレない、行くぞJ。
みんなで必ず突破しよう、
ココロひとつにヴィアティン三重。

 

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