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アウェー奈良で勝ち切り今季3勝目!

2021年05月16日 

 

前半12分、⑤菅野哲也が左脚を振り抜きゴールネットを揺らした。今季、奈良クラブからヴィアティン三重に移籍、古巣相手に鮮やかな先制弾を放った菅野は前節に続く今季2ゴール目。そして㉔池田がエリア内で倒されPK獲得、㉜井上丈が落ち着いて決めて追加点、後半に1点返されるも全員が身体を張って、粘って粘って勝ち切り、貴重な勝点3を手にした。

 

● 奈良クラブ 1-2 ヴィアティン三重 ○
(前半 0-2|後半 1-0)

  • 12分:⑤菅野哲也・ヴィアティン三重
  • 37分:㉜井上 丈(PK)・ヴィアティン三重
  • 59分:⑳片岡 爽・奈良クラブ

 

第23回 JFL第9節・スターティングメンバー紹介

 

試合終了後・上野監督会見

 

上野監督・試合総括:今日は700名を超える観客に来て頂き、コロナが増えてきている中での試合運営含め本当にありがとうございました。試合については、2点先制して良い流れで前半を終えました。ハーフタイムに2-0というのは怖いスコアなので、入りの5分を集中して失点せずに前半と同じことをやり続けていこうと全員で話しました。にも関わらず失点し、最後は少しバタついてしまったと思います。

奈良クラブさんは力のあるチームですので、後半は危ない場面がたくさんありましたけれども、選手たちが最後まで身体を張ってくれて勝ち切ることができました。選手たちは本当に良くやってくれたと思います。

 

VTM:先ほど言われたように前半は良い流れで終えたものの後半は失点もあり、かなり押し込まれたように思います。具体的に両チームにどんな変化があって後半押し込まれてしまう状況になったのでしょうか?

 

上野監督:失点がきっかけだと思います。そこからバタついてしまった。難しいシュートではなかったと思うのですが、キーパーの判断が少し早かったのかもしれません。少しリフレクション(DFの足に跳ね返り)があったと思うのですが、タイミングがあわなかった。そこですこしムードが悪くなってしまったように感じます。しかしそこからピンチはありましたが、全員で勝ち切ることができました。最後は森建太のファインセーブもありましたので、良くやってくれたと思います。

 

VTM:前半はかなり良い試合運びだったと思うのですが、良かった点はどこでしょうか?

 

上野監督:全員がたくさん動いたことだと思います。攻撃もプレスも、フォアチェック(前線からのプレス)も全員がよく動いて、出足も良かったですしやるべきことをやった結果だと思います。

 

VTM:前半のPKの場面ですが井上丈選手がキッカーを務めました。少し意外な感じがしたのですが(丈選手ゴメンナサイ)どのように決めたのでしょうか?

 

上野監督:いえ、チームで決めていました。井上がずっと練習していますので、あらかじめ決めていました。

今日はありがとうございました。

 

奈良クラブ:フリアン・マリン・バサロ監督会見

 

フリアン・マリン・バサロ監督・試合総括(スペインからリモートにて会見・一部抜粋):今日の試合は前半と後半に分けて分析することができると思います。前半の内容については試合を見ているファン、そしてスポンサーの皆さんに申し訳なく思っています。選手たちは奈良クラブのユニフォームを着るにふさわしくないプレーをしてしまった。後半についてはファンやスポンサーのみなさんを満足させられる試合内容で、もっと会場に足を運んでくれるファンを増やすことができるような内容だったと思います。後半は本当に魅力的なプレーができたと思います。後半はハイプレスができ、しっかりとボールを奪い、デュエルでも勝てていた、ディフェンスラインを押し上げてコンパクトに闘えていた、前半とは違う試合運びが出来たと思います。

(中略)おそらくみなさんはゴールが取れていないことを心配されていると思います、今日は森俊介の良いプレーがありましたし、桑島良汰が怪我から戻ってきました、長島滉大の加入も含めて今後に期待できると思います。

ヴィアティン三重さんについてはマンツーマンで個人についてくるチームだと分析していました。特に33番の選手(奥村泰地)においてはジャンプ力があり、プレスをかけてライン側に出てくるというのを知っていましたので前線で3対3の状況ができると分析していました。前半はもっとそこを突いていけると良かったのですが、後半はそこからうまく攻撃出来たのではないかと思います。また、長身の選手が多くセットプレーに気をつける必要があると考えていました。最初の失点については二度クリアできる状況があったにも関わらずクリアできなかった、そこについては残念に思っています。さらには菅野選手についても良いミドルシュートを持っていると分析していたのですが、彼にシュートを打たせてしまった、守り切れなかったところは許すべきではない点です。

 

前半・菅野の先制弾、井上のPKで追加点!

 

前節に続き雨模様となった第9節はロートフィールド奈良でのアウェーゲーム。今節は⑱佐藤洸一がスタメンに名を連ね、古巣対決となる⑤菅野哲也とのツートップ、菅野は前節からの連続ゴールに期待がかかる。試合開始から各選手が良い距離感を保ちながらボールを保持する。相手のプレスがやや弱かったこともあり自由にボールを繋ぎチャンスを作る。

12分・左からのコーナキックを⑯橋本拓門が蹴る。相手に弾かれたボールを拾い⑩山藤健太が中へ入れる。㉝奥村泰地が弾いたボールがエリアの外に転がりそのボールをダイレクトで⑤菅野がシュート!ややアウトに回転がかかったボールは相手GKの手をかすめてゴールネットに突き刺さる!今季奈良クラブから移籍新加入の⑤菅野哲也が見事先制。

 

 

その後もテンポ良くボールを繋ぎ何度かチャンスを作る。時折ロングボールに抜けたされピンチを迎えるが相手の決定機には至らない。そして迎えた37分、再三右サイドから仕掛けていた㉔池田直樹がエリア内で倒されPK獲得。キッカーは㉜井上丈。これを落ち着いて蹴り込み追加点、2点リードで前半を終える。

 

 

 

後半・59分に失点、相手の勢いを凌ぎ切って勝ち切る

後半・序盤に数回チャンスを迎えるが決めきれない。そして一転して相手ペースに。相手のプレッシャーが強くなり、前半は繋がっていたパスが繋がらない。前半は拾えていたセカンドボールも拾えず苦しい場面が増える。59分、ピッチ中央付近でボールを失い一気にゴール前へ運ばれる、そしてゴール右から蹴り込まれ失点。

 

 

その後はやや間延びし防戦一方に。76分、80分と立て続けに選手交代を行い、86分に⑰野垣内を投入して交代枠を使い切る。終盤は全員が身体を張って闘う。前線から必死にプレスをかける⑥坂井将吾、90分走り続けるキャプテン⑦塩谷仁、手をたたきチームメイトを鼓舞する③穂積諒、再三のピンチを気迫で乗り切る。ベンチもスタンドのサポーターも固唾を呑んで見守る。勝点3への執念は途切れることなくタイムアップ、大事な大事な一戦で勝利を手にした。

 

 

前半は全員がよく動きボールを繋ぎ、厚みのある攻撃からチャンスを作った。一転して後半は受け身に回ってしまい失点、苦しい場面を何度も凌いでなんとか勝ち切った。

余談になるが、筆者はピッチサイドで写真を撮りながら戦況を追っている。前半は相手のプレスを受ける前にボールを捌き、コンパクトな距離感を保つことで相手のプレスが掛かる前にボールを回す事ができていた。こういう試合運びが出来ている試合ではボールを持った選手の写真が撮りやすい。しかし後半は相手のプレスが速くなったことと、味方同士の距離が遠くなり判断の遅れが目立った。そうなるとカメラで追っても相手選手に遮られることとなる。従って後半の写真は極端に枚数が減る。

当然ではあるが、良い試合をすると良い写真が増え、苦しい試合になると良い写真は減る。今節の前半と後半の写真の撮れ高を比較すると後半はざっくり前半の半分以下だった。試合には流れや波があるものだが、この先の試合で勝点を積み重ねるには悪い流れになった後でも引き戻せるプレー、役割、キャラクターが必要になる。

90分通して試合をコントロールする、そしてメンタル面も含めてゲームリーディングをした上で勝利を掴みたい。今日の収穫を次にも繋げて欲しい。ONE HEART VEERTIEN!

 

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公式記録

NEXT MATCH 5/30 日 vs FCティアモ枚方

  • 第23回 日本フットボールリーグ 第10節
  • 試合日程:2021年5月30日(日)
  • 対戦相手:FCティアモ枚方
  • 試合会場:朝日ガスエナジー東員スタジアム
  • 開始時間:13:00キックオフ